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〈行ってみた〉チャーハン天国・大井町のオススメ店3選

こんにちは。ヒトサラ編集部の寺見が訪問した気になるお店のあの料理、今週は趣向を変えて大井町在住の筆者が超絶オススメするチャーハンがおいしいお店を一挙公開。老舗ラーメン店、高級中華や町中華などからリアルに足しげく通っているお店をご紹介します。

大井町の町中華、永楽の卵たっぷり炒飯(チャーハン) 

この記事を書いた編集部員
トンカティスト寺見

トンカティスト寺見

B級グルメをこよなく愛し、365日外食生活を続け人生残りの食事回数をカウントダウンしながら生きている40歳のおじさん。好きなお祭りの屋台飯は「はしまき」です。

創業50年を超える老舗ラーメン店【永楽】の卵たっぷり『チャーハン』

戦後のヤミ市の雰囲気、そんな昭和の香りがプンプン漂う東小路飲食店街の中心的存在【永楽】。焦がしネギたっぷりの『中華そば』が有名な東京を代表する老舗中華そば屋さんです。こちらのチャーハンは卵をたっぷり使った、はみ出るドーム型のビジュアルが特徴的。パラパラ感はそこまで強くないしっとり系です。なお味付けが濃いめなので炒飯をおかずにしてライスを注文してもいいでしょう。(筆者はたまにチャーハン定食と称してライス、チャーハン、餃子をセットにして注文します。)

    『チャーハン』900円(税込)、グリンピースが苦手な人は注文時に申告すれば抜いてもらえます、筆者はデフォルトで抜きにしてもらっています

    『チャーハン』900円(税込)、グリンピースが苦手な人は注文時に申告すれば抜いてもらえます、筆者はデフォルトで抜きにしてもらっています

夜は超高級中華レストラン、昼は気軽な町中華【萬来園】の『エビチャーハン』

続きまして紹介するのは見た目ふつうの町中華ながら、夜になると都内や全国から食通が集う高級中華になるというちょっと変わった形態の【萬来園】。ご家族で経営されており、夜の部は大将が鍋をふるい、昼の部は息子さんが担当するというスタイルです。大将は言わずもがな、息子さんもかつて某鉄人が料理する番組に出演されたこともある超実力派。そんな高級中華がランチタイムなら1,000円ほどで気軽に食べられるのです。

そんな実力店のチャーハンですから、味はもちろんのこと初めて食べるときにビックリするのがそのパラパラ具合。ここまでパラパラに仕上がるチャーハンはなかなかお目にかかれません。さらに楽しみはカウンター席から見る鬼神のごとく鍋をふる息子さんと、その鍋の中で踊るパラパラのお米、この迫力は一見の価値ありです。そうしてできあがる『エビチャーハン』は味、固さ、具材とのハーモニー、すべてが整ったパーフェクトチャーハンなのです。これを食べずに大井町のチャーハンは語れません。

    『エビチャーハン』1,000円(税込)。ランチタイムは12:00~12:30という超短時間営業。行列は必至なので要注意

    『エビチャーハン』1,000円(税込)。ランチタイムは12:00~12:30という超短時間営業。行列は必至なので要注意

コーンがかくし味!? 正統派町中華【丸吉飯店】の『五目炒飯』

最後にご紹介するのは、赤いカウンターに丸イス、みんながイメージする町中華という表現がピッタリの正統派【丸吉飯店】の『五目炒飯』。目を引かれるウズラの卵、そしてエビ、カニ、メンマがライドオン。華やかな五目ですが、もう一つの具材であるコーンがこのお店のチャーハンを唯一無二の逸品にするかくし味。コーンの甘みとメンマの食感がクセになってしまい、筆者はこのお店のチャーハンを月イチで食べないと発作が出てしまう身体になってしまいました。

    『五目炒飯』900円(税込)。現在は昼からの通し営業ですが、通常は夜のみ営業なのでうかがう際はお店に要確認です

    『五目炒飯』900円(税込)。現在は昼からの通し営業ですが、通常は夜のみ営業なのでうかがう際はお店に要確認です

以上、大井町在住歴10年の筆者が足しげく通う名店のチャーハン3連発を今週はお届けました。どのお店もアットホームな雰囲気あふれるとても入りやすいお店ばかりです。お近くにお越しの際はぜひ行ってみてください。それでは来週も気になるお店でお会いしましょう。さよなら、さよなら、さよなら。

この記事を作った人

ヒトサラ編集部・寺見(トンカティスト)

B級グルメをこよなく愛し100%外食で過ごす生活を続け、人生残り何回食事できるかをカウントダウンしながら生きています。とんかつ好きが高じ“トンカティスト”として執筆やインフルエンサーとしても活動中。大分県出身・40歳(独身)

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