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更新日:2023.12.21食トレンド

人生がもっと豊かになる?! ナチュラルワインの魅力にもう一歩近づくためのお店の見つけ方

本当に感動できる自分の好みに合うナチュラルワインと出合うには、単に流行りだから置いているというお店ではなく、ナチュラルなワインを愛し、知識を持ってセレクト、管理している人がいるお店を選ぶことが重要です。そこで、ナチュラルワインの魅力を真摯に伝えようとしている選りすぐりのお店3軒を紹介します。

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ここ数年、飲食店では軽やかで飲み心地の良い「ナチュール」と呼ばれるワインがブームになっています。「ナチュール」とは英語でナチュラル。葡萄の栽培から醸造まで、できるだけ自然に造られたワインのことです。

ピュアで喉をスルスルと通り抜ける飲み心地の良さが魅力ですが、自然酵母を使っていたり、酸化防止剤を極力控えていたりするため、管理状態によっては味が劣化しているものも……。

また明確な定義のないナチュラルワインは、造り手が環境や自然を尊重し、独自の考え方ややり方で葡萄を栽培したりワインを醸造したりしています。葡萄が液体になってボトルに入るまでのそれぞれのストーリーも興味深いところ。そういったストーリーを語ってくれるスタッフがいる店を選ぶと、よりワインに親しみを感じながら味わいを楽しむことができます。

ワイン全般の知識というよりも、ボトル1本1本に詰まった「思想」、「生き方」を語れる“ナチュラルワインラブ”なお店と出会えれば、人生がより豊かになるワインにも出合えるはずです。

人生がもっと豊かになるナチュラルワインのお店 その1

【winebar WEST】西小山

「気の合う友達を紹介する、そんな感覚で
 自分が大好きなワインを飲んでもらい、
 感動を分かち合えたら幸せ」

    WEST,仲西正和

    「店で扱わせていただくワインに責任を持ち、健全な状態でお客様に飲んでいただき生産者の思いを伝えていきたい」と真摯にワインと向き合う仲西正和さん

西小山の住宅街にあるにも拘わらず、毎晩ナチュラルワイン好きで賑わっているこのお店。店構えも店内のインテリアもとてもシンプルですが、長くこの場所で親しまれているような空気感を醸し出しています。でもお店ができたのは2021年。

「【ウグイス】(三軒茶屋)で働いたことがきっかけとなり、ナチュラルワインやそれを提供するお店に惚れ込んでいろいろなお店に飲みに行き、ナチュラルワインに関わる人たちと繋がっていきました」と話す仲西さん。

「味わいはもちろんですが、インポーターや酒屋さんから造り手の情報を聞き、その人柄、考え方に共感して選ぶことが多い」とのこと。「ワイン選びは店のスタイルが出ますし、店として伝えたいものをワインに託すことができます」。

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    フランスを中心とした品揃え、たまにイタリアやスロベニアなども。生産者のInstagramをフォローしてリアルな情報を入手している

「『ル・トン・ルトルヴェ』(写真右端)の造り手は、2012年が彼の初ミレジムです。だし系の旨みの中にちょっとタバコっぽい風味。野趣味がありながらも穏やかで、僕が得意にしている煮込み料理やブーダンノワールと相性抜群。これからの季節にぴったりの1本です」

「『ナヴィーヌ』(写真左端)の造り手は、レ・ヴィーニュ・ド・ババス(セバスチャン・デルヴュー)。プラムやりんご系の果実香、塩っぽさ、シャープな酸など絶妙なんです。どんな人が造っているのか知りたくて会いに行きました」という思い入れのあるワインを、まるで友達を紹介するように流暢に話してくれる仲西さん。

グラスで飲めるワインも7〜8種はあります。開けるワインは、状態のよい飲み頃のものだったり、その日のお客の好みに合わせたりと臨機応変。「ワインもお客様もハッピーが一番ですよね」と、ワインにも人にもとことん優しい心持ちで接してくれるので、自分が好きな味の傾向などを率直に伝えればこれぞという1杯を、ボトルに詰まった造り手の思いと一緒に紹介してくれること請け合いです。

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    仲西さんがナチュラルワインにハマるきっかけとなったクリスチャン・デュクリュの『エクスペクタティア』と合わせたのは、スペシャリテの『ブーダンノワールとりんご』1,600円

「『クリスチャン・デュクリュ』はボージョレの生産者。ガメイ1品種で造られたこのワインは、いい意味で派手さはなく地味。小豆っぽい風味の中に黒胡椒のスパイシーな清涼感が隠れていて、疲れない。毎日飲みたいと思わせる本当にナチュラルな旨みに癒されるワイン。僕のスタイルにとても合っている」と親友のように紹介してくれました。

