ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2021.04.10デート・会食

西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間|【寿修(じゅしゅう)】西麻布

表参道駅から徒歩10分ほど、乃木坂や広尾からも近い西麻布にある【寿修(じゅしゅう)】。ここは、九州の食材をつかい、大阪で腕を磨いた店主による“関西割烹”が楽しめる日本料理店。デートや接待など、少し特別な日の食事にぴったりです。

壽修の内観

西麻布の隠れ家店で“関西割烹”を楽しむ特別な時間

    ミシュラン2つ星店の寿修の外観

    西麻布の住宅街にひっそりと佇む小さな店

お店があるのは根津美術館の交差点から5分ほど進んだ先。人通りもまばらな西麻布の住宅街の一角で、屋号の看板も小さく、ともすれば見落としてしまいそうな店構えが、デートにもぴったりな隠れ家の雰囲気を演出しています。

    ミシュラン2つ星店の寿修の内観

    目の前で繰り広げられる見事な職人技も楽しみのひとつ

カウンターを中心とした約10坪の店内は、天井が高く広々と感じられる居心地のいい空間で、接待や少し特別な日の食事などにもぴったりです。数寄屋風のインテリアに、あえてヨーロッパ風に設えた板張りの床も違和感なく調和しています。

食材や器との相性で輝きを増す、計算されたコース料理

ここで楽しめるのは、大阪で腕を磨いた店主の先崎真朗さんによる関西割烹。出身地である九州の食材をふんだんにつかったコース料理を提供しています。

料理自体はいたってシンプルでありながら、食材の組み合わせや器のチョイスで華やかさも演出。ここからはコースの中の一例をご紹介します。

コース料理:おまかせ 15,000円~

    まろやかな酸味が素材を引き立てる『毛蟹とウニの土佐酢和え』

    まろやかな酸味が素材を引き立てる『毛蟹とウニの土佐酢和え』

先付けの一例『毛蟹とウニの土佐酢和え』。酢に鰹出汁や柑橘を加えて仕立てる土佐酢と、旨み濃い旬の魚介が絶妙な相性です。

    甘みある野菜と蟹を出汁が包み込む『蟹真丈 蕪のみぞれ仕立て』

    甘みある野菜と蟹を出汁が包み込む『蟹真丈 蕪のみぞれ仕立て』

伝統的な懐石のなかで、先崎さんが特にこだわるという『お椀』の一例。この日は松葉ガニの真丈と聖護院大根、椎茸、金時菜、めかぶを、蕪をおろしたみぞれで仕立てた逸品。上品な出汁の風味が活きた極上の味わいです。

    肉の旨みがダイレクトに伝わる『佐賀牛イチボの炭火焼き』

    肉の旨みがダイレクトに伝わる『佐賀牛イチボの炭火焼き』

焼き物の一例。この日は上質な佐賀牛を炭火でじっくりと焼き上げた『佐賀牛イチボの炭火焼き』でした。塩または出汁醤油で味わいます。

日本酒は佐賀の地酒を中心に、常時14~15種

    日本酒

    料理に合わせる日本酒は、「鍋島」や「東鶴」を中心に充実のラインナップ

日本酒は純米から大吟醸まで常時14~15種類が並びます。特に先崎さんの出身地である佐賀の地酒「鍋島」と「東鶴」は、充実のラインナップ。さりげない対話を通して好みのものを提供してくれるので、迷ったらオススメを聞いてみてください。

黒子に徹しつつ適度な会話のなかからゲストの好みや要望を汲み取ってくれる【寿修】。大切な人との食事や、特別な日を過ごすのにぴったりのお店です。

料理人プロフィール:先崎真朗さん

    1976年、佐賀県生まれ。調理師学校では西洋料理の道を希望するも、大阪・北新地の割烹【斗々屋】の料理に衝撃を受け日本料理へ転向。【斗々屋】に入店し9年間修業を積む。その後東京に移り和食店、寿司店などで腕を磨いた後、2010年に西麻布の閑静な住宅街に【寿修】を開店、ミシュラン2つ星を獲得する。

    1976年、佐賀県生まれ。調理師学校では西洋料理の道を希望するも、大阪・北新地の割烹【斗々屋】の料理に衝撃を受け日本料理へ転向。【斗々屋】に入店し9年間修業を積む。その後東京に移り和食店、寿司店などで腕を磨いた後、2010年に西麻布の閑静な住宅街に【寿修】を開店、ミシュラン2つ星を獲得する。

※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください

この記事を作った人

ヒトサラ編集部

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(11/26~12/2)

エリアから探す