激辛ビーフカレーのつくり方。辛さの先に旨みあり｜【SPICY CURRY 魯珈】「一流シェフのヒトサラレシピ」＃22

教えてくれたのは
【SPICY CURRY 魯珈】齋藤絵理シェフ

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• 1983年、東京都生まれ。2008年から東京・八重洲にあるカレーの名店【エリックサウス】で7年間修業したのち、2016年【SPICY CURRY 魯珈】をオープン。2017年から2年連続で「JAPAN MENU AWARD」の3つの賞を受賞。2017年には「Japanese Curry Awards」で新人賞を受賞し、開店からわずか2年で名店の仲間入りを果たす。

本日のヒトサラ
『激辛ビーフカレーと玉ねぎのアチャール』

激辛ビーフカレーの材料（4人分） 調理時間：20分

唐辛子：8本
クローブ：8粒
カルダモン：8粒
にんにく(すりおろし)：大さじ1/2
しょうが(すりおろし)：大さじ1/2
サラダ油：大さじ3
玉ねぎ：1個
牛バラ肉(角切り)：400g
コリアンダー：大さじ2
クミン：大さじ1と1/2
ターメリック：小さじ1
カイエンペッパー：大さじ1
ブラックペッパー：小さじ1
塩：小さじ1
ダイスカットトマト缶：400g
水：200ml

玉ねぎのアチャールの材料（4人分） 調理時間：3時間10分　

玉ねぎ：1個
カルダモン：2粒
クローブ：2粒
コリアンダー：小さじ1
カイエンペッパー：小さじ1
ターメリック：小さじ1/2
塩：小さじ1
砂糖：大さじ1
酢：250ml
水：250ml

つくり方

01．激辛ビーフカレーの下準備

玉ねぎをみじん切りにします。齋藤シェフ直伝の簡単にみじん切りにするやり方は、玉ねぎを切る時に芯をずらして刃を入れます。そうすることで芯が片側だけになるので、1回で取り除けます。

次に玉ねぎのお尻の部分には刃を入れず、一部つなげた状態で切ります。その後90度回転させ、さらに切ることでみじん切りがしやすくなります。

02. 食材の火入れ

火をつける前に油とカルダモンとクローブと唐辛子をフライパンに入れます。カルダモンは中に香り成分が入っているので、割ってから使用してください。油に唐辛子の色が付いたらにんにくとしょうがを入れて炒めます。

香りが立ったらみじん切りにした玉ねぎを加えて飴色になるまで炒めます。

玉ねぎが飴色になったらスパイスを加えてよく絡めます。その後に牛バラ肉を入れてよく絡めながら火入れをします。ダイスカットトマトを加え、煮詰めて水分を飛ばしてから水を入れて弱火で5分煮込みます。

03.玉ねぎのアチャールづくり

食べやすい大きさに切った玉ねぎを耐熱容器に入れます。フライパンでマリネ液となる、水、砂糖、酢、クローブ、カルダモンを入れて混ぜながら沸騰させます。沸騰したらマリネ液を容器に入れて、粗熱が取れたら冷蔵庫で3時間寝かせます。

3時間経ったら取り出し、ザルでマリネ液を切ったら、漬け込んだ玉ねぎとスパイスを混ぜ合わせます。

04.盛り付け

お皿にカレーとアチャールを盛り付けて完成です。

『激辛ビーフカレーと玉ねぎのアチャール』のつくり方
3つのポイント

ポイント①
玉ねぎをより深く飴色にすることで辛みと甘みのバランスが良くなる

ポイント②
牛肉を使うことで味がシャープになり、より激辛を楽しめる

ポイント③
唐辛子とカイエンペッパーをダブル使いすることでパンチのある辛さになる

【SPICY CURRY 魯珈】の『激辛ビーフカレーと玉ねぎのアチャール』のつくり方はいかがでしたか？　３つのポイントを押さえて、自宅で齋藤絵理シェフ直伝の『激辛ビーフカレーと玉ねぎのアチャール』をつくってみてください。