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更新日:2024.06.12食トレンド

最高峰のハンバーグ定食!? 川手シェフのスイーツプロデュース1周年記念「洋食 富炉利 × DEAR BUTTER SAND」イベントレポ

二つ星フレンチレストラン【フロリレージュ】の川手寛康シェフがプロデュースするスイーツブランド【DEAR BUTTER SAND】が、1周年を迎えたことを記念してスペシャルイベントが開催! 舞台はもちろん、麻布台ヒルズにある【フロリレージュ】のダイニングです。気になるメニューの前情報は「ハンバーグ×バターサンド」のみ。予約枠も瞬時に埋まった注目のイベントの全貌を取材してきました。

洋食富炉利

洋食 富炉利(フロリ)× DEAR BUTTER SAND

【フロリレージュ】の川手シェフが、自身初となるスイーツをプロデュースした【DEAR BUTTER SAND】が話題となり早くも1年。その1周年を記念したイベントが開催されました。情報解禁されてからも、気になるメニュー情報は「ハンバーグ×バターサンド」のみ。詳細は当日まで謎に包まれたイベントでありながら、予約開始からわずか1時間ほどで満席となり、その注目度が伺えます。

一日限りのスペシャルコースの全貌

    洋食富炉利

    テーブル上のディスプレイもイベント仕様

そうして、期待に胸を膨らませながら訪れた当日。席まで案内されると、先に到着していたゲストらが同じように川手シェフの手元を眺めながら、目を輝かせていました。

    洋食富炉利

    席について初めて、本日のコース内容がお目見えです

    洋食富炉利

    早くもハンバーグを手ごねする川手シェフを横目に、ドリンクをオーダーします

店内は、スタッフの方もゲストも心なしか高揚したようないい雰囲気で、皆笑顔でシェフらとの会話を楽しみながら、ハンバーグの登場を今か今かと待ち構えています。そうしていると1皿目がサーブされます。

    洋食富炉利

    『ビシソワーズ』(左)と『グジェール』(右)

『ビシソワーズ』とはじゃがいもの冷製スープで、中にはジャガイモのアイスと、上にバニラのオイルをたらして仕上げています。優しい口どけと柔らかい塩味が身体に染み込んでいくよう。バニラの芳醇な香りも絶妙です。一方『グジェール』とは、シュー生地にチーズを練り込んだブルゴーニュ地方の郷土料理で、中にはクリームチーズが入っていました。アペロにぴったりの、ワインが進む味わいです。

    洋食富炉利

    『サーモン』

続いてはスモークサーモンの前菜。サーモンの下にはトマトを合わせ、上からディル、レモンビネガーのドレッシング、ゆで卵には自家製マヨネーズを添えています。肉厚のサーモンと丸みのある酸味が調和して、最後はディルが爽やかに香り、夏の始まりにふさわしい一皿だと感じます。

    洋食富炉利

    『ハンバーグ』には赤ワインを合わせて

お待ちかねのハンバーグがついに登場です! 見るからに肉肉しいボリューム感のあるビジュアルと、デミグラスソースの重厚な香りだけでご飯が食べられそうです。ちなみに、今回のイベントでご飯を提供するために炊飯器を新調して準備したそう。「デミグラスにはお米だよね」と。それだけでも川手シェフがこのイベントにかける思いの強さを感じます。

    洋食富炉利

    お肉は、完全放牧で育てられている鹿児島県のブランド牛「里山牛」と黒毛和牛を半量ずつブレンド

「これら全て自家製でつくっています。ハンバーグはもちろん、イチから手ごねです。実は“旨味爆弾”みたいなハンバーグは、和牛のラードを入れてしまえば簡単につくれるんです(笑)。しかしそうではなく、僕が心から愛する「里山牛」のひき肉と黒毛和牛を混ぜ合わせることによって、噛みながら味わいがジュワっと出てくるようなハンバーグをつくりたかったんです。火入れも、あえて中がロゼになるよう焼き上げています。そうすることで、肉の塊を食べているような感覚も味わっていただければと思いました」(川手シェフ)。