そのワインに合わせたブーダンノワールのコク深く優しい味わいにも驚かされます。「豚の内臓や背脂、そして血を混ぜ合わせて作るフランスのビストロでの超定番料理。だからこそワインと同様に料理人の考え方、人柄が出せる」と話す仲西さん。

シナモン、ナツメグなどクリスマスプディングを彷彿させる親しみやすい風味に仕立てています。焼きりんごも添えてあり見た目はまるでチョコレートケーキのよう。「ナチュラルワインを知らなかった人が飲んで「おいしい!」と言ってくれることが嬉しいように、今まで“血の料理?”と敬遠して食べたことがなかった人にもおいしいと言ってもらえるのが喜び」という言葉の裏には、「いい文化を伝えていきたい」という熱い思いが感じられます。

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オープン当初はワンオペだったため料理のメニュー数は少なかったそうですが、ワインをおいしく、楽しく飲んでほしいという思いから、「こんなに作ると思わなかった」というほど増え、ビストロ的に利用する人の方が多いお店に。「でも、ワインバーとしていた方が自由度が高いですよね。食事とワインもいいし、ちょっとつまみつつワインを、あるいはワインだけでもOK。常連さんだけでなく、新しいお客様にもきてほしい。ナチュラルワインの輪を広げていくのが僕の使命ですから」とにこやかに話す仲西さん。

まさに、ルールに縛られず、自分の考えを反映させたナチュラルワインを飲むにふさわしい1軒です。

人生がもっと豊かになるナチュラルワインのお店 その2

【wineshop flow】幡ヶ谷

「家で好きな音楽を聴きながら
 ゆるっと飲むにふさわしいワインだから
 ショップも併設しました」

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    ミュージシャン「KENKOU」としても活躍する深川健光さん。ワインだけでなくBGMのセレクトでも楽しませてくれます

ここは、お店で飲むだけでなく、買って帰ることもできる角打ちのあるワインショップ。「角打ち」と言ってもショップの隅で飲むという大衆的なスタイルではありません。店内は広々、音響を考えて木材を多用した店内はまるで小さなコンサートホールのよう。「健光さん」で親しまれている店主セレクトのワインと音楽が、体に優しく染み込んでくる心地よい空間になっています。

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    音を吸収して拡散する木材でコンサートホールのような壁。ガラスのドアで仕切られた奥がワインセラーに

ナチュラルワインの先駆け店として知られる名店【祥瑞】(六本木)で、レコードをかけながらサービスマンとして6年ほど働いていた健光さん。「もともとワインは好きでしたが、ナチュラルワインを飲んだときは衝撃的でした。沢庵のような漬物感があって、最初はこんな飲み物があるというのが理解できなかったんです。

そのワインがなんだったのかは覚えていないのですが、アルザスの造り手、ローラン・バンワルトの『クレマン』を熟成させると蜂蜜っぽい中に沢庵のニュアンスがあり、あのときの衝撃を思い起こさせてくれます」。

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    蜂蜜を思わせる芳醇な香りの中に乳酸的な要素もあり、どことなく沢庵を彷彿させるローラン・バンワルトの『クレマン』。爽やかな酸が溌剌(はつらつ)として、すっきりとした飲み心地。最初の1杯に最適です。『チーズ盛り合わせ』1,300円

沢庵の衝撃がきっかけで、ナチュラルワインへの興味を惹かれた健光さん。「どのように造られているのか、畑仕事から醸造まで造り手の考え方に触れる機会が増えると、自分のライフスタイルを見つめ直すきっかけにもなります」。

自分が感動したストーリーのあるワインをもっと多くの人に紹介したいという気持ちが膨らみ、2017年に独立。自身が家飲み好きなこともあり、ワインを買って帰れるお店、かつ色々な人が交流する場でもありたいと角打ちスタイルにしたそうです。

「ナチュラルワインって抜栓後の味の変化を楽しめるワインも多いので、家飲みで何日かかけて、というのがぴったりなんですよね。もちろん、その日飲み切る方がいいワインもありますから、何を選んだらいいか分からないという方は遠慮なく、どんな風に飲みたいのかヒントをいただければ、予算に合わせてご提案できます」とのこと。とても心強いお店なのです。

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    フランスを中心にしつつ、イタリア、ハンガリーなどもセレクト。1本2,000円代のデイリーなものから1万円以上のスペシャルなワインまで、そしてモダンもクラシックも、と味わいだけでなく様々なシチュエーションに対応

