ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2024.01.15デート・会食

趣のある空間で丁寧にとっただしが体に染み渡る和食を【割烹料理 福やす】|京都・丸太町

京都を訪れたなら、風情を感じる空間で和食を楽しみたくなるもの。そんなときに、肩肘張らずに過ごせる一軒を知っておくと便利です。和食の要となるだしを活かした割烹料理を、コースでじっくりと堪能しませんか。京野菜や旬の魚介などから季節の移ろいにも思いを寄せて過ごしてみては。

福やすのメイン

京町家を改装した趣のある空間が魅力

    福やすの外観

    歴史のある京町家をリノベーションした空間で、都会の喧騒から離れてくつろげる

地下鉄丸太町駅より徒歩3分にある【割烹料理 福やす】で腕を振るうのは、店主の福安さん。香り高いだしが効いた和食を気軽に楽しめます。たっぷりの昆布と鰹節を使って引いただしを、京野菜をはじめとした鮮度の高い食材と組み合わせる。真摯な姿勢で旨みを引き出したその料理を、和の空間で堪能しましょう。

    福やすの店内

    一枚板のカウンター席では、料理人とのやりとりも楽しみの一つ

京町家を改装した趣のある雰囲気の中、ゆったり肩の力を抜いて過ごすことができます。庭が見える個室もあり、接待や家族との食事にぴったり。一人でカウンター席に立ち寄りやすい気軽さがあるのもうれしいところ。日本酒が好きな店主が選ぶ、季節ごとの銘柄や和食に合う柔らかな口当たりのワインも揃うので料理と合わせてみては。

季節の食材を丁寧にひいただしと共に味わえる

予算によって選べるコース料理で、四季の食材を満喫。予算によって選べる3つのコース料理のほか、『京赤地鶏鍋コース』や『豚しゃぶと京赤地鶏コース』といった鍋料理も用意されています。日本酒、焼酎、梅酒、ワインなど各種揃えるお酒と共にどうぞ。


その中でも、お店オススメのメニューを3品紹介します。

『鱧と松茸の小鍋』

    福やすの料理1

    ふわっとした鱧と香りのいい松茸という至福の組み合わせ

主に瀬戸内海から取り寄せる鱧を、松茸と組み合わせた小鍋。研鑽を積んだ包丁さばきで調理した鱧は、驚くほどふわふわと柔らかな食感。贅沢に入った松茸の上品な香りにもうっとりとする一品。

『蓮根饅頭』

    福やすの料理2

    蓮根の素朴な甘さをだしが引き立てた一品

すりおろした蓮根を団子の形に蒸した一品。弾力のあるモチッとした食感と、蓮根ならではの自然な甘さが楽しめます。だしの効いたあんは、とろりとした口当たり。シンプルだからこそ、食材の魅力が伝わります。

『本日の西京焼き』

    福やすの料理3

    季節ごとの魚の脂の旨みを活かした火入れがポイント

写真のサワラなど、脂ののった旬の魚を西京焼きに仕立てます。秋から冬にかけては銀鱈やマナガツオを使用。たっぷりの脂にしっかりと火を入れることで、あふれる旨みを引き出しています。

接待にもぴったりの庭が楽しめる堀りごたつの座敷席

濃い赤の内壁がオシャレで特別感を感じる座敷席。掘りごたつでくつろぎながら、美しい庭を眺めながらの食事に気分も安らぎます。最大8人まで、間仕切りをすれば2組まで入室可能なので、事前に問い合わせて大切な日を過ごすのもよさそうです。

    福やすの座敷

    赤が印象的な内装が魅力の座敷席

【割烹料理 福やす】では、農家から直接仕入れる京野菜や新鮮な魚介を、香り豊かなだしとともに洗練された一皿に仕上げています。店主が丁寧に調理する和食を、日本酒やワインをペアリングしながらじっくりと味わうひとときは格別。落ち着いた雰囲気のカウンター席や掘りごたつの座敷席が、日常のあわただしさを忘れさせてくれます。

料理人プロフィール:福安 雅己さん

    福安さん

    1980年、東京都生まれ。一から何かをつくることが好きで、元々は服飾の学校に通っていた。学生時代にアルバイトとして働いていた居酒屋で、カウンター越しにゲストと直接やり取りできることに魅力を感じる。23歳でゲストの反応をすぐに受け取ることができる料理人を目指し始めた。京都の複数の和食店で研鑽を積み、2023年8月に【割烹料理 福やす】をオープン。

※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。

この記事を作った人

ヒトサラ編集部

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(11/27~12/3)

エリアから探す