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更新日:2021.06.30食トレンド 連載

どれを食べても「ハズさないビストロ」厳選5軒|ヒトサラ編集部がオススメするお店

友達と寄ったり、デートの2軒目だったり、はたまたおいしいものをひとりで食べたい、なんて日に行きたくなるビストロ。求めるのは気軽に入れて、かつハズさない料理が楽しめるお店ですよね。そこで今回は、ヒトサラ編集部の5名がそれぞれの推しビストロをご紹介します!

ペタンクのウフマヨ

ヒトサラ編集部がオススメする
どれを食べても「ハズさないビストロ」

1.おしゃれなお店好き女子 宿坊が推す
 【BISTRO INOCCHI】/中目黒

一度見たら忘れられないテリーヌに会いたくて

    真っ白な壁を暖かな電球が照らす外観から、素敵な料理との出会いの予感がします

    真っ白な壁を暖かな電球が照らす外観から、素敵な料理との出会いの予感がします

私が紹介するのは、中目黒駅から少し歩いた路地裏に佇むお店【BISTRO INOCCHI】さんです。お店の方が温かく迎え入れてくれ、新鮮な野菜にこだわったフランス料理とワインが楽しめます。

コンクリート打ちっぱなしの店内は、スタイリッシュでありながらも居心地のよい空間。コースは2種類あり、今回は『ディナーコース(5,280円)』と料理に合わせたワインを少しずつオーダーしました。

  • 【ビストロイノッチ】料理

    お目当ての『50種の季節野菜と穀物のテリーヌ』は黄色ビーツのソースで

  • 【ビストロイノッチ】料理

    レアに仕上げた『サーモンのミキュイ』はナイフを入れてそのなめらかさに驚く

50種類の食材を使用したこちらのテリーヌは、その美しい見た目から心がときめいてしまいます。パリパリ、シャキシャキ、カリッ、コリッ。なめらかさ、みずみずしさ、ほろほろな食感。切り取る場所によって全然違う味わいが楽しく、五感を総動員して堪能します。

オーナーシェフの猪口さんにちなんで「お猪口(おちょこ)」で出てくる定番の『一口前菜』に始まり、『ブリのカルパッチョ』からメインの『サーモンミキュイ』まで、挙げればきりがないほどどの料理にも魅力があります。

2.大人デートのお店ならおまかせ 嶋が推す
 【Niru】/渋谷

週替わりの煮込み料理と自然派ワインのお店
  • 『ウフマヨ トリュフ風味』390円(税込)。生胡椒の目玉がとってもかわいい!

    『ウフマヨ トリュフ風味』390円(税込)。生胡椒の目玉がとってもかわいい!

  • 泡・白・赤・ロゼ・オレンジのワインがグラスで880~1,300円でオーダー可能

    泡・白・赤・ロゼ・オレンジのワインがグラスで880~1,300円でオーダー可能

私がオススメするのは、恵比寿と渋谷のちょうど中間に位置するビストロ【Niru】。店名の“ニル”とは“煮る”のことで、 煮込み料理と日本ワインを中心とした各国の自然派ワインが楽しめます。

お店を訪れたらぜひ頼んでほしいのが、定番人気の『ウフマヨ トリュフ風味』や、果実の酸味や甘みと野菜の持つ苦みが見事にマッチした季節の果実のサラダ、それにオムレツや〆の『魯肉飯』もハズせない。もちろん煮込み料理も!

    『3種の魚介 イカ墨煮込み』1,220円(税込)。希望であれば〆のリゾットも楽しめます

    『3種の魚介 イカ墨煮込み』1,220円(税込)。希望であれば〆のリゾットも楽しめます

煮込み料理は、定番の『鶏モモ肉の塩レモン煮込み(ターメリック風味)』をはじめとした4~5種から選べます。この日は『トリッパとドライトマトの白ワイン煮込み』やちょっと風変わりな『ワニ肉と夏野菜のミネストローネ』などがあり、魚介好きの私は『3種の魚介 イカ墨煮込み』をオーダー。じっくり煮込まれた牡蠣とムール貝、イイダコの出汁がたっぷりと染み出ていてとっても美味! 食べ終わったあとはリゾットにして二度楽しめました。

フードメニューは毎週変わるので、こまめに通っても新しい味に必ず出合えます。煮込み料理はもちろん、趣向を凝らした前菜やオムレツ、〆の魯肉飯など、自然派ワインに合う料理をぜひ!

