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更新日:2021.08.01食トレンド デート・会食

旬の食材の旨み、滋味を最大限に引き出す割烹料理の店|【銀座・器楽亭】

久我山の住宅街で12年間、滋味あふれる和食で食通をうならせてきた居酒屋割烹の店【銀座・器楽亭】。2020年3月、満を持して銀座6丁目に移転し、コース料理を提供する店へ。「食材を最高に仕立てる」という店主の信念は変わらず、四季が育んだ旬の食材の奥深さを存分に楽しめる名店です。

【銀座・器楽亭】内観

ゆったりとしたカウンター席と居心地のいい個室

    器楽亭の内観

    真新しい木の香りが漂う、L字形に並んだカウンター席

地下鉄銀座駅から徒歩3分のところにある、ビル8階のフロア最奥部。あんどんが灯る風情豊かな引き戸の先に、知る人ぞ知る日本料理の名店【銀座・器楽亭】があります。店内はL字形のゆったりとした9席のカウンターと1つの個室からなり、心地よい大人の隠れ家のような雰囲気が漂っています。

    器楽亭の内観

    最大4名まで利用可能な掘りごたつタイプの個室

個室は畳敷きの掘りごたつスタイルで、最大で4名まで利用可能です。落ち着いた雰囲気は周りに気兼ねすることなく、接待はもちろん、特別な日やご家族での利用に喜ばれています。料理を美しく盛りつける器も京焼を中心に取り揃え、インテリア同様に店主のこだわりが感じられます。

季節を変えて何度でも訪れたい、極上のコース料理

食材は豊洲や川崎の市場はもちろんのこと、金沢や福岡など日本各地から一流の仲買や専門店を通じて仕入れています。調理は食材のよさを引き出すことはもちろん、食の宝庫である日本の四季を存分に楽しめるように仕上げられ、北から南まで日本中を旅しているかのような贅沢なコース内容です。

ここからはコースの中の一例をご紹介します。

『造り』

    器楽亭のお造り

    旬の魚介の魅力を最大限に引き出した『造り』

初夏から夏によく登場する、脂がのったマグロと淡白な甘みの鱧のお造り。鱧は皮目に強火で焼き目を入れて氷水で冷やす「焼き霜づくり」。より旨みが際立つよう「塩水(えんすい)」の特製ダレで味わいます。しっかりと脂がのったマグロは、醤油と山葵でシンプルに。ときには黄身醤油で食することも。

『先付』

    器楽亭の先付

    四季折々の食材を巧みに組み合わせて季節感を表現する『先付』

コース料理のイントロを華やかに飾り、続く数々の料理に期待が高まる『先付』。夏であれば『すっぽんとナスのすり流し』が登場します。ジュンサイやそうめんを取り合わせた涼やかな一品に仕上がっていて、多彩な食材が生む食感の競演が見事です。

『ノドグロの飯蒸』

    器楽亭のノドグロの飯蒸

    フワフワの食感と、濃厚な脂の旨みに感激する『ノドグロの飯蒸』

脂ののったノドグロを酢飯と握り、じっくりと蒸し上げた料理です。柔らかなノドグロはもちろんのこと、濃厚な脂の旨みが染み込んだご飯もまた格別のおいしさ。口の中にやさしい旨みが広がります。コースの中盤でお凌ぎ代わりに提供される定番の一品です。

酒肴に合う日本酒を全国から厳選して取り揃え

    器楽亭の日本酒

    料理との相性がいい日本酒で楽しみたい和のマリアージュ

お酒に合う料理がコンセプトだけに、酒客がうなる酒肴のような一品が多いのが特徴。日本酒は人気の銘柄からレアな限定酒まで、日本酒好きの店主が香りや旨みのバランスを考慮し、料理と相性のいい食中酒を中心に幅広く取り揃えています。また、日本料理に合うワインの品揃えも自慢です。

食材を活かした四季折々の料理を選び抜かれた銘酒と共に堪能する店【銀座・器楽亭】。旬の食材と真剣に向き合い、研究を重ねて到達した調理技術と独自のセンスが織りなす料理の数々。他では出合うことのない創意が感じられ、グルメタウンの銀座でも存在感を放つ名店です。

料理人プロフィール:浅倉 鼓太郎さん

    器楽亭の浅倉 鼓太郎 氏

    1981年、東京都生まれ。調理師専門学校を卒業後、多国籍料理店に就職。その後、居酒屋の店長を務める傍ら、知見を重ねるため、数多の名店を食べ歩く。さらに自身でも研究、鍛錬を積み、和食の道を邁進する。2007年、久我山に念願の【器楽亭】を開店。2020年3月に満を持して銀座へ移転。

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ヒトサラ編集部

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