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更新日:2018.08.21食トレンド デート・会食

スイーツライター・chicoさんオススメの「大人が愉しむ、夏の洗練スイーツ」

流行の“映える”スイーツもいいですが、大人ならパティシエがつくる本格デセールを味わいたい。お酒や食事の後に、テラスやラウンジなどの洗練された大人の社交場で楽しむ至高のデセールを、スイーツライターのchicoさんに教えていただきました。

Kakigori カフェ&ショコラ

chicoさんオススメの「大人が愉しむ、夏の洗練スイーツ」

アラン・デュカスのショコラ工房で出会える、ドラマティックなかき氷

『Kakigori カフェ&ショコラ』

日本のかき氷が、フランスで “Kakigori”として広がりつつあります。そんなかき氷に魅せられたのがフレンチの巨匠、アラン・デュカス氏。六本木と日本橋にあるショコラ工房では、エグゼクティブ・シェフ・ショコラティエのジュリアン・キンツラー氏が手がけた『Kakigori』を提供しています。

    六本木限定『Kakigori カフェ&ショコラ』1,600円(税抜) ※9月中旬までの提供予定

    六本木限定『Kakigori カフェ&ショコラ』1,600円(税抜) ※9月中旬までの提供予定

ショコラティエがつくるカフェのグラニテ。一見シンプルですが、中はソルベ・ショコラ、オレンジマーマレード、砂糖をからめたカカオニブ、カフェクリームが層になっていて、食べ進めると様々な味が現れ、とってもドラマティック。

存在感を放つカカオニブのカリカリとした食感は、ソルベのザクザク感にもマッチ。カフェのどっしりとした苦味の中で、マーマレードのフルーティな甘さが全体をすっきりとまとめ上げます。アロマティックでビター、そんな意外性に驚かされます。

  • 東京工房・六本木店の両方で購入可能な、テイクアウト限定メニュー『Kakigori エキゾチック&ショコラ』1,000円(税抜)

紙の器・WASARAに盛られたテイクアウトメニューは、ペルー産カカオの濃厚ソルベ・ショコラやソルベ・ココナッツが入ったパッションフルーツのグラニテ。最近はテイクアウト可能な本格デセールも増えつつあるのが嬉しいですよね。

ブルガリ銀座タワー最上階のラグジュアリーな空間で味わうドルチェ

『ブリオッシュ・コン・ジェラート』

ブルガリ銀座タワーの11Fに期間限定でオープンした【ブルガリ ラ・テラッツァ ドン ペリニヨン ラウンジ】。ここは、ブルガリ東京レストランとドン ペリニヨンのコラボレーションによる期間限定ラウンジで、ドン ペリニヨンとともにイタリアで定番のドルチェ『ブリオッシュ・コン・ジェラート』が楽しめます。

    『ブリオッシュ・コン・ジェラート』1,400円(税・サ別)

    『ブリオッシュ・コン・ジェラート』1,400円(税・サ別)

ジェラートをブリオッシュでサンドした、イタリアでは定番のドルチェ。ブリオッシュもジェラートも自家製で、ブリオッシュはほんのり甘く、とても軽い食感。それに日替わりで用意される2種のジェラートやソルベットを挟んでいただきます。

今回、メロンとチョコレートをいただいたのですが、メロンは赤肉の果実味がしっかりと感じられ、チョコレートは酸味があってフルーティ。ふわふわのブリオッシュととろけるジェラートの相性も抜群です。

  • 素敵なジェラートトロリーで販売されます

銀座にいるのに高級リゾートホテルを思わせるラグジュアリーな空間。思いっきりブリオッシュにかぶりついて、非日常感を味わってください。

銀座の夜は、パフェで締める。20時30分以降限定のメニュー

『GINZA4丁目(シメ)パフェ』

2018年5月からスタートした、『GINZA4丁目(シメ)パフェ』の第3弾。レストランの締めパフェだけあって、見た目が本当に美しい。甘さがほどよく全体的に軽い印象ですが、かといって物足りないわけではなく、果実の自然な甘さや食材の食感がしっかりと印象に残ります。このバランスは、“食後に食べるデセール”をやってきたシェフ・パティシエだからこそ。

    『GINZA4丁目(シメ)パフェ』の第3弾。左から『クープ・オ・レザン 新潟県 渡辺果樹園《シャインマスカット》』2,200円、『バーバパパ グルナード』1,600円(ともに税・サ別)※8月20日より提供開始

    『GINZA4丁目(シメ)パフェ』の第3弾。左から『クープ・オ・レザン 新潟県 渡辺果樹園《シャインマスカット》』2,200円、『バーバパパ グルナード』1,600円(ともに税・サ別)※8月20日より提供開始

渡辺果実園のシャインマスカットを使用した、『クープ・オ・レザン 新潟県 渡辺果樹園《シャインマスカット》』。最初にマスカットの甘さと香りを感じ、ブランマンジェとヨーグルトのソルベがまろやかなコクを出しながら、ヴェルヴェンヌのジュレの香りが品良く味を膨らませてくれます。

ふわふわのわたあめが印象的な『バーバパパ グルナード』は、酸味のあるフロマージュブランやざくろをベースに、白ワインジュレでさっぱりと構成。時間とともにわたあめがグラスに吸い込まれ、程よい甘さに変化します。口どけがいい中でカプセルのようにプチプチと弾けるざくろも印象的です。

  • 夜風を感じながらテラスで食べるシメパフェ。贅沢な時を過ごせます。※〆パフェは20時30分からオーダー可能

どちらも全体的に甘さ抑えているから食後にぴったりの一品。銀座の中心、それもテラスで供される20時30分以降限定の締めパフェは、ディナーデートや話し足りない女子会の後にオススメです。
※「GINZA4丁目(シメ)パフェ」のメニュー内容は時期により変更となります。

この記事を作った人

chico(スイーツライター&コーディネーター)

anan、Hanakoなど女性誌を中心に執筆。著書は『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修、『東京最高のパティスリー』(ぴあ)共著など。

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