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更新日:2018.02.02食トレンド

大人女子のバレンタインは、日本初上陸のパリ発人気ショコラトリーへ!

チョコレート専門店の注目はパリから上陸した人気ショコラトリー。青山の【ジャン-シャルル・ロシュー 東京】と広尾の【アルノー・ラエール広尾本店】です。店内に並ぶショコラはシックな味わいあり、キュートな見た目あり。「サロン・ド・ショコラ」やパリの店でしか買えなかった味が日本で手に入るとスイーツラバーの間で早くも話題に。グルメな友人への友チョコとしても、自分チョコにも、もちろん本命の彼にもおすすめのチョコレートに出会える2軒をショコラコーディネーターの市川歩美さんがご紹介します。

大人女子のバレンタインは、日本初上陸のパリ発人気ショコラトリーへ!

南青山の隠れ家的なショコラ空間
【ジャン-シャルル・ロシュー 東京】

    2018年1月18日、南青山5丁目にオープンした【ジャン-シャルル・ロシュー 東京】

    2018年1月18日、南青山5丁目にオープンした【ジャン-シャルル・ロシュー 東京】

フランスを中心に、世界の有名チョコレートブランドが集まる表参道・南青山エリアに、新たに【ジャン-シャルル・ロシュー 東京】がオープンしました。骨董通りから細い路地に入ると見つかる、隠れ家的なブティック。空想美術館をコンセプトにした店内にはサラ・ムーンや森山大道の作品が飾られ、パリの本店とは異なり、モダンなアートギャラリーのようです。

  • パリのエスプリを感じるショコラの数々

    パリのエスプリを感じるショコラの数々

  • ディスプレイされた、ロシュー氏によるチョコレート細工

    ディスプレイされた、ロシュー氏によるチョコレート細工

ショコラティエのJEAN-CHARLES ROCHOUX(ジャン-シャルル・ロシュー)は、フランス・リシュリュー生まれ。パリのレストラン【ギー・サヴォワ】を経て、有名チョコレート専門店【ミッシェル・ショーダン】に10年間在籍、2004年、パリ6区 ボンマルシェ付近のRue d‘Assas (アサス通り)に、自身のブティック【 JEAN-CHARLES ROCHOUX Chocolatier・Paris】をオープンしました。店内を彩るチョコレート細工はシリコンの型から作り出すという手作り。“アルチザン”としてのロシュー氏の精神が宿っています。

フランス直輸入のボンボンショコラは「SANSYO(山椒)」「LOUISE(バジル)」「BOACO(キャラメルムース)」などパリでも人気のフレーバー揃い(1粒一律350円)。シチュエーションに応じたサイズのボックスに詰め合わせられます。一粒から購入可能なので、カジュアルに自宅用にも。カカオの個性を活かしたタブレット各種、タルティネ、カルーセルを使って、ショコラを花びらのように削って味わう「カルーセル」も揃います。

  • フレッシュないちごをチョコレートでコーティングした「フルーツタブレット」。(3300円~ 季節によってフルーツが変わります)

    フレッシュないちごをチョコレートでコーティングした「フルーツタブレット」。(3300円~ 季節によってフルーツが変わります)

  • 「カルーセル」はロシュー氏の遊び心を感じる代表作(7000円・セット価格)

    「カルーセル」はロシュー氏の遊び心を感じる代表作(7000円・セット価格)

パリの本店で人気の生のフルーツを使った「フルーツタブレット」は、毎週土曜日30個、店頭で限定販売されます。美意識が高いアート空間で、定評あるパリのショコラを体験してください。

ジャン-シャルル・ロシュー 東京

住所:東京都港区南青山5丁目12-3 NOIRビル 1F
電話: 03-6805-0854
営業時間:11:00~20:00(不定休)
*イートインはありません

モンマルトルの有名ショコラと出会う
【アルノー・ラエール 広尾本店】

    2018年1月13日(土)にオープンした【アルノー・ラエール 広尾店】

    2018年1月13日(土)にオープンした【アルノー・ラエール 広尾店】

パリ18区 モンマルトルに本店を構えるパティスリー「アルノー・ラエール」が広尾にオープンしました。フランス大使館をはじめ、各国の大使館が集まるグローバルな街の一角。高級スーパーやフラワーショップが並ぶ通りに佇み、パリの本店を思わせる品格があります。

アルノー・ラエール氏はパリの老舗パティスリー【ペルティエ】【ダロワイヨ】【フォション】を経て、1997年に独立。2007年にはフランス国家最優秀職人章(M.O.F)を取得しています。

ラエール氏のレシピで作られるケーキ、焼き菓子、キャラメルも魅力ですが、チョコレート好きならぜひ知っておきたいのがこちらのショコラ。パリで手作りされるボンボンショコラは、コーティングが薄めでセンシティブ。代表作は、心地よい酸味が魅力のプレーンガナッシュ「ラエール」です。ピーカンナッツのプラリネ「パカンヌ」、アミノ酸やミネラルを含むブルターニュ地方の海藻のガナッシュ「ロスコフ」など、ショコラはどれも1粒で存在感があるので、1粒、2粒専用ボックスにセットしてプレゼントにしても素敵です。

  • 左/「ポップアート」 1944円(税込)はポップなカラーのキャラメル入りショコラ 

    左/「ポップアート」 1944円(税込)はポップなカラーのキャラメル入りショコラ 

  • 右/「フュメ セット」2916円(税込)は燻製の香りのガナッシュとプラリネのセット

    右/「フュメ セット」2916円(税込)は燻製の香りのガナッシュとプラリネのセット

ブナの木で燻製したマダガスカル産カカオのガナッシュ「フュモワ」と、燻製したアーモンドのプラリネ「ニュアージュ」(新作)が入った「フュメセット」やカカオの産地別ガナッシュを集めた「コフレ グランショコラ」はお酒とも好相性。「ポップアート」や「キャラメル ショック」は遊び心溢れるカラフルなキャラメル入りショコラです。

  • スペシャリテ「トゥールーズ・ロートレック」700円(税込)モンマルトルゆかりの画家にちなんだ名前が

    スペシャリテ「トゥールーズ・ロートレック」700円(税込)モンマルトルゆかりの画家にちなんだ名前が

  • 「レーヴ」750円(税込) 2018年2月7日~14日限定販売

    「レーヴ」750円(税込) 2018年2月7日~14日限定販売

そしてこちらのスペシャリテのケーキ「トゥールーズ・ロートレック」にも数種類のチョコレートが使われています。クレ-ムショコラとムースショコラをビスキュイにあわせ、チョコレートを堪能できる逸品です。2月7日からの一週間は期間限定で販売される、ハート形のケーキ「レーヴ」は、キュートな見た目ながらリッチな食べ応え。たっぷりのキャラメル入りショコラムースの中に、塩入りキャラメルソースやカリっと弾けるアーモンドが入っています。常時12種類ショーケースに並ぶ美しいケーキからも目が離せません。

アルノー・ラエール 広尾本店

住所:東京都渋谷区広尾5-19-9
電話:03-6455-7868
営業時間:10:00~19:00 
定休日:火曜日 2/13は営業(3月以降要確認)
*イートインスペースはありません

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この記事を作った人

取材・文/市川歩美 ショコラコーディネーター®

日本唯一のショコラコーディネーター®として雑誌、テレビ、ラジオ、Webなどので活動。フランスの上質なショコラに出会って以来、チョコレート愛好家歴は25年以上。「ショコラのある生活」を豊かにするべく、記事の監修、商品企画なども行う。

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