ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2017.09.09食トレンド デート・会食 旅グルメ

世界大会で金賞受賞の「スタウト」を始め、上質な地ビールを生み出すブリューパブ【ビアベリー】

本場英国で開かれたワールドビアコンペティションで「スタウト」が金賞を受賞。世界レベルの大会で賞を総なめにする実力派ブリュワリー「箕面ビール」は、大阪の直営パブ【ビアベリー】で味わえます。オリジナルのクラフトビールも楽しめると聞いて早速取材を敢行しました!

ビアベリーのビール

世界大会で本場のブリュワリーを押さえ、金賞受賞の実力を持つスタウト

    ワールドビアコンペティションで金賞受賞のスタウトは、ハーフパイント(約270mℓ)で520円、パイント(約500mℓ)で830円(各税込)。写真はパイント

    ワールドビアコンペティションで金賞受賞のスタウトは、ハーフパイント(約270mℓ)で520円、パイント(約500mℓ)で830円(各税込)。写真はパイント

 大阪・梅田の南側を流れる大川沿いのレトロビルの1階にひっそりと佇むブリューパブ【ビアベリー】。扉を開けて入ると、ガラス窓越しに小さなビール工場があります。ここでつくられているのは【ビアベリー】でしか味わえないハウスビールの数々です。

 このビールの味わいを楽しむ前に、母体となる「箕面ビール」について説明しましょう。

    「ベールエール」や「W-IPA」とワールドビアコンペティションで金賞を獲得してきた銘柄がずらりと並ぶタップ

    「ベールエール」や「W-IPA」とワールドビアコンペティションで金賞を獲得してきた銘柄がずらりと並ぶタップ

「箕面ビール」で醸造しているのは水と麦芽、ホップのみを使った無濾過・非熱処理製法のビールのみ。つまり酵母を濾過せず、殺菌処理もしない生きたビールだけなのです。だからミネラルや酵素などの栄養と旨さがしっかり楽しめるのが特長。大阪北部の自然あふれる箕面にありながらも、ワールドビアコンペティションでクラフトビールの本場アメリカやイギリスのブリュワリーを押さえて金賞を受賞するほどの実力ブリュワリーです。

豊かな味わいのハウスビールを醸造する本格ブリュワリーパブ

    真剣な面持ちで醸造タンクの状態を確認する店主の八幡さん。糖度計や比重計で発酵状態を確認しながら作業を進めていきます

    真剣な面持ちで醸造タンクの状態を確認する店主の八幡さん。糖度計や比重計で発酵状態を確認しながら作業を進めていきます

【ビアベリー】で自家醸造しているのは「箕面ビール」同様、無濾過・非熱処理製法。小さなタンクで醸造するので、素材のちょっとのさじ加減や温度の違いで味が変わってくる繊細な作業に。でも、その場で自分たちが作ったビールをお客さんに味わってもらえるのが醍醐味と語るオーナーの八幡さん。

    左から黒ビールと見まがう色合いのダークエール『TACCHAN』、ホップのが効いた『W-IPA』、爽やかな苦みの『ゴールデンエール〜MASAJI〜』。いずれもハーフパイントで520円、パイントで830円(各税込)

    左から黒ビールと見まがう色合いのダークエール『TACCHAN』、ホップのが効いた『W-IPA』、爽やかな苦みの『ゴールデンエール〜MASAJI〜』。いずれもハーフパイントで520円、パイントで830円(各税込)

 こちらで味わえるハウスビールは常時5種。「箕面ビール」の創業者・大下正司さんの名を冠した『ゴールデンエール〜MASAJI〜』や、英国の伝統的な味わいを追求した『イングリッシュビター』など。ラインナップは醸造のスケジュールによって随時更新されるとのこと。時には蜂蜜とバジルを使った『ハニーエール』といった個性派が登場することも。

 もちろん、ペールエールやフルーティなヴァイツェンなどピルスナーといった「箕面ビール」の定番5種もラインナップ。自家醸造のハウスビール5種と合わせて10種です。ビール通ならずとも楽しめる味わいの多彩さに魅了されるはず。

ビールの旨さを引立てる強力に旨いフードにも注目

    【ビアベリー】の看板メニュー『江戸堀バーガー』800円(税込)。パティは和牛100%です

    【ビアベリー】の看板メニュー『江戸堀バーガー』800円(税込)。パティは和牛100%です

【ビアベリー】のイメージはアメリカのクラフトビール界を牽引してきたN.Y.ブルックリンの醸造所。それゆえ、肉の味わいがダイレクトに楽しめるローストビーフや自家製ソーセージといったパンチのあるフードが揃っています。

    セージやローズマリーで風味付けした『自家製ソーセージ&マッシュポテト』スモールで650円(税込)

    セージやローズマリーで風味付けした『自家製ソーセージ&マッシュポテト』スモールで650円(税込)

 豊かな味わいのハウスエールを迎え撃つにはベストな布陣。スパイスがばしっと効いたジャークチキンも美味。アメリカンフードの代表格と言えるハンバーガーももちろんラインナップしています。自家製ベーコンに手切りした牛ミンチのパティはずしっと食べ応えがあって、〆に打ってつけ。

    土曜や日曜は15時から営業。昼から飲むビールはまた格別です

    土曜や日曜は15時から営業。昼から飲むビールはまた格別です

 ビールの旨さを引立てて、杯がぐいぐい、いやグビグビ進むはず。ビールの旨さを心底堪能できるブリューパブ。大阪に来たら、ぜひ訪ねて頂きたいおすすめスポットです。

【BeerBelly(ビアベリー)】

電話:06-6441-0717
住所:大阪府大阪市西区土佐堀1-1-30 筑前橋ビルディング1F
アクセス:地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」徒より歩5分
営業時間:[平日]17:00~深夜1:00、[土曜]15:00~23:00、[日曜]15:00~21:00
定休日:不定休

この記事を作った人

取材・文/ナカシママサヨシ(フリーライター) 撮影/春堂マミ

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(5/29~6/4)

エリアから探す