多彩な肉料理とワインを気軽に! 世界レベルの味を楽しめる、目黒【セラフェ】
パリNo.1のステーキ店といわれる【ル セヴェロ パリ】に在籍していた経歴を持つ齊田武シェフが、2018年に目黒に【セラフェ】をオープン。シェフ自らがセレクトした1,000本以上のワインは人気の肉料理と相性が良く、その味目当てに足を運ぶ客が後をたたないとか。今回は、食に精通したメンズファッション界の敏腕、神藤光太郎さんが足しげく通うお店【セラフェ】をご紹介します。
こだわるが、ひけらかさない店
ファッションでも食でも、理屈っぽいのはよくないとされますが、つくり手自身はとことん細部までこだわって、突き詰めるべきだと思っています。重要なのは、これ見よがしにひけらかさないこと。食べる人はただシンプルに「おいしい」と思えればいいわけで、その裏にどんな計算があるかなどは関係ないですからね。
フランスの名店に計11年在籍した齊田武シェフ
その点、目黒の【セラフェ】は私にとって理想的なお店のひとつ。シェフの齊田さんはパリに長らく住み、同地でNo.1のステーキ店といわれる【ル セヴェロ パリ】に在籍していた経歴を持つ凄腕です。熟成肉に関しては卓越した見識を備えていて、国内外の生産者とも太いパイプを持っているそう。
でも本人はごくフランクで、“どうだ”と押し付けてくるところがないのです。店構えや接客も同じで、世界レベルの味を楽しめるのに、フラッと気軽に入れる。これってすごく現代の東京的だと思います。
熟成牛肉のステーキ。お店には「本日の肉」が数種類掲げられていて、メインのステーキはそこから選ぶことができる。こちらは熟成肉業界では知らぬ者なしの有名精肉店「サカエヤ』」から買い付けた『北海道赤牛サーロイン』500gで1万2,000円
それから、ナチュラルワインのラインナップも素晴しいですね。【セラフェ】では齊田さんがワインのセレクトも担当していて、肉料理に最適なものを厳選しています。店の奥にあるセラーにお客さんが入って選ぶこともできて、ナチュラルワイン好きの私としてはたまらないですね。
ヴァンナチュールをはじめ日本ワインからグランヴァンまで、1,000本以上をウォークインセラーに貯蔵
仲間たちとラストオーダーぎりぎりでお邪魔しては、いつも遅くまで粘って迷惑をかけています(笑)。それもここの味と空間に心から惚れ込んでいるから。超一流の味をここまで気楽に味わえるレストランって、本当に希少ですよ。(談/神藤光太郎)
タルタルも神藤氏のお気に入り。3,800円
この記事を作った人
PHOTO :篠原宏明 TEXT:MEN'S Precious編集部
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MEN'S Precious編集部
名品の魅力を伝える「モノ語りマガジン」を手がける編集者集団です。メンズ・ラグジュアリーのモノ・コト・知識情報、服装のHow toや選ぶべきクルマ、味わうべき美食などの情報を提供します。
記事元:MEN'S Precious
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