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更新日:2025.06.02食トレンド

年間300軒食べ歩く「ナリグルマンTokyo.」が選ぶ! ラーメン通も唸る名店10選

本当においしいラーメン店が知りたいーー、そんな方にぜひオススメしたいのがこちら! ラーメン店からミシュランレストランまで、年間300軒のお店を食べ歩く「ナリグルマンTokyo.」が、何度も通って心の底からおいしいと感じた「本気でオススメしたいおいしいラーメン店10選+番外編」をお届け。ビブグルマン獲得の革新系から焼鳥店の〆ヌードルまで、食好きならではのセレクトは必見です!

【Ramen Jazzy Beats】の『味玉醤油らぁ麺』

「ラーメンからミシュランまで、年間300軒食べ歩く、ナリグルマンTokyo.です。ナリグルマン的好きなラーメンは、おいしさは勿論の事、美しさや、独創性、中毒性に惹かれる傾向にあります。また、今回紹介してる10選は、1~2回食べて良かったとかじゃなく、好きで実際複数回リピートしているというのも推したい点です」

「ナリグルマンTokyo.」が推す
“ヘビリピ”ラーメン10選

①祐天寺【Ramen Break Beats】

常識を打破し続ける、ラーメンイノベーティブ

    【Ramen Break Beats】の『特上 醤油らぁ麺』

    『特上 醤油らぁ麺』を筆頭に限定麺含め全部

2022年オープン、わずか一年でミシュラン・ビブグルマンを獲得したラーメンイノベーティブ。カナダ・トロントで8年間シェフ経験を積んだ柳瀬さんが手がける一杯は、天草大王の旨みを凝縮した澄んだ鶏油スープと、計算された美しい麺線が特徴です。繊細かつ奥深い発想の数々は天才的で、1,000円の壁ならぬ、2,000円、3,000円をブレイクし、ラーメンという料理の価値を上げる挑戦をし続ける革新店。

②祐天寺【博多ラーメン 琉】

東京で一番旨い豚骨なのでは、と思える一杯

    【博多ラーメン 琉】の『特製ラーメン(卵黄のせ)』

    『特製ラーメン(卵黄のせ)』

祐天寺の【博多ラーメン 琉】は、福岡・太宰府の味を再現した濃厚でちゃんとクセがある豚骨スープがウマい。豚骨特有の甘みとコクのあるスープに細麺が合う。卵黄のせも魅力的。個人的に博多の【八っちゃん】が好きなんだが、それを彷彿とさせる東京で本場の豚骨が味わえる隠れた名店。

③中目黒【Ramen Jazzy Beats】

鶏と煮干しの調和が新しい、流石の発想

    【Ramen Jazzy Beats】の『味玉 鶏ニボらぁ麺』

    『味玉 鶏ニボらぁ麺』

【Ramen Jazzy Beats】は、中目黒高架下に構える【Ramen Break Beats】の3号店。個人的に近所でヘビーリピートしている。看板の『鶏ニボらぁ麺』は、ニボシなのに苦味がなく、鶏との調和でスッキリともマイルドとも感じられるスープとパッツン麺の相性がなんとも良く、栄養価も高い一杯。醤油や塩の麺線の美しさはブレビ譲り。ちなみに、記事トップに使用されている画像は【Ramen Jazzy Beats】の『味玉醤油らぁ麺』。麺線の美しさと味玉の向きまで計算された完璧な一杯です。

④中目黒【新潟 三宝亭 東京ラボ 中目黒店】

『全とろ納豆麻婆麺』という中毒性

    【新潟 三宝亭 東京ラボ 中目黒店】の『全とろ納豆麻婆麺』

    『全とろ納豆麻婆麺』

新潟発の人気店【三宝亭】が展開するラボ店舗。『全とろ麻婆麺』と『酸辣湯麺』の二枚看板で勝負している潔さ。『全とろ納豆麻婆麺』は更に納豆の旨みが麻婆の刺激に加わり、中毒性抜群。山椒のきいたガチ麻婆麵はなかなか他では味わえない。新潟産コシヒカリのライス追加でミニ麻婆丼にするのがお約束。

⑤中目黒【手打ち あさま】

モチモチの向こう側を感じられる手打ち麺が最高

    【手打ち あさま】の『特製らーめん』

    『特製らーめん』

モチモチの手打ち麺が最高でリピートしてる中目黒の【手打ち あさま】。八丁堀【麺や 七彩】出身の店主が注文ごとに麺を手切り・手揉みした味わい豊かな絶妙食感が特徴。酸味を感じる湯スープとの相性も良い。意外と混んでなく、並ばずに食べられるのも魅力的。

