【APÉRO AOYAMA】リニューアル! 本場フランスのアペロ文化が進化、青山で体感する「洗練のワイン体験」
青山の人気ワインバー【APÉRO AOYAMA】が、新たなテーマ「Your Journey of Taste(味覚の旅)」を掲げ、2025年12月13日(土)にリニューアルオープン! 前店舗で愛されたフランスのアペロ文化はそのままに、新店舗では極上のフレンチ・ペアリングを提供。まるで本場パリを巡るような美食体験を、ひと足先にレポートします!
-
青山の人気ワインバーが“味覚の旅”をテーマに進化
ソムリエとシェフが紡ぐ、ワインと料理で巡る物語
料理とワインが響き合う、アペロが導く至福のテイスティング体験
青山の人気ワインバーが“味覚の旅”をテーマに進化
店内は、パリのアパルトマンを思わせるシンプルで美しい空間
10年間にわたり青山で愛されてきた【APÉRO AOYAMA Winebar & Table】が、新たなテーマ「Your Journey of Taste(味覚の旅)」とともに生まれ変わりました。2024年の移転を経て、食材・空間・体験のすべてがアップグレード。フランスのリアルなアペロ文化を継承しながら、成熟した大人が心地よく過ごせる洗練されたワインバーへと進化しています。
-
カウンター席(10席)の目の前には大きな窓が広がり、春には桜が望める特等席に
-
テーブル席、ソファ席、大テーブル、テラス席も備え、小型犬や子ども連れの利用も歓迎
日本各地から選りすぐったオーガニック食材を使ったカジュアルフレンチと、300種以上のワインがゲストをお出迎え。食材の季節性や生産者の想いを尊重する姿勢が一皿ごとに宿り、ワインと料理を通して“味覚の旅”へ誘われるような時間を過ごすことができます。
ソムリエとシェフが紡ぐ、ワインと料理で巡る“味覚の旅”のストーリー
料理の一例『カットプレート』(熟成ハム、サラミ、自家製パテ、自家製ピクルス etc)お一人様 1,200 円
-
料理の一例『炭焼きタコのコンフィ ラディッシュのピクルスとゴルゴンゾーラ風味の麹チーズを添えて』2,500 円
-
料理の一例『三良坂牛のバベット季節野菜のロースト ベアルネーズソースを添えて』4,000円〜
【APÉRO AOYAMA Winebar & Table】では、“Your Journey of Taste(味覚の旅)”というテーマのもと、ワインと料理の双方からゲストの体験が丁寧に設計されています。
まずはソムリエが案内役となり、ゲストの好みや気分に合わせてワインやペアリングを提案。その一杯がどの土地で生まれ、どんな生産者がどのような哲学で手がけたのか――背景を知りながら味わう時間は、まさに旅の序章です。
フランスのオーガニックワインがメイン。グラスワイン 1杯1,500円~、ボトルワイン 7,000円~
料理は、シェフが日本各地の生産地を訪れ、出会った食材が中心。旬を迎えた素材の魅力を最大限に引き出す調理が施され、季節ごとに訪れる楽しみを感じられます。現在はディナーのみですが、2026年1月10日(土)からはブランチの提供も開始予定で、より幅広いシーンで利用できるようになります。
ワインはオーガニックの造り手に焦点を当て、300種類以上をラインアップ。丁寧なヒアリングをもとに、その瞬間に最適な一杯を選んでくれる点も魅力です。
料理とワインが響き合う、アペロが導く至福のテイスティング体験
今回は、4皿のコース仕立てでテイスティングを体験しました。
1皿目-
AMUSE:『チーズたこ焼きと国産トリュフ』岐阜県のトリュフハンター・谷田さんが採取した国産トリュフ/共働学舎のラクレットチーズ
シャンパーニュ:ドメーヌ・ジャン・ミシェール『カルト・ブランシュ・ブリュット』
ひと口目から、ワッフル生地の軽やかさとラクレットチーズの豊かなコク、そして国産トリュフの深い香りが重なり合い、思わず表情がほころぶ一皿でした。たこ焼きという日本人に馴染みのあるメニューを、ここまでエレガントに昇華させている点に驚かされました。
合わせたシャンパーニュ『カルト・ブランシュ・ブリュット』は、10年熟成ならではのバターのような香りとやわらかな厚みを備えつつ、口に含むとフレッシュさがふわりと広がり、料理の香りと美しく調和。トリュフの芳醇さを引き立てながら、後味を軽やかに整えてくれる、まさに“最初の一杯”にふさわしいペアリングでした。
-
『炙り天然鯛、ビーツのハリッサ、玄米酒粕麹のチーズ』/寺田本家(千葉)の麹と玄米/柴海農園(千葉)のビーツ
白ワイン:ラリー・シェルビーノ『ウオヴォ・ホワイト』
炙った天然鯛の香ばしさに、寺田本家の麹と玄米から生まれたチーズソースがそっと寄り添い、やわらかな旨みの層をつくり出します。そこへ、ビーツを使ったハリッサが甘みと穏やかなスパイスを添え、魚と野菜が互いを引き立て合う、心地よいバランスに仕上がっていました。
