和の食文化とフレンチ、北海道の食材が起こす幸福な化学変化|札幌【Restaurant MiYa-Vie】
北海道・札幌市。円山の閑静な住宅街に佇む【Restaurant MiYa-Vie】は、繊細な和の食文化とフレンチが調和したメニューが味わえるレストラン。「雅(みやび)」と、フランス語で「人生」「生き様」を表す言葉である“Vie”から名付けられた店名が、シェフを務める横須賀さんの姿勢を体現しています。
-
野菜を愛するナチュラルフレンチ
季節を五感で満喫できる、幸せなフルコース
地域との絆を大切に、この土地だからこその味を
野菜を愛するナチュラルフレンチ
半地下に位置する、隠れ家的な名店
地下鉄西28丁目駅から徒歩3分。【Restaurant MiYa-Vie】は、日本の心と北海道の旬食材が織りなす、繊細で優雅なフランス料理店です。レストランの顔とも言うべきロゴマークは、シェフの横須賀 雅明さんの愛する野菜をモチーフに。曲線の部分は葉野菜と根野菜を意味し、ふたつの楕円は、実野菜を意味しているのだとか。その愛を裏付けるように、すべてのコース料理は季節の葉野菜・根野菜・実野菜を用いた前菜からスタートします。
白とベージュを基調とした、ナチュラルでくつろげる店内
白とベージュを基調とした店内は、趣の違う2つの空間に分けられていて、訪れる度に異なる雰囲気を満喫できます。カウンター席は、ラグジュアリーで落ち着けるムード。一方、白一色の板壁に囲まれたテーブル席は、明るくナチュラルな空間です。
季節を五感で満喫できる、幸せなフルコース
店内には、大切な人との食事や記念日に選びたい、上品な雰囲気漂う個室も完備。ミシュラン星付き店で修業したオーナーが手がける和のエッセンスが加わったフレンチは、「食べるだけで幸せな気分になれる」と評判です。
ここからはその中でも、お店オススメの3つのメニューをご紹介します。
『衣を纏った穴子、根セロリのピューレ、胡瓜のソース、エゴマとラディッシュ、青梅の酸味』
夏の到来を五感で感じられる、彩り豊かで爽やかなひと皿
揚げたアナゴにマリネしたきゅうりやラディッシュなどを合わせ、爽やかなソースで仕上げられたひと皿。和の食材を活かした、日本の夏を感じられる逸品です。
『江別産黒豚肩ロース、新にんにくと豆乳のクリーム、赤紫蘇を纏ったズッキーニ、苦瓜』
旬のズッキーニと赤じそのコラボが目にも爽やかなひと皿
夏においしさを増すズッキーニと赤じそを合わせ、日本ならではの夏の味わいが表現されています。旬の素材の味と香りのバランスがよく、イキイキとした旨みをたっぷりと感じられる一品です。
『イルフロッタントをイメージに烏龍茶のクリームに浮かべたメレンゲ、ピンクグレープフルーツのコンフィ』
烏龍茶の香りを移した爽やかなクリームが魅力の「イルフロッタント」風デザート
フランスでは定番のデザート「イルフロッタント」ですが、一般的に使われるアングレーズソースとはひと味違い、烏龍茶の香りをクリームに移し、爽やかな風味に仕上げられています。
地域との絆を大切に、この土地だからこその味を
食材は地元北海道産、さらに国産に強いこだわりが
地域との絆を大切にし、この土地だからこその食材の魅力を、最大限引き出すことに情熱を注ぐ横須賀シェフ。「生産者と近い関係にあることで、素材を最上の状態で調理して提供できる」と断言する、食へのひたむきさはその料理からひしひしと伝わります。
料理人プロフィール:横須賀 雅明(ヨコスカ マサアキ)さん
1972年、埼玉県出身。幼い頃から“食”に関心が強く、14歳の時に雑誌に掲載されたフランスの三ツ星シェフの特集を読み、食の世界へ憧れるように。東京のホテルオークラで修業を開始し、その後フランスの三ツ星店など複数のレストランで修業。帰国後、北海道「ザ・ウィンザーホテル洞爺」の【ミッシェル・ブラス トーヤ・ジャポン】で料理長を経験。2006年に【Restaurant MiYa-Vie】を独立開業。
【Restaurant MiYa-Vie】
-
電話:050-5263-7444
住所:北海道札幌市中央区北3条西26丁目3-8
アクセス:西28丁目駅 徒歩3分店舗詳細はこちら >
※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。
この記事を作った人
ヒトサラ編集部
-
神谷町食トレンド
【フロリレージュ】川手寛康シェフプロデュース! 新感覚イノベーティブバー【SODDEN FROG】で感性を刺激する体験を
-
博多グルメラボ
博多周辺エリアで個室・半個室でゆっくりできる店|福岡
-
東京都グルメラボ
誕生日や記念日にぴったり! ちょっと贅沢に高級ディナーを満喫できるお店5選|東京
-
海外旅グルメ 連載
フランス・ブルゴーニュ【コモ・ル・モンラッシェ(COMO Le Montrachet)】~ヒトサラ編集長の編集後記 第82回
-
仙台・国分町・一番町グルメラボ
記念日に訪れたい、仙台市内でしっとりした大人の雰囲気の店5選|宮城
-
横浜グルメラボ
山下公園からみなとみらいまで、横浜デートの最後に立ち寄りたいお店|神奈川
-
六本木・麻布十番・広尾グルメラボ
大人デートの2軒目にぴったり! 六本木、麻布周辺の雰囲気のいいバー5選|東京
-
神谷町食トレンド
「ジャヌ東京」中国料理 【虎景軒】|この夏の期間限定、どこか懐かしく、でも新しい「町中華 at Hu Jing」を開催
-
神谷町デート・会食
フランス料理の巨匠・三國清三氏監修のグランビストロ【Dining 33】で、夏限定のディナーコースを大満喫|麻布台ヒルズ
-
秋田県連載
ヒトサラ編集長の食ダイアリー~とっておきの旅と食のはなし~vol.4|秋田③
関連記事
-
2025.08.16食トレンド
ミシュラン・ビブグルマン8年連続選出! ソウル発・コムタンスープ専門店【オクドンシク】が日本初上陸
-
2025.08.15食トレンド
【フロリレージュ】川手寛康シェフプロデュース! 新感覚イノベーティブバー【SODDEN FROG】で感性を刺激する体験を
-
2025.08.14グルメラボ
子どもも簡単につくれる【LA BONNE TABLE】の『茄子とトマトの冷製パスタ』のつくり方|「一流シェフのヒトサラレシピ」#14
-
2025.08.13グルメラボ
博多周辺エリアで個室・半個室でゆっくりできる店|福岡
-
2025.08.12旅グルメ 連載
ヒトサラ編集長の食ダイアリー~とっておきの旅と食のはなし~vol.5|イタリア・ピエモンテ州①