今注目の東京・東エリアのおいしい店~馬喰横山・人形町・新富町〜
東京はおいしいグルメの宝庫。なかでも近年、東エリアに注目があつまっています。そのなかから今回は、馬喰横山、人形町、新富町周辺に注目。訪れた際に立ち寄りたい、オススメのお店をセレクトしました。観光ついでにおいしい食事も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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鮨【日本橋 鮨しば】人形町
フランス料理【nol】馬喰横山
中華料理【中国菜 ARATA】人形町
天ぷら【天ぷら やぐち】人形町
フランス料理【ars】人形町
日本料理【旬華 なか村】馬喰横山
日本料理【新富 きた福】新富町
焼鳥【ヨシモリ】新富町
中華料理【Furuta】新富町
鮨【鮨忠】新富町
鮨【日本橋 鮨しば】人形町
江戸前寿司×創作料理で幸福感を満たす、大人の隠れ家
檜のカウンター。清潔感あふれる空間が心地よい
都会の活気と江戸風情が共存する街に佇む隠れ家【日本橋 鮨しば】。同店で腕をふるうのは、都内の名店で江戸前寿司の腕を磨き、フレンチやパティシエの経験も持つ店主です。繊細な技が光る鮨や季節感あふれる和食、また洋の要素を含んだ創作料理も登場し、界隈の大人客たちから「心から食事を堪能できる店」として愛されています。
驚きの趣向と贅沢を届ける【鮨しば】流の一品、『雲丹寿司』
品書きは月替わりの『おまかせコース』のみ。その伝統の技と豊かな発想力で紡がれる独創的なコースには“一軒で数軒分おいしくて楽しい”との声もあり、お店で取り揃える全国の地酒や季節酒との相性もぴったりです。なお英語・中国語・韓国語での対応も可能。接待や会食はもちろん、海外のゲストをもてなす際にも重宝する一軒です。
フランス料理【nol】馬喰横山
環境・人に寄り添いニューノーマル(新しい普通)を適えていく場所
まるでキッチンの中にいるようなシェフズテーブルのカウンター
2021年5月、馬喰町【DDD Hotel】の1階にオープンした【nol】。グレーのグラデーションのダイニングとシームレスにつながるキッチンという極めてシンプルなインテリアが印象的です。美しく整えられたキッチンの棚に並ぶのは、ハーブだけでなく野菜の皮やヒゲ、根っこを乾燥させたものも。食材を余すところなく使うというのもシェフ野田達也氏の信念です。
『畑を食べる』シグニチャーメニュー
幼少期の豊かな食体験を皿に映した丁寧で思いやりにあふれる料理と、サービスで新たな価値観を生み出している同店。例えば、シグネチャーメニュー『畑を食べる』は、祖母の畑で早朝に収穫した野菜が夕飯にはぬか漬けになって食卓に、という体験を表現しています。野菜の端材も大切に使い、サイフォンで煮出して野菜のコンソメスープに。塩のみの味付けでコースの最後に提供しています。
中華料理【中国菜 ARATA】人形町
素材にこだわった四川料理。昼夜異なる顔で楽しませてくれるコースを堪能
オープンキッチンを囲むように設計されたカウンター席
人形町の街角に佇む、洗練された門構えの【中国菜 ARATA】。一歩足を踏み入れると、オープンキッチンの前にコの字型のカウンターを構えた、上質な空間が広がります。シェフがつくるのは、毎朝豊洲で仕入れる厳選素材を使用した本格中華。四川料理の基本技術を大切にしながらも、新しいアイデアがちりばめられています。
料理の一例
多彩な料理で構成されるコースで楽しむのが【中国菜 ARATA】流。昼も夜もそれぞれ2種類用意されているので、シーンに合わせて選ぶのも楽しみの一つです。合わせるお酒は、秀逸なセレクトが光る国産ワインがオススメ。五感が満たされる幸せな食事を堪能できます。温かなもてなしが心地よく、大切な人と共に訪れたい一軒です。
天ぷら【天ぷら やぐち】人形町
名店【みかわ 是山居】の伝統を受け継ぎ、新しい食材に挑戦する江戸前天ぷら
厨房を囲う、曲線が生かされたカウンター席
江戸前天ぷらの名店【みかわ 是山居】から独立した店主・谷口さんによる天ぷら専門店。22年間の修業で得た「みかわの哲学」を継承し、東京近郊で獲れた魚介を最高級の天ぷらに仕上げます。閑静な立地にあるシンプルな店構えののれんをくぐると、曲線の効いたカウンター席がお目見え。大将が揚げている様子を間近で楽しめます。
『穴子の天ぷら』
食材の味を最大限に活かすことがお店のモットー。穴子やエビなど魚の個性を存分に引き出すために、食材ごとに衣の纏わせ方、油の温度、揚げ時間を変えるこだわりをみせています。また、これまで江戸前天ぷらで扱われてこなかった素材を揚げることにも意欲的。「みかわ」での教えを大事にした【天ぷら やぐち】ならではの味やおもてなしが体験できます。
フランス料理【ars】人形町
ビストロ? イノベーティブ? 一つのお店でTPOの使い分けが叶う店
完全予約制のカウンター4席は臨場感も楽しめるシェフズテーブル
人形町にある【ars】の店づくりのコンセプトは「心地の良いちぐはぐ」。レストランとビストロという2つのスタイルが混在しているほか、内装でも無機質な石材×温かみのある木板など、あえてテイストの違う素材を組み合わせています。相反するものでもバランス良くミックスすることで、居心地が良くなるのだそう。
『オマール海老のパイ包み焼き ビスクソース』(コースの一例)