合わせた白ワイン『ウオヴォ・ホワイト』は、卵形のタンク由来のまろやかさと、リースリングらしいフレッシュさが共存。鯛の香ばしさや麹の深みもひき立ててくれます。甘みや旨みが重なり合うペアリングでした。
-
『鹿のロース、季節の野菜』北海道産エゾジカ(ジビエマルシェ)/チンゲンサイ・パースニップロティ・チャード(横須賀・ショーファーム)ル・ポタジェ・デ・セル(長野)・柴海(千葉)
赤ワイン:マス・デ・ケルヌ『ソーシャル・クラブ』
低温で丁寧に火入れされたエゾジカは、表面はカリッと香ばしく、噛むほどに旨みが広がる見事な仕上がり。ショーファームをはじめ、各地から集められた旬野菜が皿にリズムを生み、鹿肉の力強さをやさしく受け止めています。ベアルネーズソースが全体を軽やかにまとめ、余韻に上品な酸と香りが心地よく残りました。
合わせた赤ワイン『ソーシャル・クラブ』は、黒果実とスパイスの豊かな香りが広がり、力強さの中に柔らかさを感じる一本。最後に残るほのかな苦味が鹿肉のコクと見事に調和していました。
-
『国産チーズ2種類』高秀牧場(千葉)/三良坂フロマージュ(広島)/洋梨のコンポート/パン(この日は三軒茶屋「ボネダンヌ」のパン)
白ワイン:ロワゾー・ド・パサージュ『ロワゾー・ド・パサージュ』
国産チーズ2種の食べ比べは、それぞれの個性が際立つ、静かで豊かな余韻のひと皿でした。高秀牧場のセミハードはミルクの優しい甘みがあり、噛むほどに旨みが広がります。一方、三良坂フロマージュの山羊のフレッシュチーズは、清々しい酸と軽やかなコクが魅力。洋梨のコンポートやパンと合わせることで、香りや質感の変化も楽しめました。
合わせた白ワイン『ロワゾー・ド・パサージュ』は、樽のまろやかなニュアンスに洋梨やパッションフルーツの瑞々しい果実味が重なり、ふくよかさと爽やかさが心地よい一本。チーズの風味を柔らかく包み込んでくれました。
この日いただいたワインはこちら
どのお皿も、素材の個性を尊重しながら、香りや温度、食感のコントラストを巧みに重ねた構成で、“旅をしているような高揚感”がありました。ワインの背景を知ることで、一皿の奥行きがさらに深まるのも印象的です。
オープン直後はディナー営業のみですが、1月からはブランチ営業も開始予定。昼の光の中で味わうワインと料理の世界も、また新たな旅になりそうです。
また、【APÉRO AOYAMA Winebar & Table】がオープンした翌週の12月20日(土)には、北海道ニセコに【APÉRO NISEKO】も開業するそうで、そちらも合わせてチェックしてみてください。
シェフ|Timothée Barthélémy(ティモテ・バルテレミー)
-
-
フランス・リヨン出身。ボキューズグループのブラッスリーやミシュランレストラン「La Rémanence」で研鑽を積む。日本移住後は立川「ルシェル」で日本食材を学び、Apéroワインバーの責任者を経て、2025年12月より料理長に就任。
代表|Guillaume Dupérier(ギヨーム・デュペリエ)
-
-
フランス・サヴォア出身。京都大学MBA取得後、銀行勤務を経て食とワインの世界へ。現在は都内2店舗・ニセコ1店舗のApéro系列を展開。
席数:49席(カウンター11席/大テーブル10席/ラウンジ6席/テーブル14席/テラス8席)
※小型犬同伴可
【APÉRO AOYAMA Winebar & Table】
-
-
電話:03-6325-3893
住所:東京都港区南青山3丁目8-5 TheCityminamiaoyamaFiore2F
アクセス:東京メトロ千代田/銀座/半蔵門 表参道店舗詳細はこちら >
この記事を作った人
取材・文/嶋亜希子(ヒトサラ編集部)
取材・文/嶋亜希子(ヒトサラ編集部)
-
中野・吉祥寺・三鷹デート・会食
中央線沿いでデートや記念日にもオススメしたいワンランク上のお店|東京
-
東京都グルメラボ
厳選したお酒と料理を楽しみたい時にオススメのお店|東京
-
人形町・門前仲町・葛西食トレンド
予約困難店【渡邊料理店】に姉妹店が誕生! 多彩なアプローチで全皿に薪火を取り入れたフランス料理|門前仲町【jiü 慈雨】
-
北九州旅グルメ
福岡グルメ旅。九州の玄関口、北九州の夜がもっと楽しくなるお店|福岡
-
恵比寿・代官山食トレンド
【メゾン ポール・ボキューズ】元料理長と元マダムの新たな挑戦、“居心地のいい”新店【opaline(オパラン)】|恵比寿
-
福井グルメラボ
福井の豊富な食材が堪能できるお店5選|福井
-
恵比寿・代官山食トレンド
名店【メゾン ポール・ボキューズ】がリニューアルオープン|代官山
-
町田グルメラボ
中華にフレンチ、カフェまで、町田のオススメグルメ店5選|東京・町田
-
鎌倉・大船・逗子食トレンド 旅グルメ
鎌倉の隠れ一軒家だから叶う! 丁寧に心豊かな時間を過ごす“ちょっとした夏旅”|【霹靂】鎌倉
-
高円寺/阿佐ヶ谷食トレンド
タイ北部の町をイメージした、アジア料理と自然派ワインを楽しむ注目ビストロ【p.i stand(ピアイ スタンド)】|東京・高円寺




