【土用の丑の日】せっかくの鰻は名店で! 都内の鰻の名店5選
2020年の「土用の丑の日」は7月21日(火)と8月2日(日)。どうせ奮発するなら贅沢に、名店の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。鰻にはビタミンが多く含まれ、食せば夏負けしない身体になるといわれています。おいしい名店の鰻でパワーをつけて、これから本番を迎える夏を乗り切りましょう!
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1.四ツ木【うなぎ魚政】
2.入谷【入谷鬼子母神門前のだや】
3.両国【明神下 神田川支店】
4.江戸川橋【はし本】
5.南千住【尾花】
1.四ツ木【うなぎ魚政】
上品な脂質と旨み、柔らかさに誰もが舌を巻く
『うな重』は国産ものかブランド鰻の「坂東太郎」のいずれかからチョイスできる
東京の下町、葛飾区四ツ木の名店。この店の鰻重を味わうために遠方から足を運ぶ人が後を絶ちません。鰻は脂のりと香りが非常によく、蒸し時間が長めにとってあるのでふんわりした食感。甘辛いタレは鰻に負けないよう濃い目でありながら、さらっとしています。
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しっかりとついた焼き目が特徴の『志ら焼』。わさび醤油でも旨いが、特製の肝塩でいただくとより味わい深い
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売り切れ次第閉店になることもあるので、夏場や土曜・日曜・祝日などは前もって予約をして訪れるのがベター
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また『志ら焼』は一般的な白焼きよりもしっかりした焼き色で、やわらかな食感と上品な旨みはそのままに、蒲焼きとはまた異なるおいしさが楽しめます。
2.入谷【入谷鬼子母神門前のだや】
数々の名職人を輩出する鰻の総本山
幻の鰻と呼ばれる「共水うなぎ」を使用するうな重の最高峰『きょうすい(大)』
鰻職人の総本山、野田屋調理士紹介所の直営店。ふわふわでやわらかく、しっとりとした食感の「共水うなぎ」は、脂っこくなくさっぱりと食べられ、少し甘みのあるタレは、鰻とのバランスが絶妙にとれています。
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絶妙な酸味が鰻の持ち味をいっそう引き立てる名物『うなぎの酢〆 うら梅造り』
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1階と離れはテーブル席で、2階はラウンジ風。誰でも入りやすい店にし、鰻の魅力を幅広い世代に伝える
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また、『鰻の酢〆 うら梅造り』は生鰻を酢で締めたのち、梅肉ソースを合わせているため、趣の異なる2種類の酸味が鰻の味を存分に引き立てます。
3.両国【明神下 神田川支店】
江戸の心意気を守る正統派の鰻店
伝統の技術が凝縮した『鰻重御定食 上』。鰻重だけでなく、吸物、香の物、果物も並ぶ定食スタイル
江戸時代に創業した明神下 神田川本店からのれん分けしたお店。江戸情緒を感じる日本家屋になっており、客室は雪見障子を配した純和風の和室がとても印象深いです。鰻には新仔と呼ばれる若い国産のものを使用。その日に料理する分だけを仕入れているので新鮮です。
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鰻の風味を素直に味わえる『白焼』。鰻本来のやわらかな食感と旨味をよりストレートに感じられる一品
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客室は雪見障子を配した純和風の和室を4部屋用意。どの客室でもゆったりと鰻を堪能できる
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ランチには『鰻重御定食』がオススメ。肉厚な鰻はとてもふっくらとしていて、さらに重箱に収まらないサイズなのが嬉しいところ。鰻のほんのりとした脂の甘さも味わい深いです。
また、鰻の自然な風味を味わえる『白焼』は、やわらかな食感と旨味が味わえます。
4.江戸川橋【はし本】
長年注ぎ足されてきたタレに合わせ込む鰻重
炭の香り、鰻、タレが三位一体となった『鰻重 上』
6代目の店主が老舗の味を守る、開業から180年以上も続く鰻の名店。老舗ながら飾らない庶民派の雰囲気で、気負いせずにゆっくりと食事ができます。秘伝のタレに合うものを厳選した鰻は、他店では使うことが少ない1kg2.5本という大きめのもの。備長炭で焼かれた鰻と共に、店自慢の燗酒や冷酒が楽しめます。
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備長炭で焼き上げた炭の芳しい香りと肝ならではの苦み、秘伝のタレが絶妙に絡み合う『肝焼き』。冷酒と合わせても燗酒と楽しんでも、相性は文句なし
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手前にテーブル席があり、その奥に小上がりを配置したつくり。飾らない庶民派を貫きながらも、滋賀県の郷土民画である古い大津絵が飾られるなど、老舗らしい一面もあります
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『鰻重 上』は、蓋を開けると立ち上る、炭の香りをまとったタレの匂いが食欲を刺激。大きめのサイズの鰻を使いながらも身はふっくらと柔らかく、旨みのある味わいが辛めのタレによく合います。
5.南千住【尾花】
関東風鰻の代表格
ふわふわの身がほどける『うな重』
南千住にある予約を受け付けないことで有名な鰻の名店。下町界隈のみならず、全国から鰻好きを集めるほどの人気を誇ります。鰻は上質でやわらか。程よく脂がのっていて、口の中でとろけていきます。脂はしつこさがなくさっぱりとしており、旨味が凝縮されているのも魅力です。
うな重を待つ間のつまみとしても人気の『う巻』
こちらにあるもう一つの人気メニューは、鰻を厚焼き玉子で包み込んだ『う巻』。玉子にはあえて甘みをつけていないため、鰻とのバランスが絶妙です。
鰻を食べる「土用の丑の日」。どうせ奮発するなら贅沢に、名店の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事を作った人
ヒトサラ編集部
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