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更新日:2023.11.22食トレンド

〈実食レポ〉入手困難で話題に! 世界のベストレストラン50入賞【フロリレージュ】川手寛康氏が初プロデュースしたプレミアスイーツ『幸せの焦がしバターサンド』

オープン以来、最も予約の取れないレストランのひとつであり続けてきた【フロリレージュ】。そのオーナーシェフであり、世界からも注目を集める川手寛康氏が初プロデュースした洋菓子『幸せの焦がしバターサンド』が、ついに新スイーツブランドの【DEAR BUTTER SAND(ディア バターサンド)】より発売開始しました。こだわりの詰まった待望のバターサンド、必食です。

フロリレージュ 川手寛康さんとプロデュースしたバターサンド

【フロリレージュ】川手寛康氏が手がけるもの

「ミシュランガイド東京2023」で二つ星の評価を得て、「世界のベストレストラン50」や「アジアのベストレストラン50」ほか数々のアワードでも受賞歴を持つ、日々食を愛する人の絶えないフレンチの名店【フロリレージュ】。フレンチの技法を用いた革新的な創作料理の数々から目を離すことができない、人々を魅了し続けているレストランです。
そのオーナーシェフ川手氏が表現するのは、フランス語で詩歌集の意味を持つ店名にも結び付く、11の「思い」。日頃からお店では11のテーマを基にしたコースを構成しており、素材そのもののおいしさと、その先にある思いを届けることで、それぞれがこのお店で受け取った食体験から幸せを感じて欲しいとの願いが込められているそうです。

こうした気持ちを日々持ち続ける川手氏が、「手に取ってくださった方に幸せになって欲しい」という想いを込めて作り出したのが今回ご紹介する新スイーツブランド【DEAR BUTTER SAND】の『幸せの焦がしバターサンド』。
お店に行けなくても手元で楽しむことができ、また贈り物として大切な方たちとその幸せを“分かち合う”ことができるこの逸品は、まさに川手氏の想いを体現したものかもしれません。親愛なる方たちとともに楽しむ……ブランド名に書かれた「DEAR」の文字からも、気持ちが伝わってくるようです。

    フロリレージュ 川手寛康さんが試行錯誤を重ね完成したバターサンド

    子どもの頃からよく好んで食べていたというバターサンド。今回、フランス料理のフィルターを通した感動してもらえるバターサンドをつくるべく、半年以上の試行錯誤を重ねてようやく完成に至りました

シーンを選ばない、物語を紡ぎ出す美しい仕立て

『幸せの焦がしバターサンド』は、詩歌集を彷彿させる一冊の本をイメージしたブック型パッケージに入っています。白地にゴールドのロゴが入った、凛とした印象の潔いテイストになっており、ギフトとしても送る相手を選ばない高級感のある仕上がりになっています。

    幸せの焦がしバターサンドのブック型パッケージ

    開くとシェフからのメッセージとサインが現れる、お洒落なデザイン

またこちらのバターサンドは、形状が六角形になっているところもポイントです。六角形は蜂の巣や雪の結晶など、自然がつくり出す最も安定した構造であるとされ、調和の意味が込められているそう。そこから繁栄の象徴や長寿を願う縁起が良い形とされているため、祝いのシーンなどにも想いが伝わるギフトとして活躍しそうです。また【フロリレージュ】の「F」を6つ集めたロゴデザインとも重なり、お店のファンの方たちにとっても嬉しい、美しい仕上がりとなっています。

    幸せの焦がしバターサンドと一冊の本をイメージしたブック型パッケージ

    ギフトで贈る際にも相手を選ばない、シンプルな仕立てが嬉しい

シェフの確かな腕はもちろんのこと、更にその先を見据えたクリエイティブ、人々の幸せな感情を引き出すための日頃からの熱い想いが重なり、ついに待望のスイーツが完成しました。

