【銀座小十】出身の店主による、四季を旅する会席にため息|東京・日本橋【和氣 旬】
日本橋本町のビル2階に佇む【和氣 旬】は、季節感に富む料理で、訪れる人を魅了してやまない日本料理店です。ミシュラン星付き店【銀座小十】で腕を磨き、その姉妹店【銀座奥田】、【パリ奥田】の料理長を務めた宮原瞬さんが独立。東京の原風景が残る日本橋に、和みの空間を設えました。
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カウンター8席のみ。ビル2階の隠れ家
水にこだわり、心身に染み渡るだしを基本に
日本酒や日本ワインとのマリアージュも
カウンター8席のみ。ビル2階の隠れ家
やわらかな書体で店名が書かれた暖簾が目印
東京メトロ三越前駅、JR新日本橋駅から徒歩3分。利便性の良さと、ビルの2階という立地で隠れ家感も併せ持つ【和氣 旬】は、その名前どおり、多彩な旬食材を活かした和食を堪能できるお店です。伝統と新しさが融合する、日本料理の「今」を、昼・夜ともに完全予約制の『おまかせコース』で堪能できます。
白木が明るく上質な雰囲気を醸し出す店内
和のテイストがありながらも、どこかモダンでくつろげる店内は、カウンター8席のみ。宮原さんの華麗な包丁さばきを間近に眺め、五感で食事を楽しむことができます。
水にこだわり、心身に染みわたるだしを基本に
その時季に最高峰の食材を揃え、組み合わせの妙と調理の趣向で、現代的な日本料理を披露するこちら。だしと料理には、長野県木曽から取り寄せる天然水を使用。まろやかな水を使っただしは、心身に染みわたるおいしさです。
ここからはその中でも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。
『季節のお椀』
多彩な山菜を用いた春の椀の一例、『焼き甘鯛 春の香の仕立て』
長野県木曽の天然水と、吟味した食材で丁寧にひくだしは、身体に凛と染みわたるようなおいしさ。旬の食材が醸し出す存在感も格別です。
『赤身肉の炭火焼と旬菜』
コースの炭火焼の一例、『熊本県産あか牛炭火焼と新ごぼうとアレッタのきんぴら』
コース中盤には、芳ばしい炭火焼が登場します。パリで和食料理人として腕をふるった経験から、赤身肉の味と香りを大切にされていて、凝縮感のある旨みを感じられる焼き加減に心が震えます。
『季節のデザート』
春のデザートの一例、『よもぎアイスとごまの白あん寄せといちご』
締めくくりの楽しみは、独創性に富む和のデザート。写真は春の一例、『よもぎアイスとごまの白あん寄せといちご』。よもぎの香り、ごま風味の白あんの甘み、いちごの酸味が折り重なり、春の訪れを告げます。
日本酒や日本ワインとのマリアージュも
多彩な日本ワイン、シャンパーニュを用意
日本酒や日本ワインも充実しており、旬食材との意外なペアリングを提案してくれます。初見のゲストも心地よく憩える雰囲気の一軒は、旅行中のグルメスポットとしても人気です。
料理人プロフィール:宮原 瞬(ミヤハラ シュン)氏
1981年東京都生まれ。西麻布の【六根】で和食の基礎を学んだ後、ミシュラン星付きの名店【銀座小十】に移り、奥田透氏のもとで研鑽を積む。2011年に姉妹店【銀座奥田】の料理長に就任して、2013年に渡仏。2018年までの5年間、【パリ奥田】の料理長としてフランス人に日本料理の魅力を伝える。帰国後、再び【銀座奥田】の料理長として活躍した後、2023年2月、日本橋に【和氣 旬】を創業。
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
ヒトサラ編集部
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