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更新日:2026.03.20グルメラボ

ミシュランが認めた「東京のそば」の名店。ビブグルマンで出合う、究極のそば

世界が注目する美食の街・東京。そのあまたある飲食店の中でも、長年愛され続ける「そば」は、まさに江戸の粋を今に伝える食文化の象徴です。そして今、ミシュランガイドの「ビブグルマン」という指標が、その奥深い世界に新たな光を当てています。今回は、東京都内でビブグルマンに選出された経験を持つ、実力派のそば店をピックアップ。日常の喧騒を離れ、静かに「本物」と向き合う。そんな大人のための贅沢な時間を、一軒のそば屋から始めてみませんか。

東京にあるビブグルマンの蕎麦店

目白【蕎麦おさめ】

築100年の古民家を新たな舞台に、在来種の蕎麦の魅力を伝える蕎麦の名店

    蕎麦おさめの料理

    『玄蕎麦』

    蕎麦おさめの店内

    築100年の古民家をリノベーション

在来種の蕎麦に特化した手打ち蕎麦の名店【蕎麦おさめ】が西麻布から目白に移転。蕎麦のうまさはそのまま。せいろ、粗挽き、玄蕎麦の3種を打ちわける他、それぞれに産地も変えるこだわりぶりで、例えば取材日のせいろは広島の比和在来、粗挽きは長崎の対馬在来、玄挽きは福井の池田在来といったところ。素朴ながら力強い味わいは在来種ならでは。

元は茶道の宗匠の住居だった一軒家を再生。つくばいや灯籠を配した坪庭を臨む、大正・昭和の趣を今に伝える店内は、長い年月を経ればこその温かみを感じさせます。床はフローリングに変え、床暖房を入れるなど現代に即しリノベーションもしています。豊富に揃うつまみや日本酒とともに、粋なひとときを楽しめます。

神楽坂【蕎楽亭 もがみ】

蕎麦の名店・神楽坂【蕎楽亭】の名を受け継ぐ、新しい蕎麦文化の担い手

    蕎楽亭 もがみの料理

    『ざるそば』

    蕎楽亭 もがみの店内

    オープンなカウンター席を用意

ミシュラン1つ星をもつ名店【蕎楽亭】から、唯一のれん分けを許された店が【蕎楽亭 もがみ】。名店仕込みの『ざるそば』は会津産のそば粉を、少量のつなぎで打ち、半日寝かせて使用。そば本来の持つ甘みを、最大限引き出した逸品です。また、修業時代に感動したという【蕎楽亭】の味を受け継ぐ『天ぷら』など、一品料理も充実。注文を受けてから活き海老をさばく、こだわりの味を堪能できます。

神楽坂の賑わいから、少し奥まった静かな場所に佇む風情の同店。ゲストの姿を見て常に心配りを欠かさないように、あえてオープンにしたカウンター席も設置しています。蕎麦屋には珍しく広いカウンター席は、お一人様も気兼ねなく利用できると好評。会津の地酒をおともに小料理を楽しんで、〆は自慢の蕎麦に舌鼓を打つなんて小粋に利用できるお店です。

千歳烏山【東白庵かりべ】

端正な味わいの蕎麦前を楽しみ、名店譲りの十割蕎麦を堪能する

    東白庵かりべの料理

    『せいろそば』

    東白庵かりべの店内

    温かみと洗練さが同居する、落ち着いた空間

店主の苅部政一氏は、千葉県柏にある蕎麦の名店【竹やぶ】の出身。2011年に念願かなって神楽坂の路地裏に【東白庵かりべ】を構え、2019年には千歳烏山にその舞台を移しました。新潟県と長野県から仕入れた玄蕎麦を自家製粉して打つ十割蕎麦は、蕎麦の香り、甘み、風味が高次元で融合した、まさに名店仕込みの味わい。昼間から、丁寧につくられた蕎麦前、蕎麦とともにお酒が楽しめるのも、この店の大きな魅力の一つとなっています。

店内の設計は柏【竹やぶ】の内装なども手がけた大工によるもので、店内にはヨーロッパのアンティークの椅子などを配しています。落ち着いた雰囲気でゆっくりと寛げる店ですが、プライバシーを重視できるよう、4名まで利用できる個室も完備。特別な人との大切な時間や会食にも重宝します。そばに合う日本酒は『七本槍』や『而今』『貴』など、銘柄が揃っています。

両国【江戸蕎麦 ほそ川】

両国で名を轟かす手打ち蕎麦の雄。独学で突き詰めた至高の蕎麦と肴

    江戸蕎麦 ほそ川の料理

    『冷かきそば』

    江戸蕎麦 ほそ川の店内

    相席でもゆったりできる広めのテーブル

両国・北斎通りから一本、路地を入るとすぐに現れる小粋な店構えの【江戸蕎麦 ほそ川】。店主・細川貴志氏は、とにかく自分がおいしいと思えるものしか出さないという生粋の職人気質です。日本全国から自身が納得できる蕎麦を玄蕎麦の状態で仕入れ、使う分だけ前日に皮むきしておき、翌朝石臼挽きで製粉、つなぎを使わずに打ちます。蕎麦本来の味が楽しめる『せいろ』は、品のいい蕎麦の香りと、きりっとしたつゆがよく合い、なんとも瑞々しく爽やか。2枚目の蕎麦を注文すると、1枚目とは産地の違う蕎麦を提供するというのも蕎麦っ食いにはたまらない粋なはからいです。

暖簾をくぐり引き戸を開ければ、中は和の情緒とモダンが一体となる洗練された空間が広がります。これは設計士・高橋秀一氏によるもの。外壁用の漆喰をあえて内部にも用いることで、素朴で落ち着いた空間に。随所に活けられた花が良いリズムを生み出しています。配置されているテーブルは広めのつくりで隣の客を気にせずスペースはゆったり。一人でふらっと蕎麦だけ食べる、さくっと蕎麦前で飲んで蕎麦で〆る。そんな粋な使い方ができます。

田原町【浅草 ひら山】

厳選食材でつくる手打ち十割蕎麦と季節の一品を楽しむ

    浅草 ひら山の料理

    『せいろと天ぷら(白海老かき揚げ)』

    浅草 ひら山の店内

    落ち着きのあるカウンター席

浅草の隠れ家【浅草 ひら山】では、手打ちでつくる十割蕎麦を存分に味わえます。自家製粉の蕎麦は、コシの強さとエッジの利いた喉越しが特徴で、旬の食材を使用した一品料理とともに楽しめます。季節ごとに変わる料理は、新鮮な素材を最大限に活かした天ぷらや、その他日本酒と相性抜群の逸品ばかり。

店内は木の温もりが感じられる和モダンな空間で、居心地の良さが魅力。温かみのある食器や家具が落ち着いた雰囲気をつくり、まるで隠れ家のような空間でゆったりと過ごせます。寛ぎのひとときを、心ゆくまで楽しめます。

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※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。

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ヒトサラ編集部

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