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更新日:2021.04.05旅グルメ

希少部位をリーズナブルに、好みに合わせた切り方で提供する名店|【炭火七輪焼肉 糸桜】神戸・元町

神戸・元町駅から徒歩5分の場所にある【炭火七輪焼肉 糸桜】は、グルメ通も足を運ぶ名店。希少部位が豊富に盛られた炭火焼肉を、驚くほどリーズナブルな価格で楽しめます。目利きの店主が選び抜いた肉を、お客の好みに合わせて口どけや食感を計算して切り分け提供してくれる、隠れ家的なお店です。

お勧め六種盛り

幼い頃から学んだ目利きで、極上の肉を提供

    店主の華麗な包丁捌きを間近に眺めることができる、一枚板のカウンター席

    店主の華麗な包丁捌きを間近に眺めることができる、一枚板のカウンター席

お店があるのは、下町の風情が残るエリア。JR神戸駅から徒歩5分、神戸高速鉄道西元町駅からは徒歩1分の立地です。

    内観

    落ち着いた雰囲気で、美味しいものをゆっくり味わうことができるお店。デートや接待にもぴったりです

店主の岸田好純さんは、明治創業の老舗肉店の跡取りで、幼い頃から目利きの技術を父に学んだサラブレッド。そんな岸田さんが選び抜いた、希少部位や極上の肉を炭火焼きで堪能できます。

希少部位9種をひと切れずつ食べ比べ

    『お勧め9種盛り合わせ』一人前3,575円(税込)※写真は2人前 この日の9種の中には、神戸牛のロースや特選牛のたん下カルビも

    『お勧め9種盛り合わせ』一人前3,575円(税込)※写真は2人前 この日の9種の中には、神戸牛のロースや特選牛のたん下カルビも

こちらでまず味わってほしいのが、『お勧め9種盛り合わせ』。ジューシーでこの上ないやわらかさが魅力の神戸ビーフのイチボ、鹿児島黒牛のヘレなど、日替りで入手困難な希少部位9種が勢ぞろい。ひと切れずつ、たくさんの種類を味わえるので、女性からも喜ばれています。

    箸でちぎれるほどやわらかい『シャトーブリアン』150g 4,950円(税込)。肉の味わい方は、レモン汁または自家製グレイビーソース2種から部位や好みに合わせて

    箸でちぎれるほどやわらかい『シャトーブリアン』150g 4,950円(税込)。肉の味わい方は、レモン汁または自家製グレイビーソース2種から部位や好みに合わせて

こちらは、希少部位の王者として人気の『シャトーブリアン』。市価の半額以下で味わえるのがうれしいところ。赤身ながら、口にした途端に肉汁があふれ、肉本来の旨味が口いっぱいに広がります。

    『ホルモンミックス』一人前677円(税込)※写真は2人前 この日は、やわらかくふわりとした食感のシビレや、噛むほどに甘味が染み出すマルチョウも

    『ホルモンミックス』一人前677円(税込)※写真は2人前 この日は、やわらかくふわりとした食感のシビレや、噛むほどに甘味が染み出すマルチョウも

続いての『ホルモンミックス』は、運ばれてきた瞬間、そのカラフルな盛り付けに魅了されるひと品。食感が心地いいハチノスから、なめらかな脂がやみつきになるアカセンまで、日替りの10種が盛られます。とても同じ牛肉とは思えないほど味わいや食感が様々で、焼肉の奥深さが感じられます。

ほかにも、ナムルやカルパッチョ、ユッケなどの一品メニューや、〆のチャーハン、冷麺なども充実しています。

    ワインはG660円(税込)~。写真は、スペイン産のフルボディ『ヴィレタデソラーノ テンプラニーニョ』G770円(写真右、税込)ほか

    ワインはG660円(税込)~。写真は、スペイン産のフルボディ『ヴィレタデソラーノ テンプラニーニョ』G770円(写真右、税込)ほか

ドリンクは、スペイン、フランス、イタリア、ドイツなど、約15種ほどの幅広い産地のワインをはじめ、ビールやチューハイが揃います。

「お客様の顔を見てから」人に合った切り方で提供

    神戸牛のサガリ、ロース、上カルビなど極上の肉を常に揃えています

    神戸牛のサガリ、ロース、上カルビなど極上の肉を常に揃えています

肉の仕入れは、長年信頼をおく専門卸が吟味したものの中から、岸田さんがさらに厳選。まずは色目と触れた感触で肉質や鮮度を見極め、一定の基準を満たした上で試食して味を確めるそう。そんな極上の肉を他より手頃に提供できるのは、老舗肉店で培った独自ルートによるものです。

    店主の岸田好純さん

    店主の岸田好純さん

こだわりは、「とにかく味重視」という岸田さんの言葉通り、提供時は、部位ごとにおいしさを引き出すのはもちろん、注文が入ってから、客の年齢や好みを考慮して切り方を変えています。一人ひとりに合わせて口どけや食感を計算し、隠し包丁を入れ、形や大きさも変える徹底ぶり。丁寧な仕事と繊細な味わいが、舌の肥えたファンの心をとらえて離しません。

この記事を作った人

笹間聖子(フリーライター)

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