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更新日:2022.01.29食トレンド

代々木上原のオールデイダイニング。こだわりの食材をカジュアルに|【PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara】

代々木上原駅の北口を出てすぐ。2021年11月10日、食の複合施設【GOOD EAT VILLAGE】の1階にカフェダイニング【PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara】(パブリックハウス ヨヨギウエハラ)がオープンしました。ナチュラルワインをはじめとしたお酒に、「GOOD EAT=愛すべき食」をコンセプトに日本中から集めた逸品食材を使った料理をカジュアルに楽しめます。

代々木上原のオールデイダイニング。こだわりの食材をカジュアルに|【PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara】

誰かと一緒でも、ひとりでも。ナチュラルワインと料理を味わう

全面ガラス張りのお店で、昼間はランチやスイーツを楽しむお客さんでにぎわう様子が、夜には照明を落として雰囲気をがらりと変え、お酒や料理を思い思いに味わう人々の姿が見えます。

    昼間はカフェですが、夜になるとお酒と料理を囲んだ大人の社交場に

    昼間はカフェですが、夜になるとお酒と料理を囲んだ大人の社交場に

【PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara】は、さまざまなシチュエーションで使えるレストランとして覚えておきたい1軒です。家族での食事や女子会、仕事帰りの語らいなどに対応する豊富なメニューが特徴で、駅前という立地は集合にも便利。ひとり飲みも歓迎で、キッチンを囲んだカウンター席で1杯飲めばひとりで心落ち着く時間が過ごせます。

    店内は約60席で、テーブル席とカウンター席があります

    店内は約60席で、テーブル席とカウンター席があります

また、お店にはフレンドリーなスタッフが多いのも特徴。メニューを説明する際には、決まったおすすめポイントを話すのではなく、自分で食べてみてよいと思った点や生産者の背景を話すことを大事にしているのだそう。

そのおいしさに背景あり。日本中のこだわり食材を全面に出した料理

夜のメニューは、オリジナルビールやハーブをふんだんに使用したカクテルをはじめ、ナチュラルワインとそれに合う料理が中心です。手書きのフードメニューを見てみると、おつまみにサラダ、サイドディッシュ、ピザやパスタ、肉料理と豊富なラインナップ。お酒に合わせて楽しみたい料理が並びます。

    どのメニューにも、とっておきの食材を使用

    どのメニューにも、とっておきの食材を使用

東京・西東京市にある【ニイクラファーム】の香り豊かなハーブや、【メゾンカイザー】など5社共同で開発したオリジナルビールなど、どのメニューにも日本各地からセレクトしたこだわりの食材を使っているのが特徴。

そんな【PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara】でぜひ食べていただきたい3皿をご紹介します。

    『金ごまフムスと季節の焼き野菜』990円

    『金ごまフムスと季節の焼き野菜』990円

『金ごまフムスと季節の焼き野菜』は、ひよこ豆のペーストであるフムスに「有機ごま油」を加え、コク深い一品に。さらに金いりごまやスパイスなどをトッピングし、味わい豊かに仕上げられています。金いりごまの香りとスパイスが絶妙な組み合わせの一品です。フムスの風味の主役となっている金いりごまは、1883年創業の胡麻専門店【和田萬】が手がけたもので、弾けるような香りが特徴。素揚げした茄子とブロッコリーと一緒にどうぞ。

    『新倉ファームのバジルとトマト』1,430円

    『新倉ファームのバジルとトマト』1,430円

発酵過程や焼き方をこだわり抜いたピザ生地は、パリッとしながらもモチモチとした食感も感じられる仕上がり。耳までおいしく食べられる逸品です。上に乗っているバジルは、西東京市で江戸時代から代々続く畑でハーブを栽培する【ニイクラファーム】で収穫されたもの。噛むたびにフレッシュで濃厚なバジルの香りが広がります。

    『海老フリットとハーブマヨネーズ』770円

    『海老フリットとハーブマヨネーズ』770円

プリプリの弾力に海老の旨味があふれるフリットは、そのまま食べても海老の濃い風味が印象的。まずはソースなしでパクリといただきましょう。【ニイクラファーム】が生産したバジルのマヨネーズにつけると爽やかな味わいが加わり、一皿で二度美味しくいただけます。

