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ヒト、食、アート 混ざり合う空間が楽しい隠れ家Bar【BAR FIVE Arrows】|新宿

賑やかな都心の中でも、特に多くの人々が行き交い忙しいイメージのある新宿。その駅徒歩3分という好立地でありながら外の喧騒を忘れられ、“ニューアメリカンキュイジーヌ”を堪能できる隠れ家バーダイニングがオープンしました。

BAR FIVE Arrows

アートと緑の非日常空間へ

人々の話し声、ネオン、無数に見えるお店の看板……。いわゆる新宿らしさが満載の通りを進み、ビルの6階へと上がります。エレベーターの扉が開きすぐ目の前に飛び込んでくるのは、グリーンが敷き詰められたエントランスと【BAR FIVE Arrows】のお店の文字。ここから既に、外の喧騒とは別世界が広がる期待値が上がります。

    BAR FIVE Arrows

    エレベーターを降りると目の前に広がる、別空間への入り口

扉から入ってすぐ、ワインなどの展示物が置かれたステーションに目が止まります。そして目線を上げていくと、大理石のバーカウンターの背景に広がるグリーンや、奥のソファーシートがある壁に掛けられた大きな絵画作品、と多くの気になるものが。「美術館を意識した」という言葉がすんなり受け入れられる、随所でアートが感じられる場所になっています。

    BAR FIVE Arrows

    非日常感を体感できる仕掛けが随所に見られる

    BAR FIVE Arrows

    ステーションの展示物や絵画作品は、気に入ったものがあれば購入することも可能

新鮮さと発見の“ニューアメリカンキュイジーヌ”

様々な要素が詰まったこちらのバーでいただけるのは、フレンチをベースにしたという”ニューアメリカンキュイジーヌ”。見た目も斬新、そして鮮やかなお料理にはシェフの遊び心も感じられ「もっと知りたい」と気持ちが掻き立てられます。

    BAR FIVE Arrows

    盛り付けられた見た目も楽しい『ポテトサラダ』

近年アメリカでも注目されている健康的・自然派といったキーワードや、廃棄を抑え全てを美味しくいただくというサスティナブルな思考も併せ持ち、さらにフレンチをベースにすることでカジュアルになりすぎず満足度を上げてくれるお料理の数々。まさに“ニュー”な感性の、シェフこだわりの創作が並びます。

    BAR FIVE Arrows

    アートの空間にも溶け込む仕上がりの『テンダーロイン』

掛け合わせの空間を楽しむ

「ニューアメリカンキュイジーヌ自体が、既に料理と料理をペアリングしているようなもの。そこにドリンクとしてのペアリング提案をしていく」と語るのは、お店の支配人でもある村上バーテンダー。目の前でドリンクを作るライブ感や、反応を直に受けながらお客様に寄り添い提供できるバーテンダーの仕事に昔から魅力を感じており、今年ついに店主としてオープンするに至ったそうです。

    BAR FIVE Arrows

    「お客様の話を聞き、1杯1杯こだわりながら大切に作ったものを提供できるから」と仕事の魅力をお話される村上バーテンダー

中でもフルーツを使った創作カクテルを得意とし、その素材は都度、旬のものや地域、気候がベストなものをフルーツの卸から取り入れているとのこと。斬新なお料理にもマッチする華やかなカクテルの発想は「ふとお店で見つけた駄菓子」からも生まれるそうで、そうした一見「想定外」の視点がお店そのものの掛け合わせのおもしろさを生み出しているのだと感じられます。

    BAR FIVE Arrows

    あえて大量に置いていないというリキュールは、なかなか手に入りづらいものや支配人自らが実際に試して良いと思ったものなど、厳選したものだけを取り入れているからだそう。

食事も、お酒も、サービスも。全ての空間や時間が満足に感じられる新しいものを作りたかったとお話されながらもなお、内観の造りや配置を考えていらっしゃるご様子は、本当に場所そのものを創り上げていくのだという支配人の気概を垣間見られたよう。様々なジャンルが溶け合い、また新たな掛け合わせが生まれていく瞬間でした。

この記事を作った人

鈴アヤ(ヒトサラ編集部)

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