「ローランス&レミ・ドュフェイトルの『ブルイィ2020』(写真左から2番目)。ボージョレでお馴染み、早飲みできるガメイ100%ですが、1年寝かせると急激に味わいが開くので、うちではリリース後1年置いてから販売しています」と話すように、健光さんは試飲をして味をみながら販売するタイミングを見計らっています。

「デイリーにぜひ」と勧めてくださったのは『リオ・ロッカ ビアンコ スティル・ホワイト2022』(写真右から2番目)。「果実味がギュッと詰まって味わい深いけれど、アルコール度数11%と飲みやすい。価格も2,640円。テーブルワインとして最高です」。

お店で飲めるグラスワインは8種類ほど。抜栓料3,000円でセラーで選んだワインを飲むこともできます。グラスで飲んだワインが気に入れば買うことができるので、好みのワインに近道できるのは嬉しい限り。

また、健光さんに勧めてもらったボトルを買って帰り、「おいしかった」とリピートする人、あるいは「この間のようなワインでまた別の生産者を」と新規開拓を楽しむ人も多いそうです。通うほどに好みに近づけたり、好きな生産者の幅が広がったり、使い勝手が抜群。誰にとっても理想的なワインバー&ショップです。

人生がもっと豊かになるナチュラルワインのお店 その3

【erba】松濤

「会話のキャッチボールで
 お客様の好みを探り
 ドンピシャの一杯を提供したい」

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    サービス担当の照元実呂さん(写真左)と、料理をしつつワイン選びにも熱心な齋藤佑己さん

渋谷の喧騒が嘘のような松濤文化村ストリート。この界隈には【ENRICO】、【AURELIO】などナチュラルワイン好きには既にメジャーになっているお店がある。2022年秋にオープンしたここ【erba】は、その【ENRICO】、【AURELIO】で仕事をしていた2人が経営を任されている。

ナチュラルワインにハマった時期は、料理人の齋藤祐己さんが2年前、サービス担当の照元実呂さんは3年前。前出の2店と比べると経験は浅いけれど、ナチュラルワインのコミュニティの中で情報交換も盛んに行い、たくさんのナチュラルワインを飲んでいるようです。若い分吸収が早いのか、造り手への理解も深く、ボトルに詰まったストーリーを語りながらワインを勧めてくれるのです。

「僕はお酒に弱い体質なので、仕事柄いろいろ飲みたくても無理をすると疲れていたのですが、ナチュラルワインを飲むようになって、ストレスなく飲めるようになったんです」と話すのはサービス担当の照元さん。

初めて飲んだのは、ファビオ・ジェアの『DNAss(ディー・エヌ・アス)』。「優しく、すーっと体に入っていく感覚に、こういうお酒なら楽しく飲める! と感動。以来、お客様にもそんな体験をしていただきたいと思い、好みのワインに出合えるような会話を心がけています」

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    イタリア・ピエモンテで超自然主義の造り手、ファビオ・ジェアの『DNAss(ディー・エヌ・アス)(写真左)、宮城県の千夢ワイナリーが初リリースした『千 2021』(写真右)

齋藤さんは、【erba】のオープンまで2ヶ月ほど【ENRICO】でワインの勉強も兼ねてサービスを担当していました。また、スタッフと一緒に宮城県にあるナチュラルワインのワイナリー「アル・フィオーレ」に収穫の手伝いに行くなど、交流を深めています。そこで委託醸造している千夢ワイナリーが初リリースした『千』の、この上なく体に馴染む優しい味わいに魅了され、「日本のナチュラルワインを応援していきたい」とお店のセラーに少しずつ加えているそうです。

「ワインをより好きになってもらいたい」という熱い思いでワインをセレクトしてくれる2人。「好みの表現って難しいので、逆に、渋いものや甘いものが嫌、酸っぱいものが苦手、赤はあまり飲まない、など苦手を伝えるのが好みの1杯を見つける近道かもしれません」と照元さん。

苦手を潰して最適の一杯を勧めることもあれば、「食事との相性によっては、苦手が意外と良い方に転ぶこともある」とのことで、できるだけマンネリにならず、新しい美味との出合いも演出できるようなワイン選びをしてくれます。

齋藤さんが作るのは、イタリア料理をベースに出身地である静岡をはじめ、日本の魚介も交えてシンプルに素材感を楽しめる料理。大判でインパクトのあるマグロが人気定番になっている『本マグロの炙りカルパッチョ』や、静岡から極上の生シラスが入った時のみメニューに載る『駿河湾生シラスのレモンパスタ』など印象深い料理が揃っています。

