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デートで行きたい焼肉屋【Cossott'e sp/麻布十番】| ヒトサラBグルマン部 #11

“B級グルメ美食家”たちが集い、愛するお店を熱く語る「ヒトサラ Bグルマン部」。今回のテーマは、「女性と行きたいお店 ~焼肉編~」です。デートにぴったりの、麻布十番のお店【Cossott'e sp(コソット エスピー)】を、書籍『肉バカ』や人気ブログ『No Meat, No Life.』で有名な小池克臣さんが紹介します!

デートで行きたい焼肉屋【Cossott'e sp/麻布十番】| ヒトサラBグルマン部 #11

Bグルマン部 今回のテーマ
「女性と行きたいB級グルメ店 焼肉編」

幼い頃の夢は父親の跡を継いで魚屋になることだったが、いつの間にかどっぷりと牛肉の世界にハマってしまった。私の息子は魚の道に進むのだろうか、それとも牛肉の道に進むのだろうか、そんな事をボンヤリと考え始めた『肉バカ』小池です。

365日牛肉を食べたいと思っていますが、暑い夏は特に食べたくなりますね。それは男性も女性も一緒。肉欲が高まった女性を焼肉に誘って、一気に距離を縮めるチャンスです。
今回、ヒトサラ編集部から与えられたテーマは「デートで行きたい焼肉店」。女性を連れて行けば間違いなく喜ばれる【Cossott'e sp(コソット エスピー)】を紹介したいと思います。

気になる女性の心をガッチリ掴む
【Cossott’e sp】

    パッと見、焼肉店には見えないほどオシャレな外観。女性をスマートにエスコートしながら階段を上ろう

    パッと見、焼肉店には見えないほどオシャレな外観。女性をスマートにエスコートしながら階段を上ろう

洗練されたオシャレな街並みの中に、趣のある古い建物が融合する街、麻布十番。【Cossott’e sp】は、そんな麻布十番の交差点から飯倉方面に5分ほど歩くと、店名の通り、コソッと隠れるように存在している。

道中の坂道には、商店街のような賑やかさはなく、大人の隠れ家に向かう様な落ち着いた雰囲気に包まれている。この時点で2人の距離はかなり近づいているはずだ。

カウンター席は、女性をその気にさせるプラチナシート

    焼肉店としては珍しいカウンターからは、目の前で手際よく調理する料理長の姿が見える

    焼肉店としては珍しいカウンターからは、目の前で手際よく調理する料理長の姿が見える

店内にはカウンターとテーブルの両方があるが、女性とデートであれば、迷わずカウンターを選んでほしい。カウンターに座れば、料理長である伊藤さんが目の前で牛肉を切り、調理しているところをライブの様に見ることができる。

ほかの席で注文しているメニューが目の前で仕上がっていく過程も楽しみながら、気になれば自分達もオーダーしたり、目の前の伊藤さんとコミュニケーションを取りながらメニューに載っていない料理をオーダーすれば、あなたのその姿に女性もウットリするはずだ。

    テーブルよりも女性との距離を一気に縮めることができるカウンター席

    テーブルよりも女性との距離を一気に縮めることができるカウンター席

また、テーブルではお互い向き合って座ることになるが、カウンターであれば身を寄せ合って隣に座る事になり、自然に2人の距離が縮まる。更に隣に座る女性の体温を感じながら、共同作業の様に2人で牛肉を焼き上げれば、より一層美味しく感じるだろう。

思わず歓喜の声がもれる、都内でも最高水準の肉質

    細かなサシがびっしりと入った『巻きロース』3,200円(税別)は驚くほどあっさりとしている

    細かなサシがびっしりと入った『巻きロース』3,200円(税別)は驚くほどあっさりとしている

【Cossott’e sp】で仕入れる牛肉は、東京食肉市場で競り落とされる中でも最上級で、黒毛和牛の中でもじっくりと長く飼い込まれた雌牛のみ。老舗の仲卸である吉澤畜産が、【Cossott’e sp】にあう牛肉を厳選して競り落としているのだ。

    『ウチモモの山葵醤油漬け』2,290円(税別)は、山葵醤油によってウチモモの濃厚な旨みが引き立てられている

    『ウチモモの山葵醤油漬け』2,290円(税別)は、山葵醤油によってウチモモの濃厚な旨みが引き立てられている

あっさりとした脂は巷に溢れる牛肉の脂とは一線を画し、霜降りは脂の量ではなく、脂の質が大事なことを教えてくれる。赤身は噛むほどに旨味が口の中を駆け巡り、肉本来の味わいを思い出させてくれる。
また、これほど上質な牛肉を仕入れているのも関わらず、値段は非常にリーズナブルな事にも驚かされる。

    贅沢に厚切りにされた『ハラミ』2,590円(税別)は、噛み締める度に肉汁が溢れ出す

    贅沢に厚切りにされた『ハラミ』2,590円(税別)は、噛み締める度に肉汁が溢れ出す

オーダーは、アラカルトで好きなメニューを選ぶのもいいが、せっかく【Cossott’e sp】に来たのであれば、予算や好みを伝えて料理長である伊藤さんのお任せにするのがオススメ。1頭買いしているので、その日最も状態の良い部位を盛り込んでくれる。

また、通えば通うほどに、伊藤さんはお客の好みや気分を察知して、アレンジをしてくれる。

通うほどに増えていく
豊富なアレンジメニュー

  • 『ハンバーグ』4,000円(税別)

    『ハンバーグ』4,000円(税別)

  • 『しゃぶしゃぶ』2,990円(税別)

    『しゃぶしゃぶ』2,990円(税別)

例えば、オーソドックスな焼肉以外にも、その場で塊肉をミンチにして作るレアな『ハンバーグ』、甘みのある割下が絶妙な『すき焼き』、出汁が牛肉の味を際立たせてくれる『しゃぶしゃぶ』、究極の繊細さと芳醇な香りを楽しめる『ヒレカツ』、更には目の前で中華鍋を振って作られる『ホルモン炒飯』等々、最高の味にサプライズと言う調味料を添えたコースを楽しむことができる。

  • 『ヒレカツ』時価

    『ヒレカツ』時価

  • 『ホルモン炒飯』1,200円(税別)

    『ホルモン炒飯』1,200円(税別)

この演出にはデート中の女性も大はしゃぎし、2人で顔を見合わせ笑顔がもれるだろう。

最後に──

美味しい焼肉を食べ終えお会計を済ませれば、コスパの良さに驚くだろう。そして次回はこんなメニューが食べたい、あんなメニューが食べたいと女性と話しながら、次回の予約をその場で取るのだ。

    元プロボクサーという異色の経歴を持つ伊藤さん。その両腕で焼肉へと昇華される最高峰の和牛に、お客はノックアウトされる

    元プロボクサーという異色の経歴を持つ伊藤さん。その両腕で焼肉へと昇華される最高峰の和牛に、お客はノックアウトされる

そして、最後にコソっと、次回までに更に女性を喜ばせるメニューを考えておいて欲しいと、伊藤さんにお願いするのを忘れてはいけない。

【Cossott'e sp(コソット エスピー)】

「ヒトサラ Bグルマン部」
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小池 克臣さんの「肉」ブログ

この記事を作った人

小池 克臣

横浜の魚屋の長男として生まれたが、家業を継がず肉を焼く日々。焼肉やステーキを中心に、最高の牛肉を求めて年間200軒以上を焼き歩く。さらには食べるだけでは飽き足らず、生産牧場や食肉市場にも足を運ぶ肉の求道者。

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