3.艶っぽ系女子 福島が推す
【ビストロ カルネジーオ】/恵比寿

お肉と赤ワインで乾杯! 隠れ家ビストロで過ごす大人の時間

    ビストロ カルネジーオの肉料理

    ウチモモ2,100円、トモサンカク2,300円、ランプ2,500円(すべて100gずつ)

私が紹介するのは、恵比寿駅から徒歩1分の場所にある【ビストロ カルネジーオ】。おいしいお肉料理とリーズナブルなお酒に、いつも多くのお客さんで賑わっている人気のお店です。

ぜひ食べていただきたいのは、国産A5ランクのお肉! 部位ごとに100gずつ注文ができ、今回は「ウチモモ」、「トモサンカク」、「ランプ」の3種類を『野菜のグリル』とセットで注文しました。それぞれ柔らかさや甘み、味わいの違いがあり、どれを食べても納得のおいしさ。ボトルワインが3,000円前後でいただけるため、赤ワインと一緒に楽しむのもオススメです。

    ビストロカルネジーオの生ハム

    『生ハム クラテッロ ブラッティーナチーズ添え』2,970円

ワインがすすむこと間違いなしの『生ハム クラテッロ ブラッティーナチーズ添え』もぜひ! しっとりとしたテクスチャーにほどよい塩味、そこに新鮮なチーズがあわさり、いくら食べても飽きない味わい。お酒にあう料理のほか、シメのパスタなど、最初から最後まで楽しめる一軒です。

4.がっつり男メシ担当 関口が推す
 【ペタンク】/浅草

ホンモノの味をリーズナブルに楽しめる!

    『ウフマヨ』330円(税込)は、玉子を割ると、黄味がトローっと溶け出します!

    『ウフマヨ』330円(税込)は、玉子を割ると、黄味がトローっと溶け出します!

僕がオススメするビストロは、浅草にある【ペタンク】。シェフの山田さんはワインバーやグランメゾン、パリのレストランでの修行経験もあり、お店はカジュアルな雰囲気なのに、料理やワインはホンモノです。
ここの名物はアンチョビとマスタードのマヨネーズに包まれた『ウフマヨ』。なんと一皿330円と、とってもリーズナブル!

  • 昔懐かしい手羽先の『チューリップカラアゲ』880円(税込)

    昔懐かしい手羽先の『チューリップカラアゲ』880円(税込)

  • 店内はカジュアルかつ、センスのいい空間

    店内はカジュアルかつ、センスのいい空間

店内には遊び心のある雑貨が所せましと並び、和と洋がバランス良く配され、フレンチでありながら“浅草”を感じられるオシャレ空間です。

料理はほかにも、ビールやスパークリング、白ワインにも合う『チューリップカラアゲ』など800円ほどのおつまみ系から、メイン料理は1,800円前後、グラスワインは990円均一なので、結構食べても一人5,000円程度で済んでしまいます!
ホッピー通りも大好きだけど、たまにはオシャレな浅草ビストロもいかが?

5.編集部きっての飲み師・郡司が推す
 【bistro margo】/祐天寺

日常の暮らしにすっとなじむビストロ

    料理が出てくるまで、微発泡のワインでのどを潤す。日暮れ直前のまだ明るい光が心地いい

    料理が出てくるまで、微発泡のワインでのどを潤す。日暮れ直前のまだ明るい光が心地いい

どことなくミニチュアなサイズ感の祐天寺駅周辺の街並。この街に溶け込むようにして佇むのが、【bistro margo】。「さあ行くぞ」と意気込んで行くのではなく、花屋や雑貨屋に入るような軽い気持ちで、ふらっと足が迷い込む。そんなシチュエーションがぴったりな、3テーブルばかりの小さなビストロです。

白壁、木製の机と椅子、ガラスの花瓶に生けられた葉物で構成されたミニマルな空間。そして、そこに流れるレコードのアナログな音が、その空間をさらに素敵に、温かく包みます。……というと、どうも身構えてしまいそうですが、実際に店で過ごす時間は、肩の力がしぜんに抜けるような居心地のよさ。

ワインを飲み始めながら黒板のメニューで料理を選んで、一品目が到着するころにはすっかりその空間は自分の居場所になっている心地なのです。

  • 夏らしい爽やかな味わい。『地ダコ & キーウィ & キュウリ マリネ』1,450円

    夏らしい爽やかな味わい。『地ダコ & キーウィ & キュウリ マリネ』1,450円

  • 『カボチャ & アンチョビグラタン』1,150円。ワインが止まらない

    『カボチャ & アンチョビグラタン』1,150円。ワインが止まらない

この【bistro margo】で楽しめるのは、クリアな味わいで体になじむナチュラルワインと、じんわりとおいしさがこみあげる家庭料理。派手じゃないけど食材のおいしさをしっかりと感じる、毎日でも食べたくなる料理の数々。

『自家製パテ・ド・カンパーニュ』や『カボチャとアンチョビのグラタン』などワインが手放せなくなる料理はもちろん、酸味がきいた『自家製サワードブレッド』がまたおいしくて……。パテをのせたり、余ったソースに浸したり、パンだけでワインを飲んだり、気持ちのうえではやりたい放題。

ゆるりと肩の力を抜いて料理とワインを楽しむ。暮らしの中にすっとなじむような、そんなおいしい時間がきっと気持ちの贅沢を感じさせることと思います。

この記事を作った人

日々ウマいものを求め続ける「ヒトサラMAGAZINE」チーム

おしゃれなお店好き女子:宿坊
大人デートのお店ならおまかせ:嶋
艶っぽ系女子:福島
がっつり男メシ担当:関口
編集部きっての飲み師:郡司

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