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更新日:2020.12.17グルメラボ

鴨のコンソメだしで味わうおでん|【おでんとわいん びのむ】広尾

寒くなってきたこれからの時期に食べたくなってしまうおでん。地域によってさまざまな特色がある郷土料理でもありますが、フレンチの真髄・コンソメをだしとしてつかった一風変わったおでんが楽しめるのが【おでんとわいん びのむ】です。未体験のおでん、一度味わってみませんか?

【おでんとわいん びのむ】の『フルーツトマト』

わざわざ訪れたくなる、大人のための隠れ家レストラン

広尾駅から徒歩6分、西麻布の路地裏にある【おでんとわいん びのむ】は、鴨のコンソメのおだしを使用したおでんが自慢のお店です。閑静な住宅街の古い一軒家を改装したつくりで、看板は店頭にポツンと光る小さな行灯のみ。まさにわざわざ訪れたくなる、大人の隠れ家という風情です。

    クロスが敷かれて格式高い雰囲気の個室を完備

    クロスが敷かれて格式高い雰囲気の個室を完備

店内ももちろん趣深い雰囲気になっています。入り口を抜けると、1階にあるのはカウンター席。湯気の立ったおでん鍋を眺めながら、気の合う友人との時間を過ごすのに最適です。さらに2階には2名用と6名用の個室を完備。大事な接待や会食はもちろん、大切な人との時間をプライベートな空間で楽しめます。

    お店の1階にあるコの字型のカウンター席は丸角の優しいつくり

    お店の1階にあるコの字型のカウンター席は丸角の優しいつくり

濃厚な鴨のコンソメだしでいただく、こだわりおでん

フレンチと和食を経験したシェフが提供するのは、鴨のコンソメだしで煮込んだおでん。コンソメは毎日6時間かけてとり、一晩冷やして脂を取り除いてから使用しています。おでんだねや前菜の食材も厳選しているのはもちろん、コースの〆である土鍋ごはんに至るまで、すべてにこだわりと職人技が光ります。

その中でも、お店オススメのメニューを3つをご紹介します!

『フルーツトマト』

    トマトの酸味と甘みが、濃厚なだしと相性抜群

    トマトの酸味と甘みが、濃厚なだしと相性抜群

使用するのは「アメーラ」や「スーパーフルーツトマト」をはじめ、甘みが強くおでんに適した大きさのフルーツトマト。豊洲の仲卸業者で厳選してもらい仕入れています。上に添えられた爽やかなジェノベーゼソースがさらに味を引き立て、口に入れるとおいしさが口の中でジュワッと弾けます。

『アワビを使った温かいポテトサラダ』

    アワビの身と肝のおいしさを余すことなく味わえる

    アワビの身と肝のおいしさを余すことなく味わえる

こちらは前菜の一例。マッシュポテトにアワビの肝を裏ごしたペーストを混ぜ込み、牛乳と生クリームとバターを加えた、温かいポテトサラダです。アワビの肝の旨みとなめらかな舌触りが人気の一品。ポテトサラダに乗せるアワビは、柔かく蒸してから竜田揚げに。

『フォアグラ大根』

    複雑な味わいの味噌がワインに合う

    複雑な味わいの味噌がワインに合う

前日から煮込んだ柔らかい大根とフォアグラのソテーを一皿に。味噌は赤ワインで煮たエシャロットに八丁味噌とはちみつを合わせ、キャラメリゼしたいちじくのペーストを加えた複雑な味わい。味がしみた大根とフォアグラと一緒にいただけば、見事なハーモニーが完成します。

おでんとのマリアージュを楽しむ、豊富なワイン

品質管理の行き届いた国内40社以上のインポーターから、世界各国の銘醸ワインを厳選してオンリスト。デリケートな鴨のスープとおでんとの相性を考慮しながらソムリエのオーナーが揃えた、飲み頃の熟成ワインはなんと約200種類以上。おでんとワインのマリアージュを存分に楽しめます。

    大きなワインセラーにびっしりと揃った世界各国の銘柄ワイン

    大きなワインセラーにびっしりと揃った世界各国の銘柄ワイン

「冬」のイメージが強いおでんを、旬の食材を取り入れたコースに仕立てることで1年通して楽しめるように工夫している【おでんとわいん びのむ】。寒い季節はもちろんのこと、季節ごとの特別な味をおでんで味わうというのも乙かもしれません。

料理人プロフィール:島田典明さん

  • 24歳で創作フレンチに入店して修業をスタート。その後、さまざまな業態の店舗で経験を積み、2007年に広尾にあったビストロ【レ・ビノム】に入店し、姉妹店にあたる現在の店でも調理を手伝うように。2015年、現在の店で専属の料理長に就任。ゲストが楽しんでくれるようにと心を砕き、丁寧な手仕事をモットーに日々奮闘中。

この記事を作った人

ヒトサラ編集部

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