1日のさまざまなシーンを味わう、人気パティスリーのサロン・ド・テ|【ASAKO IWAYANAGI SALON DE THÉ(アサコイワヤナギ サロン・ド ・テ)】等々力
ビジューなパフェや独創的なケーキで全国に熱狂的ファンを持つ【PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI】。パティシエメイドのクレープやチョコレートなどをテイクアウトできる【ASAKO IWAYANAGI PLUS】に続く3店目として、同敷地内に2021年10月、【ASAKO IWAYANAGI SALON DE THÉ】をオープンしました。イートインに特化した空間にこれまでの人気メニューが揃うだけでなく、サロンだけのメニューも。心躍るひとときが待っています。
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ブランドのあらゆるスイーツを、ライブ感溢れる空間で
朝パフェから食事まで、パリのサロン・ド・テのように幅広くカバー
おいしさを相乗するペアリングドリンクをお供に
ブランドのあらゆるスイーツを、ライブ感溢れる空間で
洗練された空間の中心に配されたのは、広々としたオープンキッチン。そこをぐるりと囲むようにカウンターとテーブル席が並び、どこからも岩柳麻子シェフはじめパティシエたちの見事な仕事が望めます。ボールをかき混ぜる音にクレープを焼く甘い香り……五感への刺激が立体的に重なり、ライブ感たっぷり。
グレーを基調としたシックでモダンな店内に、デザートの色彩が美しく浮かび上がる
臨場感とゆったりとした落ち着きが交差する店内でいただけるのは、パフェ、ケーキ、クレープ、ジェラートといった、これまでブランドで出してきた全カテゴリーのスイーツ。さらには新たに、モーニングやランチといったお食事メニューもお目見えしています。2022年からは待望のアフタヌーンティーもスタート! まさに【PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI】のこれまでとこれからをつなぐ、集大成を味わえるというわけです。
『パルフェバンビ』は、これまでのパフェより少し小さめ。色々なメニューを食べられるようにとの心遣いが見える
朝パフェから食事まで、パリのサロン・ド・テのように幅広くカバー
サロン・ド・テの朝は早く、8時にオープン。しっかり朝食をとる人もいればパフェを嗜む人も多いよう。朝からパフェ!? と驚くなかれ、これはパフェの朝食。アサイーボウルに見立てた『朝パフェ』なのです。
『朝パフェ』(コーヒーorお茶付き)3,300円。フルーツは季節がわり。朝食セットに小さめバージョンの朝パフェをつけるのもいい
季節ごとに旬の果物が入り、イチゴの時期ならイチゴとアサイーのソルベや濃厚な水切りヨーグルト、フレッシュフルーツが。朝食らしい自家製天然酵母パン(のラスク)と自家製グラノーラのサクサク感もアクセント。そこにルッコラとバルサミコの苦味と酸味が爽やかさを引き立てます。さらにイチゴとセロリのマリネはシャキシャキと香りの個性で味の奥行き広げてと、食べ進むごとに清々しい発見が。
パフェでありつつ体が目覚める爽快感に満たされ、フレッシュなパフェでビューティーチャージまで叶いそう。
季節がわりのクレープビジューから『苺ストロベリーフレーズ』(和紅茶ジェラートとイチゴとヨーグルトのソルベ入り)ジェラート1種2,200円/2種2,530円
クレープもイートインで味わえるように。中でも外せないのが『クレープビジュー』のシリーズ。“パフェの宝石”と称される、シーズナブルな『パルフェビジュー®︎』と連動するスペシャリテであり、パルフェビジューをクレープ化させた、いわば“宝石クレープ”です。この日は『苺ストロベリーフレーズ』を。
和紅茶ジェラートとイチゴヨーグルトのソルベにフロマージュブランクリーム、和紅茶クリーム、イチゴシナモンコンポート、イチゴのクラックラン、ベリーティーのジュレとパフェのように緻密。底の先端までしっかりおいしさが詰まっています。
