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更新日:2019.12.22食トレンド 旅グルメ グルメラボ

京都観光でホッと一息つける、注目の最新実力派カフェ3選

老舗喫茶から海外で話題の店まで、個性派揃いのカフェ激戦区・京都に、コーヒーにこだわるニューフェイスが続々誕生。バリスタチャンプの新展開や東京の人気ロースターの姉妹店など、秋の京都へお出かけの際にホッとひと息安らげる、今年オープンの話題のカフェをご紹介します。

京都観光でホッと一息つける、注目の最新実力派カフェ3選

嵐山/【オカフェ キョウト 嵐山】

自家焙煎をスタートしたバリスタチャンプの新展開

    渡月橋を望む川辺にオープンしたモダンな店構え

    渡月橋を望む川辺にオープンしたモダンな店構え

まずご紹介するのは、今年7月、嵐山に2号店としてオープンした【Okaffe Kyoto 嵐山(オカフェ キョウト アラシヤマ)】。バリスタ競技会で日本一の経験を持つ、地元出身のスターバリスタ・岡田章宏さんが手がける人気カフェです。ドイツで修業を積んだ実力派焙煎士・山本順平さんを迎え、焙煎所を併設したロースターリーカフェとして、早くも話題の一軒です。

    写真左『パンどら・お肉』850円(税込)。肉の旨味と白味噌のソース、生地の甘味が好相性。写真右『本日のシングルオリジン』650円(税込)

    写真左『パンどら・お肉』850円(税込)。肉の旨味と白味噌のソース、生地の甘味が好相性。写真右『本日のシングルオリジン』650円(税込)

豆の個性をクリアに引き出したコーヒーは、定番の2種のブレンドに加え、ここでは日替りで希少なシングルオリジンも楽しめます。また、特製のどら焼き生地を使った本店の名物『パンどら』にも新メニューが登場。京都ポーク100%ハンバーグを挟んだ『パンどら・お肉』は、嵐山店限定の要注目の一品です。

    最新鋭の熱風焙煎機で豆の個性をクリアに引き出す

    最新鋭の熱風焙煎機で豆の個性をクリアに引き出す

店内にはイートインスペースもありますが、メニューはすべてテイクアウトOK。お店は渡月橋からすぐの好立地なので、コーヒー片手に嵐山の風情を楽しむのも、ここならではの贅沢です。

河原町/【喫茶百景】

街なかの喧騒を忘れる心地よいエアポケット

    シンプルな空間に個性的な照明のデザインが映える。DJがBGMを選曲するイベントも定期的に開催<br />

    シンプルな空間に個性的な照明のデザインが映える。DJがBGMを選曲するイベントも定期的に開催

最後は、同じく8月にオープンした【喫茶百景(キッサヒャッケイ)】。錦市場のすぐ脇にある小さなビルの奥の扉を開けると、アンティーク照明が映えるモノトーンの空間が広がります。市場界隈の喧噪も忘れてしまう、秘密めいた雰囲気が魅力です。

    写真左『深煎りの百景ブレンド』650円(税込)、写真右『バスク風チーズケーキ』500円(税込)

    写真左『深煎りの百景ブレンド』650円(税込)、写真右『バスク風チーズケーキ』500円(税込)

店主の高田翔平さんは、地元で厚い支持を得る【エレファントファクトリーコーヒー】で4年を経て独立。丁寧なドリップは名店で重ねた経験の賜物です。

自ら吟味した看板メニューのオリジナルブレンドは、地元の人気自家焙煎店「喫茶葦島」に特注。シングルオリジンコーヒーも月替わりで登場します。

    『季節のトースト』800円(税込)。写真はリンゴと蜂蜜、オリーブオイル、岩塩、黒胡椒

    『季節のトースト』800円(税込)。写真はリンゴと蜂蜜、オリーブオイル、岩塩、黒胡椒

濃密な苦味とコクが染み入る一杯は、『バスク風チーズケーキ』などの自家製スイーツや、旬のフルーツを使った『季節のトースト』など、コーヒーが進む一品と共にぜひ。こだわりのコーヒーが深夜まで楽しめるのがうれしい、とっておきの憩いの隠れ家です。

    錦市場のすぐ側にありながら、静かに寛げる雰囲気

    錦市場のすぐ側にありながら、静かに寛げる雰囲気

<閉店>二条城/【アライズコーヒー オルタネイティブ】

世界各国の豆の個性を多彩に引き出す

    巨大なサイのオブジェなど、オーナーが選んだタイの調度が目を引く

    巨大なサイのオブジェなど、オーナーが選んだタイの調度が目を引く

次に紹介するのは、8月にオープンした【ARiSE COFFEE ALTERNATIVE (アライズコーヒー オルタネイティブ)】。ここは、東京のコーヒー激戦区・清澄白河で厚い支持を得る、人気ロースター【ARiSE COFFEE】の支店です。

    『アイスコーヒー』『ドリップコーヒー』R:各500円~(税込)※テイクアウトも同額

    『アイスコーヒー』『ドリップコーヒー』R:各500円~(税込)※テイクアウトも同額

スペシャルティグレードのみを吟味したコーヒーは、約40種の生豆から常時8~10種に加え、京都店限定のブレンドも。

「果実や香草、ワインを思わせる風味など多彩な豆の違いを楽しんでほしい」と、近年、注目のアジア各国の産地をはじめ、ユニークな豆の持ち味を引き出した多彩なシングルオリジンに、思わず目移りしてしまいます。

    自家製の『ジンジャーカレー』SMALL:500円(税込)、注文は9:30~

    自家製の『ジンジャーカレー』SMALL:500円(税込)、注文は9:30~

メニューには、バラエティに富んだコーヒーと共に楽しみたい一品も。ショウガの刺激とパクチーの芳香がクセになる自家製の『ジンジャーカレー』は、十六穀米を使ったヘルシーな味わいが好評です。

    豆の個性を楽しめるよう、コーヒーはブラックのみで提供

    豆の個性を楽しめるよう、コーヒーはブラックのみで提供

清澄白河の店舗で人気のスイーツ『ブラジルプヂン』や、月替わりのランチメニューも登場。二条城からほど近い、ホテルの1階に併設とあって、京都観光にも重宝しそうな一軒です。

この記事を作った人

文/田中慶一

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