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更新日:2023.02.02食トレンド 連載

旅行気分を味わえる! 世界のグルメ|ヒトサラ編集部オススメ5選

「食で世界の旅を」とはよく耳にするフレーズですが、そうした中でもさらに一歩踏み込んだ“現地らしさ”を堪能することができるお店を、編集部が厳選してご紹介! 味わいや素材、調味料などから、風土を感じられるのが世界のグルメの醍醐味。今年、新たな食との出会いを楽しんでみませんか。

旅行気分を味わえる! 世界のグルメ ヒトサラ編集部オススメ5選

ヒトサラ編集部がオススメする
「旅行気分を味わえる! 世界のグルメ」

1.少量多皿を愛する 宿坊が推す スリランカ料理【HOPPERS】/茅場町

スパイスを味わう“モダンスリランカ”

    HOPPERS

    モダンスリランカコース6,600円から『Fish』

私がご紹介するのは、茅場町駅すぐのスリランカ料理店【HOPPERS】。押上の人気店【spice cafe】が手掛ける“ハレの日のスリランカ料理”をテーマにしたお店です。ランチタイムは『ライス&カレー』がいただけますが、ディナータイムはコース料理やワインペアリングも楽しめます。

  • HOPPERSのカレー

    コースの〆はもちろん『ライス&カレー』

  • HOPPERSのカレー

    好きなように盛り付け

コースの構成は前菜からはじまり、魚料理、肉料理のあとにカレー、デザートと続きます。どこかに酸味の要素がある料理が多く、味付けの対比が病みつきになるのはもちろん、高温多湿なスリランカの気候を料理から感じられます。写真の『ライス&カレー』、ディナーではミールスが別皿でサーブされるのですが、どう組み合わせてもおいしいのがスリランカ料理。最高です。

2.現役アスリート 遠藤が推す【COSTA LATINA】神泉/エリア

Buenos dias! 南米料理の世界へようこそ
  • 店名

    ワイルドでオトナな雰囲気の店内

  • 『アルゼンチンのお肉のパイ(2P)』880円

    『アルゼンチンのお肉のパイ(2P)』880円

Buenos dias!こんにちは、私が訪れたお店は神泉にある【COSTA LATINA】。ここはアルゼンチン料理を取り扱うワイルドでオトナな雰囲気が漂うお店。去年、「FIFAワールドカップカタール2022」で優勝したアルゼンチンの料理もいただくことができます。世界一位に上り詰めたアスリートが食べている料理はどのようなものなのか……。現役アスリートが探求していきます。まずは『アルゼンチンのエンパナーダ(お肉のパイ)』をチョイス。厚めでカリッカリのパイ生地の中には旨みあふれるスパイシーな牛肉がこぼれそうなほど入っていて、アルゼンチン発祥のソース『チミチュリ』をつけて食べます。

    店名

    『骨付き牛リブ』2,200円

大本命のアサードは『コスティージャ』を注文。オープンキッチンなので料理と向き合うシェフと時折見られる炎に心躍らせながらもドリンクを一口。心を落ち着かせます。
ついに骨付きリブ、卓上に上陸。塊肉で調理しているので肉の旨みが落ちておらず、しつこくない脂も相まって肉を切る手がとどまることを知りません。フレッシュ野菜を使用したオリジナルソース2種類をつけて食べることで肉のお味の衣替えをしてくれます。個人的に緑がかったパセリベースのソースがスパイシーな味付けでベストマッチ。自然とシェフへグット!と親指を立て感謝してしまうほど幸せな時間でした。少しはワイルドでオトナな男性になれた気がします。

3.春の味覚が待ち遠しい 小澤が推す ポルトガル料理【クリスチアノ】/代々木八幡

ハーブとスパイスが、肉と魚介の旨味を完璧に引きだす

    店名

    ポルトガルの伝統料理『アレンテージョ』。見た目通りの力強いおいしさがたまりません

代々木八幡駅を降りてすぐの裏通り、赤い外装が目を引くポルトガル料理店【クリスチアノ】。明るい店内は賑やかで、身構えすぎることなくおいしい料理が楽しめます。
毎日更新されるアラカルト形式のメニューには料理ごとに一言コメントが添えてあり、どんな料理か一目で分かるのも嬉しいポイント。かなり悩みましたが、この日のメインにはポルトガルの伝統料理『アレンテージョ』をチョイス。これが大正解でした。

