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更新日:2024.09.13食トレンド

割烹「くろぎ」⿊⽊ 純⽒が監修、和食の職人が追及するとんかつ料理の店|外苑前【とんかつ じゅんちゃん】

2024年9月6日(金)、東京・青山にある「THE AOYAMA GRAND HOTEL」にランチ限定のとんかつ専門店【とんかつ じゅんちゃん】がオープン。和食の名店、割烹【くろぎ】の黒木 純氏が監修した、さまざまな食べ方で楽しめる2種のとんかつ御膳を提供するお店です。どんなお店なのか気になり、さっそく訪れてみました。

割烹「くろぎ」⿊⽊ 純⽒が監修、和食の職人が追及するとんかつ料理の店|外苑前【とんかつ じゅんちゃん】

ランチ営業のみ、和のこだわりが随所に散りばめられたとんかつ御膳のお店

【とんかつ七井戸】、【とんかつ まるや】【とんかつ まい泉】【とんかつ ここまでやるか。】など、老舗店から若手料理人が手がけるお店まで、とんかつの名店が立ち並ぶ青山エリア。その中でこのたび新たに誕生したのが、「THE AOYAMA GRAND HOTEL」の4階に位置する【とんかつ じゅんちゃん】。こちらのお店は、割烹【くろぎ】の黒木 純氏が手掛ける、ランチ限定・とんかつ御膳のお店です。

    木を基調としたシンプルで落ち着いた店内。ランチタイムは【とんかつ じゅんちゃん】として、ディナータイムはカウンター和食店【SHIKAKU】として営業

    木を基調としたシンプルで落ち着いた店内。ランチタイムは【とんかつ じゅんちゃん】として、ディナータイムはカウンター和食店【SHIKAKU】として営業

「庶民的な食べ物でありながらも、少し特別なご馳走でもあるとんかつを、和の職人である【くろぎ】を通してさまざまな方に楽しんでいただきたい」との思いでお店をオープン。群馬県産の「坂東もち豚」を使用したロースとヒレから選べる2種類のランチ御膳を提供します。(※ヒレ肉は供給量が限られるため、入手不可能な際はその時々で質の良い特選ポークのヒレ肉を使用)

    メニューはこちらの3種の御膳

    メニューはこちらの3種の御膳

こちらで使用されている「坂東もち豚」はサシの入った良質な肉質で、脂もくどすぎず、あっさりとした印象の豚肉です。それを余計なくどさが出ないようにと、低温でじっくりと均一に加熱し、揚げきらず予熱で火を通します。その後、高温で再び揚げる=低温と高温で二度揚げすることで、油切れもよく、サクサクとした衣とジューシーな肉質に仕上げています。

『坂東もち豚 ロースかつ御膳』

    2,700円(税込・サービス料別)。赤身も多く、ジューシーながら適度な脂の甘みが感じられます

    2,700円(税込・サービス料別)。赤身も多く、ジューシーながら適度な脂の甘みが感じられます

『特製銘柄豚 ヒレかつ御膳』

    3,200円(税込・サービス料別)。脂が少なくあっさりと、やわらかい食感。パサつかないように、じっくりと火入れが行われています

    3,200円(税込・サービス料別)。脂が少なくあっさりと、やわらかい食感。パサつかないように、じっくりと火入れが行われています

『坂東もち豚 特リブロースかつ御膳』

    3,500円(税込・サービス料別)

    3,500円(税込・サービス料別)

この日いただいたのは、『坂東もち豚 特リブロースかつ御膳』。とてもジューシーで、衣もサクサク。高知県・小川製塩所の完全天日塩やレモンなどでさっぱりといただけますが、特筆すべきは大根おろしを入れた温かい特製ウスターソース。このソースがとっても個性的。

和のだしがしっかりと効いたウスターソースで、酸味があって、軽やかだけれど、旨みもたっぷり。しかし、くどくない。揚げたての温かいとんかつの味わいを損なわないようにと、ソースが温められて提供されるのもポイントです。

    「とんかつを『和食だ』と感じていただきたい」との思いでつくられた自家製おろしウスターソース

    「とんかつを『和食だ』と感じていただきたい」との思いでつくられた自家製おろしウスターソース

また、すべてのセットに、希少米「龍の瞳」を使ったふっくらとした「白米」、紫蘇が入った「大葉キャベツ」、和風だしがしっかりと感じられる「自家製おろしウスターソース」、黄身が入ったまろやかな「卵とカレー」、野菜がごろごろと入った「豚汁」、お漬物がついており、カレーをとんかつにかけることで、カツカレーにしていただくこともできます。

    じっくり煮込んだ小麦粉不使用の「卵とカレー」

    じっくり煮込んだ小麦粉不使用の「卵とカレー」

「卵とカレー」を白米に乗せて、その上に「自家製おろしウスターソース」をかけていただくのもおすすめ、とのこと

ランチの営業時間は12:00~16:30(L.O.15:00)までで、セットでは「白米」「大葉キャベツ」はおかわり自由。

自分好みに組み合わせながら、さまざまなスタイルで楽しめる、新しいとんかつ御膳のお店【とんかつ じゅんちゃん】。ぜひ足を運んでみてください。

黒木 純氏 プロフィール

    1978年、宮崎県出身。18歳にして料理人を目指して上京。【京味】などの名だたる名店で修業を重ね、2010年に東京・湯島【くろぎ】のオーナーシェフとなる。2011年・2012年には「ミシュランガイド東京」にて星を獲得。2014年、”和菓子文化の発展”という志を掲げて【廚(くりや) 菓子くろぎ】をオープン。2017年3月、本家【くろぎ】が湯島から芝大門に移転。日本料理研鑽会の一員となり、和食文化発展の一翼を担う。

    1978年、宮崎県出身。18歳にして料理人を目指して上京。【京味】などの名だたる名店で修業を重ね、2010年に東京・湯島【くろぎ】のオーナーシェフとなる。2011年・2012年には「ミシュランガイド東京」にて星を獲得。2014年、”和菓子文化の発展”という志を掲げて【廚(くりや) 菓子くろぎ】をオープン。2017年3月、本家【くろぎ】が湯島から芝大門に移転。日本料理研鑽会の一員となり、和食文化発展の一翼を担う。

この記事を作った人

嶋亜希子(ヒトサラ編集部)

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