ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2020.08.30グルメラボ

落ち着いた店内で、只々料理を楽しむ上質な時間【阿呍(あうん)】

今回ご紹介する【阿呍(あうん)】は、大阪・東心斎橋にある日本料理店。「その日に出会う食材を最高の状態に仕上げてお出しする」という、一期一会の精神を大切にする料理長が、一皿ごとに持てる技の限りを尽くしもてなす一軒です。

阿呍の前菜

東心斎橋の喧騒とは一線を画す、癒しの隠れ家空間

    重厚感のある石造りの外観

    重厚感のある石造りの外観が目印

多くの飲食店が軒を連ねる東心斎橋エリア。にぎやかな街中にありながら、重厚な石造りの外観が趣を感じさせるこちらのお店が、日本料理店【阿呍(あうん)】です。

    和モダンな空間の内観

    和モダンな空間で、ゆったりと心までくつろげる時間を過ごせそう

扉を開ければ非日常空間へといざなってくれるモダンなアプローチへ。歩みを進めると奥には喧騒を一切感じさせず、ゆったりとした時間が流れる隠れ家のような空間が広がっています。

秋の味覚に舌鼓をうつ贅沢な時間

料理は、全国各地から仕入れる鮮魚、産地にこだわらず良質さにこだわって目利きする黒毛和牛、また野菜ソムリエがいる専門業者に、料理長自ら出向いて厳選する季節の野菜など、厳選された旬の食材をつかった料理がコースやアラカルトで楽しめます。

    前菜

    季節の食材を盛り込んだ目にも楽しい『前菜』に、思わず感嘆の声が上がる!

まずテーブルへ供されるのは『前菜』。洋の食材や技法なども取り入れた彩り豊かな一皿で、コースを注文する場合も、アラカルトで楽しむ際も、この一皿から始まります。

    『本日のお造り盛り合わせ』1,800円~(1人前・税抜)

    『本日のお造り盛り合わせ』1,800円~(1人前・税抜)

旬の鮮魚を堪能したいという方は、『本日のお造り盛り合わせ』がおすすめ。この日は、味も舌触りも濃厚な近大マグロに、甘みとプリプリの食感がたまらない才巻海老、そしてほど良い歯ごたえとしっとりとした上品な脂が美味しいシマアジ、 むちむちと甘いアコウ(キジハタ)の4種でした。

    『焼きマツタケ』(時価)

    『焼きマツタケ』(時価)

そして秋の味覚『焼きマツタケ』が登場。テーブルに運ばれてきた瞬間、鼻腔をくすぐる松茸の馥郁たるの香りがたまりません。厚くカットされた肉厚のマツタケは、見た目から贅沢! 味付けは塩のみで、噛むほどにマツタケの旨味をダイレクトに堪能できます。お好みでスダチや出汁で割った、割りポンで味わうのもおすすめです。

    黒毛和牛の炙り ビーフシチュー風

    コースの中の一品『黒毛和牛の炙り ビーフシチュー風』

こちらは、口の中でとろけてしまうほど柔らかい『黒毛和牛の炙り ビーフシチュー風』。炙ることで旨味が凝縮された黒毛和牛は、噛むごとにジューシーな美味しさが広がります。濃厚なビーフシチューのソースがさらに旨味を添えて、満足感はひとしおです。

厳選した食材に技の限りを尽くし、最高の一皿に

毎日厳選して仕入れる旬の食材へのこだわりはもちろんですが、【阿呍】の思いはそこに留まることはありません。

    料理長の味谷隆さん

    10代の頃より料理の道へ進み、和食ひと筋40年以上の料理長・味谷さん

料理長の味谷隆さんは、「いい食材が美味しいのは当たり前。実直に丁寧に、手を抜かずに食材と向き合い、その日に出会える食材を最高の一皿に仕上げることが料理人としての使命だと感じています」と語ります。

料理と味を引き立て合う、美味しいお酒も豊富に揃っているので、ここでしか食べることのできない一期一会の一皿を味わってみてはいかがでしょうか。

【阿呍】
電話:06-6251-2838
住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋1-15-22
アクセス:心斎橋駅 徒歩4分
  

この記事を作った人

茶野真智子(フリーライター)

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(11/15~11/21)

エリアから探す