和の空間で楽しむ、本格“小料理イタリアン”|【葵リベロ】元町
小料理屋をイメージした空間で、本格派のイタリアンが楽しめる神戸・元町の【葵リベロ】。和風の店構えとは裏腹に、イタリア料理の名店出身のシェフが手がける、郷土色豊かなメニューが充実しています。バー使いから食事まで、使い勝手も抜群な新感覚の一軒です。
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和空間で気取らず楽しめる、小料理屋スタイルのイタリア料理店
ワインが進む、郷土色豊かな“小料理イタリアン”
食感が軽やかな、〆の名物“手延べ”パスタ
和空間で気取らず楽しめる、小料理屋スタイルのイタリア料理店
目の前で調理が見られるライブ感も魅力の一つ
JR・阪神「元町」駅から徒歩5分。白い暖簾を潜って引戸を開けると、清々しい白木のカウンター。いかにも和風の店構えですが、ここ【葵リベロ】は歴としたイタリアン。元町の人気店【リベロ】の姉妹店です。
小料理屋×イタリアンのユニークな取り合わせは一見、奇抜なコンセプトに見えますが、「料理はむしろ直球勝負」と料理長の浅田悦宏さん。現地さながらの一品が、カウンターで気取らず楽しめる新感覚の一軒です。
ワインが進む、郷土色豊かな“小料理イタリアン”
ザワークラウトの塩気で和えた、『4種のお豆のサラダ』。豆は時季ごとに替わる
和の雰囲気に合わせて、小料理と銘打って小皿で供する前菜は、約10種を日替りで提供。和食の器も交えて、見た目は小料理屋の趣ですが、料理はどれもイタリアの郷土色濃厚。
『葵カッポンマーグロ』1,190円(税抜)。色とりどりの野菜と魚介が織りなす、見た目も美しい一品
中でもひと際目を引くのが、ジェノバの伝統料理をアレンジした、『葵カッポンマーグロ』。ピクルスやザワークラウトなどの野菜の上に、炙った貝やエビなどの魚介、玉子サラダを乗せた一品は、現地ではハレの日に作られるパーティー料理の定番だそう。見た目のインパクトも抜群の看板メニューは、マストオーダーの逸品です。
干しダラとジャガイモのディップ、『バッカラ マンテカート』
ほかにも、まろやかな塩気が後引く『バッテラマンテカート』、チーズとアンチョビを挟んだおつまみ揚げパン『モッツァレラ インカロット』など、ワインが進む一品ぞろい。好みで選べる3皿・5皿のセットのお値打ち感も嬉しいですね。
牛乳に浸したパンにアンチョビ、モッツァレラチーズを挟み、ビール衣で揚げた『モッツァレラ インカロッツォ』
食感が軽やかな、〆の名物“手延べ”パスタ
多彩な前菜に加えてメインディッシュもあり、しっかり食事にも対応。
塊肉を豪快に揚げる『和牛肉のカツレツ』200g 3,900円~(税抜)
中でも、塊肉を豪快に揚げる『和牛肉のカツレツ』は、エアーズロックさながらの重量感が圧巻。厚衣のザクッとした歯ごたえと共に、噛みしめるほど肉汁の旨みが広がります。
さらに〆に忘れてならないのが、浅田さんの修業先【リストランテ ハナタニ】譲りの、手打ちならぬ“手延べ”パスタ。
『パスタフレスカ』1,190円(税抜)は、小気味よい歯ごたえの中に小麦の甘みが広がる、繊細な味わい
麺棒で極薄に延ばして手切りするパスタは、ツルンと弾むような歯触り、繊細で軽やかな食感に思わず目を見張ります。中でも「麺自体の味を楽しんでほしい」と、今春の登場した『パスタ・フレスカ』は、チーズと黒コショウのみで仕上げたまさに麺が主役の新作です。
「季節メニューもさらに充実していきたい」という浅田さん。本格イタリアンをあれこれ欲張りに楽しめるのが嬉しいユニークな新顔、今後の進化が楽しみです。
【葵リベロ】営業情報(6月9日現在)
営業時間:17:30~24:00(L.O.23:30)
定休日:水曜
・当面の間は、組ごとに間隔をあけて人数制限を設けつつ営業。
・スタッフはマスク着用。
・ご来店の際はアルコール消毒のご協力をお願い致します。
この記事を作った人
田中 慶一(フリーライター)
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