トップには赤いイチゴ、近頃人気の白イチゴに加え、深い色のイチゴが! その正体は『真紅の美鈴』というアントシアニン豊富な通称“黒イチゴ”。全国からおいしい果物を入れているから、時にはこんな珍しい果物に出合うことも。
アフタヌーンティーにパフェが付くのも、パフェの聖地ならでは。『アフタヌーンティー』6,050円
アフタヌーンティーはウェルカムドリンク(モクテル)、本日のお茶に、小さなお菓子が並ぶプレート、プチサンド、本日のサラダ、パルフェバンビとパフェ用のペアリングドリンク付き。アフタヌーンティー用タワーではなく、【アスティエ・ド・ヴィラット】のプレートでサーブされます。派手さはなくとも丁寧につくられたお菓子の様式美が、職人の洗練の手仕事を感じるプレートにしっくり馴染みます。
スコーンやチーズケーキ以外は、この一皿のためだけにつくるもの。アフタヌーンティー限定の喜びが満載
その内容は季節変わりでこの日のデザートプレートは、2層の半生チーズケーキ、スコーン、レモンカード、ギモーヴシトロン、ケークレモンシロップ、ショコラクレムーなどがちょっとずつ色々。ザクザク食感とほんのり塩気がクセになるショコラクレムーに、ふんわりとろけてキュンと甘酸っぱいギモーヴシトロンと、味わいも食感もバラエティに富み没入必至です。
『ランチスペシャリテ』4400円。(要予約)。写真の品に加えてスープと選べるデザートも。パン・ドリンクはおかわり自由
サロン・ド・テのオープンとともにはじまったランチも、スイーツに負けずクリエイティブ。存分に味わうなら『ランチスペシャリテ』をリコメンド。季節のデリプレートに、カスレ風の自家製ソーセージと白インゲン豆のトマト煮(季節で変更あり)、2種のパン、さらにスープと選べるデザート、ドリンクもとスペシャリテの名にふさわしい充実ぶり。
デリプレートは春なら、山菜のフリットにホワイトアスパラガスのオランデーズソース、柑橘とケールのサラダなど、和洋の壁をさらりと越えて旬野菜の恵みが盛られます。山梨の自社工房でつくられる自家製ソーセージ入りのカスレ風には、ふきのとうで季節の香りも添えて。思いがけない組み合わせの妙は、お食事でも健在です。
おいしさを相乗するペアリングドリンクをお供に
メニューを眺めていると、料理やスイーツに数字がふってあることに気づきます。これはペアリング提案であり、対応する数字のドリンクが好相性ということ。ドリンク専門のスタッフが岩柳シェフと共にセレクトしたとか。
日本茶や世界のお茶、コーヒーのほか、『ラベンダー京番茶』、『金木犀と焙じ茶』など、香りを纏った【PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI】オリジナルティーも
ペアリングさせることで、スイーツの香りが何倍にも膨らんだり、単品では気づかなかった味わいが露わになったり。これもまたサロンの楽しみのひとつです。
染色を勉強していた経験のある岩柳シェフ。その独自の色彩やバランス感覚で、パティスリーの可能性と楽しさをどこまでも広げる
朝食からランチ、ティータイムと、フランスのサロン・ド・テさながらの幅広いメニューで迎えてくれる【ASAKO IWAYANAGI SALON DE THÉ】。
思い思いにおいしい時間を過ごしたら、すぐそこのパティスリーにも立ち寄って、さらなる幸せを持ち帰るのもお忘れなく。
※旬により品種やコース内容が異なりますので、ご了承ください。
【ASAKO IWAYANAGI SALON DE THE】
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電話:03-6432-1158
住所:東京都世田谷区等々力4-5-9-2F
アクセス:等々力駅 徒歩3分店舗詳細はこちら >
撮影/佐藤顕子 取材・文/chico
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