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2016.03.24食トレンド デート・会食

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いま最も熱い注目を浴びるイノベーティブ・フレンチの新鋭【クラフタル】。春限定の特別メニュー『お花見コース』の全貌を速報

新進気鋭の大土橋真也シェフのお店【CRAFTALE】に、4月12日までの期間限定で“春の特別コース”が登場しました。美しく感動的なその全メニューをご紹介。桜並木を歩くのもいいけれど、誇らしく咲く桜を窓から眺めながら美味に酔いしれるのも大人ならではの楽しみ方です。

5秒でまるわかり

“アミューズ”雪解け……

  • 雪のような口どけ『蕗の薹のムース』

  • 盛りつけも斬新な『蛙のフリット』

 ひと皿目は、『蕗の薹のムース』です。ほろ苦い味わいの冷たいムースが口に入れた瞬間にスッと消えていきます。その食感はまるで雪解けのよう。下には山菜が隠れていて、雪景色から顔を見せはじめた春の訪れを予感させます。
 ふた皿目は、『蛙のフリット』。冬眠から目覚めた蛙が池から飛びだしてきます。ジルシードのソースは産卵を表現しているそう。

“前菜”春の訪れ

    『桜肉(馬肉)のタルタル』には、桜の塩漬けを練り込んだバゲットをペアリング

    彩りも鮮やかな『新玉ねぎのタルト』。ローストした新玉ねぎの甘さが美味

 ここから、いよいよ春の訪れです。『桜肉(馬肉)のタルタル』は、桜の枝をかたどったシュー生地のまわりに、ハート型にくり抜いた桜の葉が数個あしらわれており、桜の開花を感じさせます。上品な甘さのタルタルに、人参のマスタードソースを合わせて。
旬素材の新玉ねぎにグリーンピースとウニを添えた『新玉ねぎのタルト』は、芽生えをイメージさせるひと皿。それぞれの素材がもつ甘さが際立ちます。
【CRAFTALE】は、ひと皿ずつ料理に合ったパンを提供する“パン・ペアリング”のスタイルを取り入れています。『桜肉(馬肉)のタルタル』には桜の塩漬けを練り込んだバゲットが、『新玉ねぎのタルト』にはタルト・フランベがペアリングされていました。

“メインディッシュ”咲き誇る満開の桜

    エスニックな味わいの『桜鱒』。パンではなくお米をペアリングした独創的なひと皿

    しっとりと仕上がった『仔牛』。蛤とアーモンドのクリームソースがよく合います

 メインディッシュで桜は満開へ。魚料理は『桜鱒』。海老せんべいの上にはピンク色の桜海老があしらわれています。テーブルで皿に注がれるのは、レモングラスが香るエスニックなスープです。そしてペアリングは、なんとジャスミンライスの桜餅風。最後にはこちらをスープに浸してリゾットのようにいただきます。この幅の広さも大土橋シェフの魅力のひとつ。
 お肉料理は『仔牛』。低温調理した仔牛は見事な桜色に仕上がっています。合わせるのは、蛤とアーモンドのソース。シルキーな口当たりのお肉に、クリームソースの優しいコクがマッチします。アオサバターが香る、海藻を練り込んだパンをペアリング。

“デザート”初夏の予兆……

  • 女心をつかむデザート『苺のシャーベット』

  • 愛らしい『はちみつレモン』

 デザートのひと皿目は『苺のシャーベット』。苺のコンフィチュールと、ふわふわのシャーベットは言うまでもなく美味。そして、ラストを飾るのは『はちみつレモン』です。蜂の巣や、蜜蜂のお尻に見立てた焼き菓子がとっても愛らしい一品。蜂の巣にはレモンクリームを。生姜のアイスクリームには、ホワイトチョコのクランブルを合わせています。春の締めくくりにふさわしいひと皿です。

 旬の味覚や桜にちなんだ食材を使い、季節の移ろいを見事に描いてみせた大土橋シェフの“春の特別コース”。ひと皿ひと皿が活き活きと輝いていて、なぜかそこから生命の息吹や自然の尊さを感じるのです。
 花見の名所・中目黒で桜を堪能しながら、そんなストーリーのあるコースをいただく、特別なデートには最適です。

 

この記事を作った人

梶野佐知子