    洋食富炉利

    デミグラスソースも、もちろん川手流。まずはフォンドボーからつくり初め、そこにさまざまなスパイスや香辛料を合わせ、濃厚なだけではなくコクや甘み、香ばしさを引き出します

    洋食富炉利

    【DEAR BUTTER SAND】は2種類のフレーバーから好きな方をチョイスできますが、欲張りな私はプラス800円で両方をオーダー

そしてデザートには【DEAR BUTTER SAND】。元祖『幸せの焦がしバターサンド』は、ボリューム感のある見た目に反してとてもなめらかでエアリー、一瞬の口溶けに驚きます。香ばしいガレットブルトンヌとふくよかな香りをまとったレーズンも至福で、あっという間に完食。「マロンショコラ」は、マロンペーストがずっしりで濃厚! マロン好きにはたまらない一口です。

川手シェフがイベントにかけた思い

瞬く間に至福のひとときが幕を閉じます。この短時間で【フロリレージュ】と川手シェフの魅力にどっぷり浸からせてしまう腕前には、尊敬の念を禁じえません。そんな今回のイベントにかけた思いを、川手シェフに伺いました。

――まずはイベントを終えてみて、率直な感想をお聞かせください。

川手シェフ:まずは無事にイベントを迎えられて、少しほっとしています。またたくさんの方にいらしていただき、【DEAR BUTTER SAND】のことが皆さまのもとに届きつつあるのかなと嬉しく思います。

ハンバーグをメインに、いつもよりカジュアルなスタイルにしたことで、普段【フロリレージュ】に来られない方にもお店の魅力を知ってもらいたいと思っていました。今回、初めてお店に来てくださった方も結構いらっしゃって、その方々に「レストラン営業の時も来てみたいです」と多く言っていただいて、輪の広がりもあったように感じます。

――メインをハンバーグにしたのは、どういう理由だったのですか?

川手シェフ:自分の父親が洋食屋を営んでいたので、ハンバーグは僕が小さい頃から食べていたもので、本当に自分が好きなものなんです。それは【DEAR BUTTER SAND】の核にもなっていることです。僕にとって、ハンバーグとバターサンドは自分が好きなものの双璧なんです。自分自身の記憶を遡りながら、それらを繋ぎ合わせてイベントがしたいという思いでハンバーグに決めました。

前菜についても、僕が「洋食屋の前菜」として思いつくものって意外と少ないんです。サーモンの前菜は、20年ぶりにレシピを引っ張り出してきました(笑)。最初のビシソワーズも、僕が料理人になりたての時につくっていたもの。そんな懐かしい繋がりの中で、形になるような料理を選んで構成しました。

    洋食富炉利

大盛況のうちに幕を閉じた「洋食 富炉利 × DEAR BUTTER SAND」。
イベントを訪れた多くの美食家を唸らせた【フロリレージュ】と【DEAR BUTTER SAND】から、ますます目が離せません。


【DEAR BUTTER SAND】

  • dearbuttersand

  • DEAR = “親愛なる” 方と、この上ない幸せを分かち合える至高のバターサンド「DEAR BUTTER SAND」。「世界のベストレストラン50」、「アジアのベストレストラン50」入賞など、国際的に高い称賛を得ているフレンチの料理人、【フロリレージュ】川手寛康シェフの初プロデュース商品。縁起の良い六角形の“幸せの焦がしバターサンド”は、口にした瞬間に焦がしバターがとろけだす、新しいバターサンドに仕立てています。

【フロリレージュ】

  • フロリレージュ

  • 「ミシュランガイド東京」や「アジアのベストレストラン50」など、輝かしい評価を得るフランス料理店。国内外の料理人や食通が注目する料理人・川手寛康氏が、二度目の移転を果たし、麻布台ヒルズを舞台に第3章をスタート。サステナビリティにも重きを置いた「プラントベース」で仕立てる料理は、誰もが知っている野菜を主役にしながらも、独自の感性が宿るものばかり。

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この記事を作った人

取材・文/宿坊 アカリ

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