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2017.06.13グルメラボ

  • コラム

一味加えるだけで本格エスニックに?! スーパーで買えるスパイスの魅力

かつては、スーパーに売っているスパイスといえば、胡椒、唐辛子、山椒ぐらいのものでしたが、現在では多種多彩なスパイスが簡単に手に入るようになりました。今回は、手軽に入手できる様々なスパイスの特徴や、料理での使われ方などをご紹介します。

香辛料(スパイス)って、どんなもの?

 スパイスの語源はラテン語のSpices。多くは熱帯植物の、種子、花、葉、樹皮など、様々な部分を利用して作られ、ヨーロッパやその他の地域で古くから珍重されてきました。日本のスパイスは、中国大陸から伝来したものが多く、明治維新以降から西洋の香辛料も入って来るようになりました。それが一般家庭に普及するようになったのは、戦後になってからの事です。

 全日本スパイス協会では、香辛料のうち、茎・葉・花を利用するものを「ハーブ」、それ以外の部位を利用するものを「スパイス」と定義しています。これに従うと「スパイス」とは、香辛料の一部を表す言葉にあたるのですが、一般的には香辛料全般の事を「スパイス」と呼んでいる場合が多いようです。

自宅のカレーに、スパイスで一味加えてみよう

 スパイスを使って味つけをする料理の代表格といえば、何と言ってもカレーですね。市販のルーに、更にスパイスでもう一味加える事で、自分好みの味を演出してみましょう。

 カレーに追加するのに一般的なスパイスの「ガラムマサラ」は、「シナモン」、「グローブ」、「ナツメグ」など、数種類のスパイスをブレンドした、ミックススパイスです。本場・インドでは、それぞれの家庭毎に独自の配合で作られているそうですが、日本では、程よくブレンドされたものが市販で手軽に入手できますね。

 そのほか、「カルダモン」や「コリアンダー」を仕上げに入れるのも、カレーにエスニックな風味が増すのでオススメです。

料理の風味が増す、様々なスパイス

「ナツメグ」は、独特の甘い香りがあり、挽き肉料理や魚料理の臭みを消すために使われるスパイスです。日本や中国では、古くから健胃薬としても用いられてきました。先程紹介した「ガラムマサラ」の原料のひとつにもなっています。

 別名「月桂樹」とも呼ばれる「ローリエ」は、乾燥した葉っぱの形で売られている場合も多いスパイス。さわやかで明瞭な芳香があるので、料理の香り付けに使用されます。煮込み料理に使うと微かな苦味が出てきますので、葉の形をしたものは、お好みのタイミングで鍋から引き上げましょう。

 希少でやや高価なため、“高貴なスパイス”とも呼ばれる「サフラン」。エキゾチックな芳香があり、料理の黄色の色づけ、香りづけに使われます。少量のサフランを入れて炊き込んだ「サフランライス」は、様々な料理と組み合わせて用いられます。

 現在では、今回紹介したもの以外にも、様々なスパイスがスーパーや100均ショップ等で手軽に入手できるようになりました。料理に少々加えるだけで、様々な風味をプラスすることが可能なスパイス。一工夫した、あなた独自のレシピを作ってみてはいかがでしょうか。

この記事を作った人

文/斎藤 健(フリーライター)