海老の仕入れ先である【海老乃家】は海老専門店で、国内で加工を手がけています。丁寧な作業が、海老そのものの旨味が味わえる秘密なのだそう。

    左から、ハンギング・ロック・ワイナリー『ロック スキンシー 2021』グラス1,200円、『新倉さん家のモヒート』1,320円、『パンからつくったペールエール』858円

    左から、ハンギング・ロック・ワイナリー『ロック スキンシー 2021』グラス1,200円、『新倉さん家のモヒート』1,320円、『パンからつくったペールエール』858円

ドリンクはワインにビール、カクテルと幅広いので、お酒の好みが違う方ともぜひ。お店のオススメであるナチュラルワインは、グラスで700~1,200円。本日のワインリストより、スパークリングが1種類、白・オレンジ・赤が2種類ずつから選べます。写真のワインはハンギング・ロック・ワイナリーの『ロック スキンシー 2021』。日本を愛するオーストラリアのワイン醸造家が造った、まるで「ダシ」のような旨味がじんわり広がるペットナット(微発砲のナチュラルワイン)です。

ピザや海老フリットに彩りを与えている【ニイクラファーム】のハーブは、アルコールドリンクにも。『新倉さん家のモヒート』には【ニイクラファーム】のミントがたっぷりと使われていて、フレッシュな香りが際立ちます。

他にも人気なのが、【カフェ・カンパニー】【リバネス】【CRUST JAPAN】【ベクターブリューイング】【メゾンカイザー】の共同開発である『パンからつくったペールエール』です。廃棄されてしまうパンを使ったこのビールは、ペールエール独特のほろ苦さにほんのりと甘い後味が特徴。おいしく食品ロスの解決に貢献できる、アップサイクルな1杯です。

現代版の公民館のような存在に

    店長の別府大河さん

    店長の別府大河さん

「『PUBLIC HOUSE』が目指すのは現代版の公民館。地域の方々が、ひとりでも誰かと一緒にでも気軽に訪れられるような、食を通じたゆるやかなコミュニティの場を育んでいきたいです」と語るのは店長の別府大河さん。

「人生は、誰と、どこで、何を食べるのか。その積み重ねでできているといえます。料理を囲んで話したことが、その人の未来を変えるかもしれない。食事がおいしいというだけでなく、どう食べるかをデザインしています。ぜひいろいろなシチュエーションで使っていただければと思います」(別府さん)。

    メニューに使用されている食材の一部は、店内のスペースで購入可能

    メニューに使用されている食材の一部は、店内のスペースで購入可能

今回ご紹介した料理やドリンクに使われている食材の一部は、店舗で購入することができます。実は、【PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara】は2021年にカフェやレストランの企画・運営を手掛けるカフェ・カンパニーとNTTドコモが共同で立ち上げた食のECサイト「GOOD EAT CLUB」と連動しているのです。

    メニューを食べて気に入ったら、買って帰れるのが嬉しい

    メニューを食べて気に入ったら、買って帰れるのが嬉しい

「GOOD EAT CLUB」では、「GOOD EAT=愛すべき食」と考え、未来に残したい日本中の食材をセレクトして販売しています。商品の一部には、「GOOD EAT CLUB」が主体となり生産者や加工業者、シェフとコラボレーションして開発した食材も。【PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara】の地下にあるキッチンを兼ね備えたラボである【おいしい未来研究所】で今も新たな商品が生まれているそうなので、これからの取り組みにますます注目です。

レストランはおいしいものを誰かと食べるだけでなく、初めての食材に出合ったり、そこで出会う人との会話を楽しんだり、音楽や家具など店のセレクトを味わったりと五感をフルにして体感する場所。レストランならではの楽しみがあることを改めて感じられる場所になりそうです。

料理人プロフィール:子安 亮さん

  • 1983年生まれ、千葉県出身。2010年にカフェ・カンパニーの店舗で料理人としてのキャリアをスタート。さらに料理の腕を磨きたいと東京都内で複数のフランス料理店で修業し、料理のエッセンスを学ぶ。シェフ・店長等を経て、カフェ・カンパニーで再び腕を振るうことに。現在は【PUBLIC HOUSE Yoyogi Uehara】のキッチンスタッフを務める。フランス料理に限らず、さまざまな料理法でナチュラルワインにぴったりの料理を開発中。

この記事を作った人

撮影/三橋 優美子 取材・文/泉 友果子 

メディアに勤務後、フリーランスの編集者、ライターに。街や食、旅といったテーマに携わる。

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