料理はフォン(だし)を丁寧にとるなど伝統を大切にしつつ、独自に編み出した革新的な技法をプラスして食感や味わいで驚かせてくれます。テーブル席は前菜500円~、メイン2,000円前後のアラカルトでカジュアルに、そしてカウンター席は完全予約制で髙木シェフの才能を余すところなく味わえるコースで提供。フレンチに馴染みがない人も行き慣れている人も、楽しませてくれる懐の深いお店です。
日本料理【旬華 なか村】馬喰横山
川辺の隠れ家。カウンターで旬の広東料理を
落ち着いた時間を過ごせそうな店内
隅田川の閑静な一角にある割烹スタイルの中国料理【旬華 なか村】。ひっそりとした隠れ家のようなお店で、外観も店内もシンプルなつくりになっています。調理をするのは、国内の星付きレストランで厨房に立ち、修業先の香港では家庭料理も学んだシェフ。本格的かつ優しいひと皿を味わえます。
『南島豚の広東叉焼』
ランチはリーズナブルな価格の2種類のメニュー、そしてディナーは完全予約制のコースのみを提供しています。コースは海鮮、牛・豚・鶏の肉類、季節に合わせた食材を使用した割烹形式。その日に仕入れた旬の食材と岡山県の契約農家から送ってもらった野菜・果物を使用し、前菜からデザートまで全11~13品をご用意しています。
日本料理【新富 きた福】新富町
蟹料理の名店【きた福】の新たな展開は 「蟹と鮨の饗宴」
老舗の鮨店から引き継いだ檜のカウンターが品格を漂わせる
鮨と活け蟹料理が楽しめるハイブリッドな和食店【新富 きた福】は、あの予約至難の活け蟹料理店【きた福】の3店舗目。立地は1865年創業の老舗【蛇の目鮨本店】の跡地という由緒ある場所です。老舗から引き継いだ檜のカウンターは、その名残を残すかのように表面だけ削ってそのまま使用。落ち着いた雰囲気の中にどこか品格が漂います。
『手巻き鮨』
人気の活け蟹料理はもちろん、ここでは江戸前鮨も楽しめます。店を任されたのはこの道32年の橋本料理長。毛蟹やタラバ蟹など旬の蟹を生きたまま目の前で捌き、刺身やしゃぶしゃぶ、焼き蟹とさまざまな料理法で楽しませる趣向に加え、鮪の握りや旬魚の押し鮨が所々で口直しとして登場します。軽快な会話とともに繰り広げられるカウンター越しのパフォーマンスをぜひ。
焼鳥【ヨシモリ】新富町
和の技と心意気を込めた焼鳥と相性抜群の自然派ワイン、ビール、純米酒を堪能
清潔感にあふれた白木のカウンター席
2017年4月に惜しまれながらも閉店した【たて森】のイズムを引き継いだ焼鳥と、季節の野菜を使った小鉢、お酒が進む一品料理が楽しめる【ヨシモリ】。東銀座裏路地の白い暖簾が目印のお店です。客席は白木のカウンター席のみ。身の引き締まるような佇まいですが、暖色の照明やアットホームなサービスが、店内を穏やかな雰囲気に変えています。
料理の一例
料理長は和食ひと筋20年の疋田豊樹氏。長年培った経験があるから成せる絶妙な火入れ加減のレバー、食べてびっくりのうずらのたまご、スープがおいしい蒸しつくねなど、他店では味わえないオリジナルのメニューも豊富です。また、お酒は焼鳥との相性を考えて、カリフォルニアのビール、自然派ワインや純米酒など凝ったラインナップを用意しています。
中華料理【Furuta】新富町
岐阜の中華の名店【開化亭】の店主が銀座に進出。至高の美味を振る舞う
ナチュラルな色合いで統一された店内
全国の食通がその味を求め、岐阜へと足を向ける中華の名店【開化亭】。その主である古田等氏が長男に店をまかせ、第二の料理人生を銀座でスタートさせました。外観は、白壁の建物に小さな表札だけを掲げる、知らなければ見過ごしてしまいそうな佇まい。シンプルに【Furuta】と自らの姓を冠した店名に、この店に情熱を注ぐシェフの意気が感じられます。
料理の一例
味わえるのは贅沢な食材を使った、食の都に相応しき美味の数々。それは岐阜時代、シェフズテーブルと題し、ひと月にひと組限定で振る舞っていたスタイルをそのまま持ち込んだもの。徳島の漁師から届く魚や、地元岐阜から仕入れるジビエ、時には干しアワビや熊の手といった高級食材をシンプルに調理することで、旨みや香り、味わいといった素材の秘めたる魅力を引き出しています。
鮨【鮨忠】新富町
鮨ひと筋の店主がこだわった、江戸前の真髄を体感できる
上質で温かみのある空間に配した、全8席のカウンター
築地・新富町の両駅からともに徒歩2分ほど、大通りから少し入った一角に構える【鮨忠】。店主の佐藤準一氏は数々の鮨店で腕を磨き、ミシュランの三つ星を獲得した【鮨よしたけ】プロデュースのお店で板長を務めた後に独立、同店をオープンさせました。店内は樹齢200年となる吉野檜を使ったカウンターや、さり気なくあしらわれた網代天井など、上質ながらも天然木材の温かみがあふれています。
『小肌』
手間を惜しまず、江戸前ならではの技を尽くすのが佐藤氏の信条。豊洲仕入れの厳選した素材に丁寧な仕事を施し、握りとつまみを織り交ぜたおまかせスタイルで提供しています。さらに日本酒にもこだわりが。山形県の渡會本店「和田来」「出羽ノ雪」をはじめ、宮城県の平孝酒造「日高見」、秋田県の新政酒造「新政」など、キリリと冷やでいただきたい名酒を取り揃えています。
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
ヒトサラ編集部
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