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更新日:2020.10.08グルメラボ

静岡で70年以上愛されるおでん料理を心ゆくまで堪能できる|【銀座 乃だや】銀座

美食の街・銀座に佇むおでん料理の名店【銀座 乃だや】。静岡で70年以上にわたり愛され続けている【味の店 乃だや】の東京店です。「静岡の食文化を届けたい」と語る店主がこだわる「おでん」は、思わず笑みがこぼれる逸品。父娘で営むアットホームな空間で、お仕事終わりの一杯はいかがでしょうか?

銀座 乃だやの静岡おでん

ホッと安心できる和やかな空間

    銀座 乃だやの内観

    木を基調とした店内は、温かみのある空間

新橋駅から歩いて4分、慌ただしく流れるオフィス街の中心に佇む【銀座 乃だや】。和を基調としたこぢんまりとした店内は、どこか懐かしく親しみやすい温かな空間です。物腰やわらかい店主が「いらっしゃい」と優しく迎え入れてくれるのでお仕事終わりにふらっと立ち寄りたくなるお店。

    銀座 乃だやのカウンター席

    店主との会話も楽しめるカウンター席

「食材の宝庫」とも呼ばれる静岡県の食文化を届けたいという店主が選び抜いた食材の数々で仕上げる料理は、このお店でしか味わえない美味。「酒の肴」にぴったりな一品も多く、カウンターでゆっくり料理とお酒を楽しむのもおすすめです。

創業当時から守り続ける、自慢の『おでん』

    甘く味付けられた味噌との相性が抜群の『味噌おでん(静岡風おでん)』

    甘く味付けられた味噌との相性が抜群の『味噌おでん(静岡風おでん)』

創業当時から継ぎ足しで守り続けられているダシでじっくり煮込んだ、お店自慢の人気メニュー『味噌おでん(静岡風おでん)』。具材に味をしみ込ませるために煮汁の表面を牛すじなどの脂で覆いながら煮込むのが【銀座 乃だや】のこだわりです。

    「白味噌」と「ダシ粉」をつけて食べるのが静岡風

    「白味噌」と「ダシ粉」をつけて食べるのが静岡風

真っ黒な煮汁の見た目とは裏腹におでんの味はあっさりしているので、甘く味付けた「白味噌」と鰯や鯖などの粉末と青のりでつくられた「ダシ粉」をつけて食べるのがおすすめです。数あるおでんメニューはすべて魅力的で「あ~、全部食べてみたくて選べない!」と思う方も多いはず! そこで、初回の訪問でぜひ食べてほしい3品を選んでみました。

『牛すじ』

  • 味噌おでんのメニューのなかでも一番人気な『牛すじ』。【銀座 乃だや】では牛すじの中でもランクの高い「上すじ」がつかわれており、一本一本丁寧に串打ちされています。

『黒はんぺん』

  • 静岡おでんには欠かせない具材の『黒はんぺん』。「つみれ」と似た味わいで、鰯や鯖、太刀魚などからつくられています。静岡の焼津から取り寄せているこだわりの逸品。日本酒がすすみます!

『しらやき』

  • こちらも静岡おでんには欠かせない『しらやき』。あまり聞き慣れないメニューですが“スケトウダラのすり身を素焼きにした練りもの”です。ムッチリとした食感が特徴で、クセになる一品。

そして、【銀座 乃だや】では静岡風の『味噌おでん』のほかに、さっぱりとした塩味の『関東おでん』も用意されています。『味噌おでん』を堪能したあとは、ぜひ『関東おでん』も味わってみてください。2種類の味や素材を比べて楽しめるのも、このお店の魅力です。

料理に合わせて揃えられた静岡の美酒

    富士山に駿河湾、水に恵まれた土地で生まれた美酒の数々

    富士山に駿河湾、水に恵まれた土地で生まれた美酒の数々

富士山や駿河湾、南アルプスなどの自然に恵まれた静岡県は名水の宝庫。「吟醸王国」とも呼ばれるほど芳香でキレのある地酒が揃っています。おでんに合わせて、その季節ならではの銘柄を静岡から取り寄せているので、何度訪れても新しいお酒との出会いがあるのが嬉しいポイント。店主におすすめを聞きながら、ゆっくり楽しんでみてください。

肌寒くなってきた季節にぴったりのおでん。肩ひじ張らずにホッとひと息つける空間で、同僚や友人と語らう夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

料理人プロフィール:野田 亨さん

  • おでん屋を営んでいた父の背中を見て育ち、自然と料理人を志すように。調理の専門学校を卒業後、東京で本格的な修業をスタート。調理の基本や店づくりに至るまで、さまざまな勉強を重ね、22歳で静岡に戻り店を継ぐ。50歳のころに店を息子に任せ、東京に進出し【味の店 乃だや 銀座店】をオープン。2018年11月に現在の場所に【銀座 乃だや】として移転。

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ヒトサラ編集部

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