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    定番人気メニューの『本マグロの炙りカルパッチョ』2,200円。愛媛県の本マグロをドンと大判に切って香ばしく炙り、シチリアレモンとオレガノのソースで。「赤・白・オレンジ、どんなワインにも合う万能選手です」と齋藤さん

    erba,ミラン・ネスタレッツ,フォークス&ナイヴス

    父親のワイナリーで15歳からワイン造りを始めたというチェコの造り手、ミラン・ネスタレッツの『フォークス&ナイヴス』

「この料理に合わせて、という限定的なワインではないのですが」と照元さんが紹介してくれたのは。お店のスタイルを代弁するようなワインです。

「“ワインはパンとバターのように毎日テーブルの上にあるべきもの。それを形にしたのがこのワイン。手頃な価格、毎日飲める軽い酒質。私のワインは飲むためのもので、煌びやかな言葉で飾り立てる対象ではありません”という造り手、ミラン・ネスタレッツの考え方に共感してセレクトしました。飲みやすくて、ナチョラルワイン入門の1本としてもおすすめです」(照元さん)

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    イタリア料理店なのでイタリアを中心に、「ついついボトル1本いけちゃった」というような、軽やかで柔らかい飲み心地のワインを揃えている

イタリアワインが中心ですが、イタリアワインにない要素があるものをフランス、ドイツ、オーストリアからセレクトしているとのこと。その中の1本、フランス・ラングドック地方『レ・フレール・スーリエ』(写真左端)は、「インパクトが強めのイタリアワインに比べ、口の中でじんわりと優しい果実味が広がるしみじみ系」とのこと。

また、イタリア語で“変わり者”という意味の『リフォル』(写真右から2番目)は、「人からなんと言われようとこんなワインを作りたかったんだ」という気持ちが伝わってくる、自由を標榜するナチュラルワインらしい薄濁りの1本。「使われているモスカートという品種は甘口が多いのですが、これはドライ。繊細な泡がシュワシュワと心地よく、それでいて旨み、ボリューム感もあります」。

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    1階はカウンター席とテーブル席、2階にはゆっくりできるソファー席もあり、TPOによって使い分けできます

軽やかな料理と軽やかなワイン。難しいことを考えずにワインを楽しめる雰囲気。満席の日も多いのですが、立ち飲みできるスペースも用意し、食前や食後に気軽に寄れる体制をとってくれているなど、使い勝手抜群です。

おいしい未来につながるナチュラルワイン

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    【wineshop flow】のワインセラー

ナチュラルワインは小さなワイナリーで手づくりされているものが多く、少量生産。人気があるものはすぐに売り切れてしまうこともあります。また、葡萄の出来や醸造などに気候の変動が敏感に響くので、年によって味わいも違ってきます。
つまり、一期一会もナチュラルワインの宿命。生産者や地域にこだわらず、いろんな国、地域、造り手のワインを飲んでみてはいかがでしょう?

また、ナチュラルワインの造り手は少しずつ増えています。「今ひとつかな?」と思っていた造り手が、5年、10年経った時には素晴らしいワインを生み出している可能性も大きいのです。

【WINE BAR WEST】の仲西さんがナチュラルワインを愛する理由のひとつに「過去のワインではなく、これからのワインを楽しみたいから」と話していた言葉に、とても共感しました。同じ造り手のワインが年々おいしくなっていく過程を楽しんだり、10年後に再会して飲んでみたら驚くほどおいしくなっていたり。「いろいろやってきたんだなぁ、とその造り手の人生を感じられますよね」と仲西さん。そんなワインを飲んだ時、自分を振り返ることもできる。発見や気づきがあるのもナチュラルワインの魅力だと改めて思いました。

「葡萄を栽培し、ワインを造っている人、それを買い付けて販売するワイン商、酒屋、飲食店……。大量生産できるものでもなく、ブランドが確立しているものでもないので、そんなに儲けはないんです。でも好きで踏み込んだからには覚悟とプライドを持って、ちゃんとおいしく飲んでもらい、おいしい出合いを提供して、ナチュラルワインという素晴らしい考え方を広めていく」
今回取材させていただいた3軒は、皆さんそういう思いを持ってワインを選び、管理し、提供してくれています。

もちろんこの3軒だけでなく、日本中に素敵なお店がたくさんあります。そういったお店の方々や、こういったお店に集う人たちは気軽に「あのお店もいいよ」と教えてくれます。

「人」と「コミュニケーション」のつながりで、いいお店、おいしいワインにもっともっと出合えますように!

この記事を作った人

撮影/今井 裕治 取材・文/藤田 実子 構成/宿坊 アカリ(ヒトサラ編集部)

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