幸せの広がる味わいとは
~実食レポート~

    好みの溶け具合を見つけるのも楽しい、幸せの焦がしバターサンドの実食レポート

    冷凍状態で手元に届く同商品。「温度帯によって味わいや食感も変化しますので、ぜひお好みの溶け具合を見つけてみてください」と川手氏は話します

封を開けた瞬間に広がる、バターのふくよかな香り、そして香ばしくも優しく香り立つガレットの匂い……。味わう前から口福感に包まれていることに驚きながら、思わず顔がほころぶこちらの逸品をそっと取り出します。

指先で持ちあげるのに丁度いいサイズの、コロンと可愛らしい六角形の『幸せの焦がしバターサンド』。持ち上げると中のバタークリームの濃密な厚みがより一層感じられ、期待感が更に高まります。

サブレ生地

口に近づくにつれどんどん色濃くなる豊かな香り。そして最初の食感は、ザクっと軽やかなガレットです。綺麗な焼き色の付いたつるりとした表面と、中身のザクザクした食感が合わさったガレットは、正直これだけでも大満足できてしまうのではないかというほどに旨みの詰まった焼き菓子になっていました。
この「ガレット・ブルトンヌ」とは、元々はフランスブルターニュ地方の伝統的な焼き菓子。それを、フレンチを追求し続ける川手氏による手法で材料の配分や理想の食感を実現させたという、このバターサンドのためだけの味わいが広がります。
単に挟むためのサブレ生地ではなく、香りや食感を余すことなく楽しませてくれ、そしてクリームをより際立たせるための計算がしつくされているガレットだときっと感じられるはずです。

バタークリーム

ザクザクした食感から次の瞬間、びっくりするほどになめらかなバタークリームが登場します。クリームのように柔らかく、それでいて決して型崩れしないバターならではの厚み。その食感も楽しみながらたっぷりと優しいバターの香りを感じていると、細密に調整しつくされた熱を加えたことで生まれる、後をひく「焦がしバターならでは」の香ばしさも隠れていることに気がつきました。
この複雑な特別感のある香りは、川手氏も「昔から大好きな香り」なのだそう。その香りと味わいで幸せな気持ちに浸っていると、ふと【フロリレージュ】で川手氏が話す「食体験を通じてお客様に“幸せ”を感じて頂きたい」の言葉と重なりました。

    ほんの1℃2℃の差で、ニュアンスが大きく変化してしまう焦がしバター

    ほんの1℃2℃の差で、ニュアンスが大きく変化してしまう焦がしバター。時にはレストランのゲストに試食してもらうなどしながら、最適な瞬間を見つけ出していきました

ラムレーズン

バタークリームの中には、アクセントとなるラムレーズンが入っていました。アクセントといっても決してそこだけの味が突出してしまっているわけではなく、むしろ全体に綺麗なほどに馴染んでおり、それでいて芳醇なラム酒の香りが余韻に残るという魔法のような表現をしてくれていると感じるラムレーズン。なんだか少し大人の印象もあり、もしプレゼントにしたら幅広い方に喜んでもらえそうだと感じられました。
全世界の総生産量のうち、約3%しかないという稀少なラム酒を選び作ったというこちらのラムレーズン。細部までこだわり抜いた味わいが最後の最後まで広がります。

味わい深く濃厚、そして微かな余香を残しつつも甘たるさが残らない、驚くほどに清々しいラストが後をひく軽やかな口溶けのバターサンド。
企画を立ち上げてから半年以上、1℃、1gの単位で綿密に試行錯誤を繰り返し完成に至ったこの味わいは必食です。
感動するバターサンド『幸せの焦がしバターサンド』との出合いを、ぜひ。

    DEAR BUTTER SANDによる幸せの焦がしバターサンド

◆『幸せの焦がしバターサンド』の詳細・ご購入はこちらから◆

【DEAR BUTTER SAND】公式Instagramも公開中!

この記事を作った人

鈴アヤ(ヒトサラ編集部)

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