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技と感性、真摯な人柄から生まれる圧巻のプレゼンテーション|京都・祇園【祇園 呂色(ぎおん ろいろ)】

食通が集まる祇園で耳目を集めるフレンチ割烹【祇園 呂色】は、芦屋の人気フレンチ【Koshimo plus】小霜浩之シェフが営むお店です。フランス料理の技法に和を取り入れたコースは、食材の個性を活かし引き出しているのが特徴。シニアソムリエ小林氏が提案するワインとのペアリングも相まって、訪れる人の心を魅了してやまない一軒です。

呂色 キャビアと松葉ガニ

食材の色彩と優美な盛り付けが映える漆黒のカウンター

    呂色の外観

    和をモダンにアレンジしたアプローチに期待感が高まる

京阪祇園四条駅から徒歩4分、阪急河原町駅から徒歩7分。ビルの5Fに位置する【祇園 呂色】は、舌の肥えた京の旦那衆からも一目置かれる名店です。フレンチの技法を大切にしつつ、京都という街のイメージに相応しく、和のアクセントを利かせた創造的なコースが、上品に、流れるように展開します。

    呂色の内観

    食材そのものの色彩と、美しい盛り付けが一層映える10席だけのカウンター

奥へと伸びるカウンターと鈍色の壁面が、シックで落ち着いた雰囲気。店名の「呂色」は、“黒漆の濡れたような深く美しい黒色”という意味だそうで、「ぶれない心」と「新たなる挑戦」というシェフの想いが込められているそう。店内もそのニュアンスを色濃く反映した、非日常空間に仕上がっています。

個性を最大限引き出す、創意工夫に満ちたフルコース

    フォアグラ ブリオッシュトースト

    シェフのスペシャリテのひとつ、『フォアグラ ブリオッシュトースト』

漂う香り、調理の音、芸術的な盛り付け、そして味わい…。カウンター上で繰り広げられるシェフのプレゼンテーションは、まさに圧巻のひと言。一皿一皿から、旬の食材に真摯にアプローチする愛情と創意工夫が感じられます。素材の個性を存分に引き出し、繊細に組み合わせて表現しているのも特徴です。


ここからはその中でも、お店オススメのメニュー3つをご紹介します。

    鮑とそのコンソメ

    旨みと甘みをたっぷり蓄えた三陸産鮑を堪能する『鮑とそのコンソメ』

蓋を開けた瞬間、まずその得も言われぬ香りに魅了される『鮑とそのコンソメ』は、自然の恵み豊かなリアス式海岸で、旨味と甘味をしっかり蓄えた三陸産のアワビが主役。やわらかくふっくらしたその身を口に含めば、とろけるようなおいしさです。アワビの深い旨みを、滋味深いコンソメとマッチさせる計算は見事です。

    ピジョンの炭焼

    絶妙な火入れに魅せられる『ピジョンの炭焼 トリュフの香』

フランス・ランド産の美しいピジョンを、香ばしく炭焼きにしたメインは、濃厚な肝ソースとのコラボレーションに感動。「筆舌に尽くしがたい美味」と評判の小霜シェフの肉料理の真骨頂が感じられます。呂色のコースは肉料理の配分が多く、ほかにも、シャラン産の鴨、兵庫県産但馬牛、三河牛など、最高級の素材が登場します。

    キャビアと松葉ガニ

    口に含めば広がるみずみずしい旨み。「和」の魅力を表現した『キャビアと松葉ガニ』

フレンチでカニの冷製料理といえば、乳製品を用いたクリーム系のイメージがありますが、こちらには、あえて昆布とコンソメを使用。口にした途端に広がる、みずみずしい旨味に魅了されます。コストパフォーマンス抜群なキャビアの量にも驚き。食感を楽しみ、余韻に心奪われる逸品です。

粋なチョイスに意表を突かれる1,000本のワインストック

    1000本のワインストック

    ワインのストックはなんと1,000本! 唯一無二のペアリングを楽しんで

シニアソムリエの小林氏がいることも、この店ならではの魅力。粋なチョイスに意表を突かれたり、新しいペアリングのスタイルに驚かされたり…。世界各国からフランス産を中心にセレクトするというワインは、なんと常時1,000本。奥深いワインの世界に浸ってみては。


歴史あるホテルやフレンチの名店で確かな技術を手にした小霜シェフの料理は、いずれも柔軟な発想に満ちており、ひと皿ごとにサプライズが…。けれど、「考えながら食べる料理が多いフレンチのイメージをくつがえし、ライブ感に身を任せ、純粋においしく楽しんでほしい」とシェフ。肩の力を抜いて楽しめる、おもてなしにも脱帽です。

料理人プロフィール:小霜 浩之さん

    呂

    「リーガロイヤルホテル(大阪)」で19年間研鑽を積み、史上最年少の33歳で「グランメゾン・シャンボール(小倉)」のシェフに就任。09年よりフレンチレストラン「ドゥーズ・グー」でシェフを務めた後、12年、芦屋に【Koshimo plus】を開店し1ツ星を獲得。17年、【祇園 呂色】をオープン。

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ヒトサラ編集部

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