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更新日:2024.07.12食トレンド 旅グルメ

価値のある一杯を。世界から訪れるスペシャルティコーヒーとの出合いの場【GLITCH COFFEE GINZA】

シングルオリジンに拘りを持ち、ライトロースト、トップオブトップのスペシャルティコーヒーを提供し続けるシングルオリジンコーヒー専門店【GLITCH COFFEE & ROASTERS(グリッチコーヒーアンドロースターズ)】。その4店舗目にあたる【GLITCH COFFEE GINZA(グリッチコーヒーギンザ)】には、連日国内外から訪れる人の足が絶えません。

【グリッチコーヒー ギンザ】

海外のコーヒー好きたちからも注目の一軒に

東銀座駅から、築地方面へと歩いてほどなく。朝からずらりとのびる行列の先にあるのが、人気の絶えないシングルオリジンコーヒー専門店【GLITCH COFFEE GINZA】です。黒を基調としたスタイリッシュなデザインのお店の前に並んでいるのは、見るとほぼ外国人の方々。さっそく様々な言語が飛び交う列に並び一緒に待っていると、まるで自分が海外旅行をしているかのような少し特別な感覚に。

    【グリッチコーヒー ギンザ】

    路面にはテイクアウトの注文も可能な窓が開き、訪れた人たちを出迎えてくれます

9時、オープン時間になると、道に面した窓が開き最初の接客が始まります。流暢な英語で接客がスムーズに進んでいく様子を見ると、この客層の大半が外国人で占めているという状況は、どうやら今に始まったことではない様子。

イートイン・テイクアウトや飲み方の希望を伝えた後、順に店内へと案内されていきます。

    GLITCH COFFEE GINZA

    海外からの旅行客にも合わせた接客で、国内外から注目を集めている【GLITCH COFFEE GINZA】店内の様子

さて、なぜこのお店には、こんなにも海外からの観光客が多いのか。シンプルな疑問をお聞きしてみると、その理由の1つには“ハンドドリップ”が関係しているのだそうです。日本に住んでいると気づきにくいかもしれませんが、昔から喫茶店の文化がある日本ではコーヒーをハンドドリップで淹れていく文化が根付いていますが、専用のマシンを使い短時間で抽出するエスプレッソが多く飲まれている外国の方々から見ると、ハンドドリップは日本特有の文化という位置づけにあるのだそう。そのスペシャルな体験を、銀座という好アクセスで訪れることができることも銀座店ならではの特徴かもしれません。

また丁寧さや味覚の繊細さから日本人のバリスタに対する世界からの注目度も高く、そうした背景からハンドドリップに加え「農園や生産者、豆の個性を出すために」「シングルオリジンの」「浅いりだけを採用」などと妥協のないこだわりを持つGLITCH COFFEEの存在が、海外のコーヒー好きたちの耳に入り広まっていったのではないでしょうか。

コーヒーのおいしさを突き詰めて

    GLITCH COFFEE GINZA

    店内に並ぶコーヒー豆。バリスタへ好みを伝え、オススメの豆をピックアップして頂くことも可能。時期によりラインナップは変わります

先にも少し触れた通り、【GLITCH COFFEE GINZA】ならではのコーヒーに対する拘りがあります。それが、豆ごとに変わる味わいだけでなく、その豆の産地、さらには農園ごとの違いや育つ環境、育てた方の考え方までもをコーヒー一杯の中へ落とし込んでいくというもの。それを実現する工程として、シングルオリジン(単一農園)で豆を揃え、焙煎は浅いりだけに限定する、という内容がこれまでずっと守られてきています。

バリスタによるこうした“味わいの情報”を、より飲む方たちに伝わりやすくする工夫として、コーヒーの横には一枚のカードが添えられています。エリアや生産者、フレーバーなどが記載されており、バリスタの説明とともに味わいながらカードを見ることで、より深く一杯への理解を深めていくことができるようになっています。

こうした幾つもの拘りが合わさり、「限りある時間の為の価値のある一杯を提供する」というお店のコンセプトに繋がっているようです。

    GLITCH COFFEE GINZA

    コーヒーの横に添えられる一枚のカード。味わうに加え、聞いて、見て、コーヒーへの理解を深めていく

世界中から集まるスペシャルな豆、世界中から集まる人々。それらを「日本から世界に」と発信し続けるGLITCH COFFEEは、今後も人々を魅了し続けることでしょう。

この記事を作った人

鈴アヤ(ヒトサラ編集部)

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