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更新日:2017.08.21食トレンド

名店が揃う、日本酒の聖地・大塚でプロの料理人も通う店 5選

レトロな街並みが魅力の大塚。実は今、日本酒ファンがこぞって通う「日本酒の聖地」といわれているのはご存知でしょうか? 今回は、自身の店でも酒にこだわりをもつ名料理人も通いつめる、大塚で日本酒が楽しめるお店を5店ご紹介します。

大塚の日本酒の名店

プロの料理人も出向く、大塚の日本酒の名店

蔵元ファンも多い【ぐいのみ大】

 はじめにお店を紹介してくださるのは、【炭火焼鳥 上野広小路 鳥恵】の小澤俊正さんです。自身も、素材そのものの味に寄り添う銘柄を厳選するという小澤さんですが、ここ大塚の【ぐいのみ大】の秀逸なラインナップには、驚きを隠せないといいます。
 「日本酒の銘柄がとにかくマニアックで、古酒なんかも置いています。日本酒好きならぜひ訪れてほしい」とオススメする小澤さん。蔵元や同業種のファンが多いのもこのお店の特徴だといいます。また、日本酒のアテも評判で、鳥取の大山鶏や築地から仕入れる全国の新鮮魚介など、産地にこだわったものばかり。美味しい料理と日本酒をいただけば、いつも以上にお酒が進んでしまいます。日本酒好きのなかでも話題になる、マニアックな日本酒をいただいてみてはかがでしょうか。

斬新な組み合わせに魅了される【29ロティ】

 次は、自身も日本酒学校に通うという日本酒の深い知識を持つ、巣鴨【手打ちそば 菊谷】のご主人、菊谷 修さんが通うお店をご紹介します。
 大塚駅から徒歩8分ほど、大塚三業通り沿いにある小さな居酒屋【29ロティ】。こちらのお店でおすすめされているのが、なんと生ハムと日本酒。生ハムといえば、ワインのつまみというイメージが強いですが、菊谷さんいわく「薄くスライスされた生ハムと、絶妙な温度に温められた燗酒は相性抜群です」とその組み合わせに魅了されているよう。日本酒の温かさによって、口の中で生ハムの旨みが溶け出していくかのような、斬新なマリアージュを楽しんでみてください。

銘酒が揃う、知る人ぞ知る名店【酒蔵きたやま】

 大塚三業通りにひっそりと佇む、居酒屋【大塚 はなおか】は、こだわりの酒器で提供される日本酒と、それに合わせた料理がいただける、店主・花岡賢さんの日本酒へのこだわりが詰まったお店です。酒造業界からの信頼も厚い花岡さんが、「料理人として、日本酒好きとして、店主を尊敬しています」と感銘を受けたとはなす居酒屋が【酒蔵きたやま】です。
 【酒蔵きたやま】は、花岡さんが料理の道へ進み始めた頃に出会ったお店だそうで、「ほかでは見られないような珍しい日本酒に出会えたり、それらの日本酒の旨みに相乗効果をもたらしてくれる、酒の肴を味わえたりと、日本酒の美味しさや素晴らしさを教えてもらいました」と語ります。
 酒のつまみは、『刺身』や『から揚げ』などの揚げ物、『焼き魚』まで種類豊富なので、それに合わせて、お店の方にアドバイスをもらいながら日本酒を選ぶのも楽しいですね。

フレンチの巨匠が薦める、護国寺【炭火焼鳥 そかろ】

 次はフレンチの巨匠・吉野 建さんに日本酒のお店を紹介していただきます。出身が鹿児島県だという吉野さんのおすすめは、護国寺にある【炭火焼鳥 そかろ】。
 「鹿児島県産の日本酒などが豊富なので、故郷を思い出します」と吉野さんにとってはふるさとを感じられるほっと落ち着ける場所のようです。
 こちらは、名古屋コーチンの炭火焼鳥がいただけるお店です。新鮮な鶏肉を使っているので、何を食べても美味しいと吉野さんも絶賛。日本酒のほかにも、ワイン、国内外の地ビールなどお酒が豊富に揃います。店内は木の温もりが感じられる、落ち着いた雰囲気でカウンターがメインのお店。カウンター席では、炭火焼鳥ができあがるのを目の前で見ながらしっぽりとお酒をいただけるのがとても魅力的です。

店主セレクトの珍しい日本酒に出会える【地酒や もっと】

 最後は、日本酒好きが高じて唎酒師の資格まで取得したという、新橋【旬魚と季節の和酒 きさらぎ】の若き料理人・齋藤圭太郎さんが通うお店をオススメします。
 彼が、数多くある大塚の日本酒の名店の中で、プライベートでも通うというのが【地酒や もっと】だといいます。
 「厳選した日本酒が楽しめるので、お酒好きにはぜひ行って欲しいイチオシのお店です」と齋藤さんもその日本酒のラインナップに大満足のようです。
 店内は広々としていて、テーブル席とカウンター席があります。一人でしっぽり飲むのもよし。グループでわいわいと日本酒をいただくのもよし。色々なシーンで利用できます。

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ヒトサラ編集部

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