⑥恵比寿【手打 親鶏中華そば 綾川】

鶏油に覆われし金色の清湯スープと手打ち麺

    【手打 親鶏中華そば 綾川】の『親鶏中華そば』

    『親鶏中華そば』

定期的に本能的に食べたくなる、恵比寿【手打 親鶏中華そば 綾川】。鶏油に覆われし金色の清湯スープは、親鶏のだしがふんだんに抽出され、深い旨みとコクが魅力。飲んだ翌日には特に体が求める優しい味わい。青竹で打つ極太手揉み麺は、モチモチ食感でスープとの絡みも抜群。コーレーグースで味変もオススメ。

⑦西麻布【博多麺房 赤のれん 西麻布本店】

飲みすぎても許される深夜に〆る半ラーメン

    【博多麺房 赤のれん】の『半ラーメン』

    『半ラーメン』

西麻布の老舗【博多麺房 赤のれん】は、深夜の〆にぴったりな博多ラーメンの名店。朝5時まで営業しており、飲み終わりに吸い込まれる有難くも危険な一軒。コクのある白濁豚骨スープと極細平打ち麺が絶妙で、『半ラーメン』にすることで許されたことにする一杯。しかしツルッと喉越し良く、肉汁じゅわりな水餃子も追加してしまうのは玉に瑕。

⑧新宿御苑【Ramen Afro Beats】

鶏白湯が食べたくなったら訪れるブレビの二号店

    【Ramen Afro Beats】の『特上鶏白湯らぁ麺』

    『特上鶏白湯らぁ麺』

鶏白湯が食べたくなったら思わず向かう、新宿御苑【Ramen Afro Beats】。こちらは【Ramen Break Beats】の2号店。看板の『特上地鶏白湯らぁ麺』は、希少な天草大王の旨みを凝縮した濃厚ながらキレのある泡系スープが特徴。パプリカのエスプーマが美しく調和し、味わいに奥行きを与える。しなやかなコシの細ストレート麺はスープとの相性も良い。見た目も味も記憶に残る一杯。

⑨赤坂【Ramen 翡翠】

2025年話題の新店。変幻自在な気鋭

    【Ramen 翡翠】の『特製醤油ラーメン』

    『特製醤油ラーメン』

店主の渡辺さんは【Ramen Break Beats】などで研鑽を積んだ実力派。独立し、2025年2月に赤坂見附でオープンした【Ramen 翡翠】。オープン初日から行列が絶えず、ラーメン通の間でも早くも「今年一番の注目店」と話題。『特製醤油ラーメン』は、王道鶏清湯スープに歯ごたえのある細麺が抜群に合い、器用で洗練された一杯。すぐに何かしら称号を獲るでしょう。

⑩溝の口【灼味噌らーめん 八堂八】

復活に心躍る灼熱の味噌らーめん

    【灼味噌らーめん 八堂八(やどや)】の『灼味噌らーめん』

    『灼味噌らーめん』

中目黒時代から通っていた大好きな濃厚味噌。中目民から最も愛され、惜しまれつつ閉店した【灼味噌らーめん 八堂八(やどや)】が、2024年冬に溝の口で復活。オープン初日から行列ができる中、久々に味わう『灼味噌らーめん』は、香ばしさと深みが健在で、思わず笑みがこぼれる。札幌直送の平打ち麺、自家製無添加味噌、そして堂八イズムが詰まった一杯。やっぱり八堂八、最高。

番外編:白金【鳥さわ ジグボーンクラブ】

焼鳥屋の〆ですするラーメンとも違う特異な一杯

    【鳥さわ ジグボーンクラブ】の『チーズトリスヌードル』

    『チーズトリスヌードル』

白金の【鳥さわ ジグボーンクラブ】で提供される『チーズトリスヌードル』は、焼鳥の名店【鳥さわ】が手がける新感覚の一杯。「トリス」は「鶏スープ」の略で、鶏白湯スープに素麺を合わせた独自のスタイル。この『チーズトリスヌードル』は、濃厚な鶏白湯スープにチーズが溶け込み、何とも言えないクリーミーな味わいが特徴。麺には熊本産の極細素麺を使用し、喉越しとスープの絡みが絶妙。鶏ひき肉やレモンが添えられ、ブラックペッパーを加えることで味に深みが増します。ラーメンともパスタとも異なる、新しい感覚。これだけ〆にもありな特異な一杯。

自らの足で通い、実際に味わい続けてきた「ナリグルマンTokyo.」が、自信を持ってオススメするラーメン店はいかがでしたか? 流行や話題性だけにとらわれず、実力のある店を丹念に選び抜いたラインアップです。ラーメン好きを自認する方にこそ訪れていただきたいお店ばかり。次の一杯を探すヒントにぜひ役立ててください。

この記事を作った人

ナリグルマンTokyo.

ラーメンからミシュランまで年間300軒食べ歩き。特に中単価系の予約可能なお店を求めて、好きなメシを動画と写真でおいしく伝えたい人。好きな食べ物:鮨/焼鳥/中華/蕎麦/スープカレー 好きな物:スターウォーズ/お笑い/競馬

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