  • 店名

    『天草タコのカルパッチョ』は、弾力と柔らかさを併せ持つ不思議な食感の虜になること間違いなし

  • 土日祝のランチ限定『シュラスコ』。噛むたび溢れる肉汁とトマトの酸味が絶妙なバランス

    土日祝のランチ限定『シュラスコ』。噛むたび溢れる肉汁とトマトの酸味が絶妙なバランス

メニューには「豚肉とハマグリとポテトを炒めた」とあり、パワフルな料理が来ることまではイメージできたのですが、実物は想像以上。大きな皿に所狭しと具材が並び、パクチーをはじめとしたエスニックなハーブとスパイスが食欲へダイレクトに訴えかける一品です。豪快な見た目に反し味は絶妙な調和で成り立っており、三種類の旨味がそれぞれ違う食感で溢れ出す贅沢な味わいに、気づけば皿は空っぽでした。
パクチーが苦手な方は、イタリアンパセリへ変更もできるとのこと。値段もお手頃で、ちょっぴり贅沢したい一日にぴったりのお店です。

4.元テレビマン中野が推す【Gracia】/広尾

バルセロナの最先端ガストロバーが日本で堪能できるお店

    Gracia

    『イベリコ豚 ブルーマサンドイッチ』2,400円

スペインの三ツ星「サンパウ」出身のシェフが手がけるバル。最初は6カ月前頃に直感で入店したのですが、これが大正解でした。初回はコースでオーダーして、どの料理もおいしいのですが、イベリコ豚のサンドイッチに一目ぼれ!さらにバスクチーズケーキの虜になり、それ以来、この2つは欠かさず注文をしています。定期的に食べたくなる料理です。

  • Graciaのアクアチレ

    『アグアチレ ホタテとビーツ』2,400円

  • Graciaのチーズケーキ

    『Jeromeバスクチーズケーキ』980円

ホタテとサワークリームの甘みと相性のいい少しピリ辛なアグアチレなど、見た目も華やかで、ずっと眺めていたくなる料理の数々。ワインもおいしいのでワインを嗜みながらおいしい料理を味わえるのは最高のひと時です。

5.美しく妖艶なアラビアンの世界観が大好き!な鈴が推す【ネフェルティティ東京 西麻布店】/六本木

美食大国エジプト・アラビア料理の繊細な旨味に驚く旅へ

    ネフェルティティ東京 西麻布店

    本文でご紹介している『ホムモス』と『ババガヌーグ』。この2種のペーストを、お好みで古代エジプトの平焼きパン『エイシ』に付けても◎

夜、艶めく光に誘われる大人の街、六本木。その中一際目を引くゴールドの外壁と象形文字が描かれた扉のある建物が、本格エジプト・アラビア料理レストラン【ネフェルティティ東京 西麻布店】です。一歩中へ入ると、思わず声を上げてしまうほどにびっしりと敷き詰められたエジプト直輸入による装飾品の数々に目を奪われます。さらにテントで仕切られた席や象形文字の描かれたテーブルクロス、ゴールドを基調とした「アラビアンナイト」を思わせる店内に、一瞬にしてテンションが上がること間違いなしです。

  • ネフェルティティ東京 西麻布店

    引き寄せられるような、曲線とライトアップされたゴールドが美しい外観

  • ネフェルティティ東京 西麻布店

    あっという間に7000年の歴史をもつエジプトの世界に入り込める、エキゾチックな雰囲気の店内

豆や野菜、穀物を多用するヘルシーな料理が特徴のエジプト料理。クレオパトラが好んだとされる『モロヘイヤスープ』など、エジプトの首都カイロの5つ星ホテルのシェフが作る料理がメニューに並びます。中でも衝撃を受けたのは、ひよこ豆と練り胡麻を合わせたペースト『ホムモス』と、焼きなすに胡麻ペーストを合わせた『ババガヌーグ』の組み合わせ。一見素朴な印象ですが、一口食べるとその繊細な味わいと、決して辛くはないのに強い旨味のあるスパイス使いに驚くはずです。ぜひ仲間と異世界に浸るひと時を過ごしてみては。

この記事を作った人

ヒトサラ編集チーム

少量多皿を愛する 宿坊
現役アスリート 遠藤
春の味覚が待ち遠しい 小澤
元テレビマン 中野
美しく妖艶なアラビアンの世界観が大好き! 鈴

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