ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2024.01.31食トレンド

ぜひ訪れたい!「ミシュラン一つ星を獲得した」注目のお店

飲食店を星の数で評価する「ミシュランガイド東京2024」に掲載されたお店って気になりますよね。その中から今回は、2024年に新たに一つ星の評価を得たお店からセレクト。予約してから訪れたい、魅力的なお店ばかりをご紹介します。

ぜひ訪れたい!「ミシュラン一つ星を獲得した」注目のお店

【MAZ】赤坂見附/ペルー料理

日本の食材も織り交ぜペルーの生物多様性を表現、未来につなぐ

    MAZの料理

    『アマゾニア(海抜750m)』

「ラテンアメリカ ベストレストラン50 2021」でも南米No.1に輝いた【セントラル】のヴィルヒリオ・マルティネスシェフがペルーに伝わる食の豊かさを伝える【MAZ】が、東京ガーデンテラス紀尾井町にあります。着目すべきは、メニューに「標高」が表記されている点。ペルーの生態系の多様性は標高によるところが大きく、それらを考慮しつつペルーの自然を表現した【MAZ】オリジナルの料理をいただけます。

    MAZの内観

    ペルーで古代から使われてきたトトラ葦を使ったアートが飾られたモダンな店内

気になるのはペルー産の天然素材を使った寛げるインテリア。「水との関わり」をテーマに、ペルーの湿地帯に育つ葦の仲間を使ったアートピース、 栃と栗を使ったテーブルをセッティングしています。ともにセントラルの美意識を日本の伝統素材で表現したもの。五感を研ぎ澄ませて向き合いたい、そんなお店です。

【Restaurant Kabi】武蔵小山/創作料理

新しい味覚の連続。次なる時代を予感させるレストラン

    Restaurant Kabiの料理

    一週間熟成のヒラメの炭火焼きに水菜と春菊のソテーを添えて。

20代のシェフとソムリエによる【kabi】は、食の新たな面白さを提案するレストラン。シェフを務める安田翔平氏は、コペンハーゲンとボーンホルム島の2カ所に店をもつ一ツ星レストラン【kadeau】で修行して帰国。ソムリエの江本賢太郎氏はメルボルンのイノベーティブレストラン【NORA】で、シェフソムリエを務めた逸材です。基本的には料理はおまかせコース一本ですが、週末の21時30分以降はアラカルトも注文可能です。

    Restaurant Kabiの内観

    古い日本家屋の一軒家を改装したモダンな店づくり

モルタルのフロアに映える一枚天板のテーブル、そして厨房とフルフラットの黒のカウンター。店内は薄暗く、通りに面したガラス張りの壁ごしに見える街の動きが、空間に少しの躍動感を与えてくれます。店内は日本家屋のつくりが残しつつも、まるでニューヨークのSOHO辺りにあるカジュアルダイナーのようなミニマルさを感じます。

予約カレンダー
カレンダーで他の日を見る

【飄香】広尾/中華

新生【飄香】は、高い次元で世界最先端の四川料理を生み出す井桁良樹シェフのアトリエ

    飄香の料理

    『琵琶』

2005年、東京・代々木上原にオープンした【飄香】。本店を広尾に移し、これまで積み上げてきたものを進化させています。オーナーシェフ・井桁良樹氏が生み出すのは、厳選した本場の香辛料や自家製の発酵調味料にこだわった料理。四川伝統の調理方法に加え、日本の食材の魅力を引き出した見た目も楽しい料理の数々を味わえます。

    飄香の内観

    美術品が飾られた落ち着いた空間

看板のない秘密めいた入口を向けて店内に入ると、井桁氏が今までコレクションしてきた美術品が飾られた落ち着いた空間になっています。ダイニングはキッチンをL字に囲むように配置。シェフが料理する姿や音、極上のスパイスや自家製調味料の豊かな香りを感じながら特別な時間を過ごせます。

【うぶか】四谷三丁目/和食

海老や蟹の美味しさを多彩な切り口で楽しめる甲殻類尽くしのコース

    うぶかの料理

    『車海老の刺身』

海老や蟹などの甲殻類が好きな人にはたまらないのが【うぶか】。いただけるのは、全10品からなるおまかせコースです。トリュフを散りばめた牡丹海老に、伊勢海老の和風ビスク仕立て、聖護院大根とズワイ蟹を合わせた椀、海老フライなど、多彩な調理で甲殻類の美味しさをさまざまに楽しませてくれます。

    うぶかの内観

    落ち着けるコンパクトな店内

わずか14席ほどの小さな店内ですが、ゆっくり落ち着ける雰囲気で居心地は抜群です。こぢんまりとシックな空間は、厨房から料理長の目が各テーブルに届くように設計。すべてのゲストに、最高のタイミングで料理が提供されるよう工夫されています。甲殻類好きのゲストを連れていきたくなるお店です。

【西麻布野口】乃木坂/和食

昔の仕事を大切にしつつ、新しさを加味した料理が持ち味。食べ疲れしない味が信条

    西麻布野口の料理

    『穴子の押し寿司』

【西麻布野口】は、銀座【小十】や神宮前【樋口】で研鑽を積んだ野口正太朗さんの独立店。郷土料理や行事食など古い仕事を大切にしながも、新しい食材や考え方を取り入れた現在のテイストを大切にしています。「お酒を飲まれる方が悪酔いしないように」と、コースの前半にちょっとしたご飯ものを出すのも野口さんのこだわり。

    西麻布野口の内観

    檜のカウンターが清々しい店内

入り口を開ければ、まずは掛け軸のかかった床の間があり、続いて数寄屋造りをイメージした静謐な空間が広がります。清々しい檜のカウンターにひときわ映える器は、澤口克典さんなど現代作家の作品を好んで用いるこだわりよう。コースは全14品と多いものの、メリハリがあり食後感は軽快。“食べ疲れしない味”が野口料理の信条です。

この記事を作った人

ヒトサラ編集部

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(4/28~5/4)

エリアから探す