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カリスマシェフが独立! 香りがテーマのオーダーメイドレストラン|幡ヶ谷【LastNote】

【アルマーニ リストランテ】の初代エグゼクティブシェフを務め、デザートバー【ジャニス・ウォン】の日本進出も手がけたカリスマシェフの河崎賢司さんが独立。幡ヶ谷の住宅街に2019年6月20日、カウンター6席、個室4席のみの秘密の空間のようなレストラン【LastNote(ラストノート)】をオープンしました。

テーマは香り。森をイメージした空間で香りの余韻に身を任せて

    幡ヶ谷の住宅街から、秘密の森の中へ迷い込んでいくようなエントランス

香水をつけたときに最後まで残る香りを“ラストノート”という。

そんな、香りの余韻をイメージして名付けられた【LastNote】は、イタリア料理人・パティシエとして経験を積み、【アルマーニ リストランテ】のエグゼクティブシェフや【ジャニス・ウォン】のシェフを務めた河崎賢司さんが6月20日にオープンした新たなレストランです。

森をイメージした店内に一歩足を踏み入れると、木の香りと森のような世界観に包まれます。そんな秘密の空間で、香りをコンセプトにした繊細で豊かな、心に残る料理の数々が楽しめます。

    キッチンを目の前にしたカウンター6席のほか、1テーブル4席の個室も

皿数・予算を自由に指定。自分のためだけに用意されるプライベートコース

    『甘えびマンゴー』は、ミカンの葉でオリエンタルな香りを纏わせたひと皿

【LastNote】には決まったコースはなく、5,000円から1,000円刻みで予算を決め、好きな皿数を指定することができます。これは、「お客さまおひとりおひとりにとってのプライベートレストランでありたい」という河崎さんの思いから生まれたシステム。ゲストが指定した皿数・予算に合わせて食材の仕入れ・仕込みをするため、予約は2日前までに、と定められています。

今回は、6皿6,000円のコースをリクエスト。その日一夜限り、そして自分のためだけの特別なコースがスタートします。

    サイフォンで香りを移したコンソメをかけて仕上げる『豚バラインフュージョン』

河崎さんが【LastNote】のテーマに選んだ“香り”。料理も甘味・辛味・酸味・苦味・塩味の五味をベースにしながら河崎さんならではの感性でハーブなどを巧みに使い、ときには繊細に、ときには大胆に香りを纏わせていきます。どの料理もにんにくは一切使用せず、その食材の香りを丁寧に表現しています。

『豚バラインフュージョン』は、コーヒーを淹れるのに使うサイフォンで、豚の旨味が凝縮したコンソメにポルチーニ茸、ハーブ、ショウガのチップの香りを移して豚肉にかけたひと皿。自家製パセリオイルもあしらい、シンプルに火入れした熟成豚を華やかに味わわせてくれます。

    特注でつくられた『ブイヤベース』の器。上にある球体を取ると中からふわりとブイヤベースの香りが漂います

「香りも味のひとつですから」と河崎さん。

【LastNote】では、香りを存分に楽しむために器にもこだわっていて、ほとんどのお皿がこのお店のためのオリジナルだそう。『ブイヤベース』のお皿の上には、穴の開いたドーム型の蓋がのせられていて、その穴を塞いでいるシルバーのボールをとると、サフランと魚のダシのスープの香りがパッと広がります。

蓋をとってみればスープの上にメジナとズワイガニが。濃厚で優しい味わいのブイヤベースがメジナやズワイガニと合わさり、より深い旨味に。さらに生海苔のチップスも添えられ、海の豊かな香りとともに味わうことができます。

    蓋を開けると、旨味が凝縮されたメジナとズワイガニがたっぷりと乗った『ブイヤベース』が。添えられた生海苔チップスと一緒にいただきます

シェフの真骨頂はやはりデザート! おかわりのリクエストも可能

    フロマージュブランのアイスケーキと、カシスオレンジとバラの香りをつけた白桃の『ハクトゥース』

最後のお楽しみはデザート。【ジャニス・ウォン】のシェフを務めるなどパティシエとしても名高い河崎さんの品々には、甘味を中心に酸味や苦味、渋味なども合わせた奥深い味わいがあります。お腹具合によっては追加も可能ですので、河崎さんのデザートファンの方はぜひ。

    リースに見立てたパイナップルに塩味のあるチョコレートムース、ハーブなどを合わせた『パイナップル オ リース』

リクエスト次第でその日だけ、自分だけの食事ができる【LastNote】。お酒はワインを中心に日本酒や焼酎、カクテルなどもオーダーでき、ワインはグラス1,000円から。ランチは【ジャニス・ウォン】で提供していたアシェットデセールのスタイルを残し、創作デザート5皿とペアリングドリンク(アルコールまたはノンアルコール)5杯のコース(5,000円)を提供。予算に合わせて、友人や恋人と、またはひとりでと、さまざまなシーンで楽しむことができます。オープンしたばかりのカリスマシェフの店、いち早くチェックして。

河崎賢司シェフ
  • 1980年生まれ。丸の内【SABATINI di Firenze】にてイタリア料理の料理人としてスタート。のち、丸の内【ANTICA OSTERIA DEL PONTE】のパティシエに転身。広尾【ANGOLO】、六本木【Paticceria ISOO】にてシェフパティシエを務め、銀座【Armani Ristrante】では初代エグゼクティブシェフに就任。以降【ジャニス・ウォン】の日本進出などに関わり、独立に至る

【LastNote(ラストノート)】

  • 電話:03-6407-0714(16:00〜18:00のみ電話対応可)
    住所:東京都渋谷区西原2-32-6 UTSビル 1F
    アクセス:京王新線「幡ヶ谷」駅より徒歩4分
    営業時間:[ランチタイム]12:00〜、13:00〜、14:00〜、[ディナーナイム]18:00〜、19:00〜、20:00〜のいずれか
    定休日:水曜日 (不定休日あり)

この記事を作った人

取材・文/河﨑 志乃

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