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更新日:2021.06.02食トレンド

〈行ってみた〉梅雨、来たる。雨の日だからこそいい【ROTISSERIE BLUE】恵比寿

こんにちは。水曜担当の宿坊です。
雨の日は正直家から出たくないタイプです。それでも長靴に重たい足を入れ、なにかのために外へ出るみなさま、お疲れさまです。私もそのうちの一人です。今日はそんな雨の日だからこそ行きたい恵比寿ガーデンプレイス最上階【ROTISSERIE BLUE(ロティサリーブルー)】をご紹介します。

【ROTISSERIE BLUE】料理

この記事を書いた編集部員
ヒトサラ編集部 宿坊

ヒトサラ編集部 宿坊

夏以外の季節は、常に夏を待ち遠しく思っています。しかし最近は「梅雨に聞く雨の音、いいかも」と思うようになってきました。

    【ROTISSERIE BLUE】内観

    雨の日でも青みがかった光がたっぷり差し込み、クリーンな気持ちにさせてくれます

景色のいいレストランはたしかに晴れの日も最高です。街はキラキラと輝いて、活気がここまで伝わってくるような気がします。でも雨の日だって素敵で、少し曇った空から届くやわらかい光が心地よく、少ししっとりとした街を見下ろすのもまた一興。ここ恵比寿ガーデンプレイスは、スカイウォークと地下通路を使うことで駅から濡れずに向かえるので足元も安心です。

    【ROTISSERIE BLUE】ドリンク

    『ノンアルコールミモザ』1,000円

【ROTISSERIE BLUE】さんは南フランスの郷土料理を中心としたフレンチのお店。今回は全4品のショートコース『MENU de A』2,900円をお願いしました。ノンアルコールメニューも豊富にそろっていて、ついつい注文。『ノンアルコールミモザ』はフランス産マンダリンオレンジを使用していて、こっくりとした濃厚な甘みと微炭酸のシュワシュワが、まさにシャンパンベースのカクテル『ミモザ』のそれで、上品な味わいです。

  • 【ROTISSERIE BLUE】料理

    『フレッシュサラダ』

  • 【ROTISSERIE BLUE】料理

    『シェフおまかせ前菜盛り合わせ』

新鮮な野菜のおいしさにひたる時間ほど贅沢なものはないですね。シャキシャキの野菜に、シェリービネガードレッシングの酸味がちょうどいい塩梅のサラダはさわやかなおいしさ。前菜は右上から時計回りに『2色のテリーヌ』、『新タマネギのブランマンジェ』、『ベーコンのキッシュ』、『キノコのタルティーヌ』。ひとつひとつにシェフの繊細な手さばきが感じられます。とくに『新タマネギのブランマンジェ』はふわっふわでとろけるような食感と、それがタマネギであるとは信じられないほどの甘みと旨み。口の中で一瞬で溶けてしまうことに惜しさを感じられずにはいられません。

    【ROTISSERIE BLUE】料理

    名物『ロティサリーチキン』

店名にも入った名物『ロティサリーチキン』は、国産の厳選ひな鳥を特注のロティサリーマシンでていねいに焼き上げた一品です。運ばれてきてすぐハーブの香りに包まれて、表面は香ばしく、中はしっとりとして口の中に旨みがジュワ~っと広がる至福のひととき。マスタードソースは、酸味と辛味のバランスが抜群でおいしく、これでお腹いっぱいになれるなんてなんと幸福なのでしょうか……。

  • 【ROTISSERIE BLUE】料理

    『ガトーショコラ』

  • 【ROTISSERIE BLUE】料理

    『オーガニックコーヒー』

本日のデセールは『ガトーショコラ』。生チョコのようになめらかで、とろりとした上品な甘みに満たされます。『オーガニックコーヒー』のバランスがとれた味わいともぴたりと合います。このカフェタイムだけでも抱いて眠りたい。

どうしても下を向きがちな天気が続く季節ですが、駅から傘を持たずに向かえる素敵なお店があるのなら気分は少し晴れ。雨の日に空を見上げるのは少し難しいかもしれないけれど、しっとりとしたテクスチャーがきれいな街並みを見下ろし、堪能するのもまた雨の日の愉しみなのかもしれません。

この記事を作った人

ヒトサラ編集部・宿坊 アカリ

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