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昼から飲める至福のひととき! 新宿【日本酒スタンド 酛】|今宵もスタンディングバーにて

仕事帰りにちょっと一杯。気の向くままにふらりと入れるスタンディングバーは、安い・おいしい・通いやすいの三拍子が揃った大人の味方。今回は、地下に潜む日本酒の名所、新宿の【日本酒スタンド 酛】をご紹介します。

昼から飲める至福のひととき! 新宿【日本酒スタンド 酛】|今宵もスタンディングバーにて

80種類以上の日本酒を常備。貴重な地酒に巡り合える

    少し暗めの店内は落ち着きのある色合いのコの字カウンター

    少し暗めの店内は落ち着きのある色合いのコの字カウンター

日本酒へのこだわりを感じる【日本酒スタンド 酛】は、お酒の種類もさることながら、毎月開催されているイベントが面白いのです。店長自らが地方に地酒探しに出向き、その土地のお酒とフードで1週間お客様をもてなすのですが、この期間中は音楽もご当地アーティストにこだわった選曲になっているので聴覚でも楽しめる演出になっています。

    この日のお通しは『ヒイラギの干物』。満足度の高い逸品です ※お通しは300円(税抜)

    この日のお通しは『ヒイラギの干物』。満足度の高い逸品です ※お通しは300円(税抜)

最近、和菓子と日本酒を合わせるお店が増えているように、日本酒には甘い物が以外と合うんです。このお店では、『粒あんの燻製』430円(税抜)と日本酒が最高の組み合わせ。桜と林檎チップで燻製された粒あんを、添えてある“燻製塩”でいただきます。そうすると、より粒あんの甘みが引き立ちます。合わせるお酒は『芳弥』580円(税抜)。すっきりとした味わいで粒あんの甘さをサラッと流してくれます。

    左/いぶされた香りが口の中で広がる『粒あんの燻製』430円(税抜)、右/きりっとしている『芳弥』580円(税抜)

    左/いぶされた香りが口の中で広がる『粒あんの燻製』430円(税抜)、右/きりっとしている『芳弥』580円(税抜)

オーダーが入ってからつくりはじめるお店一番人気の『なめろう』680円(税抜)は、季節によって魚の種類を変えるそう。今回は新鮮なかつおを使用し、大葉とねぎとしょうがをみそであえた薬味をのせていただきました。合わせるお酒は高知の「酔鯨」。インパクトがある辛口のお酒で、くいっと味をしめてくれます。

    作り置きはせず、注文を受けてからつくる、鮮度の高い『なめろう』680円(税抜)

    作り置きはせず、注文を受けてからつくる、鮮度の高い『なめろう』680円(税抜)

    毎日10種類は変わっていくという豊富な日本酒

    毎日10種類は変わっていくという豊富な日本酒

都内屈指と言われる、日本酒の豊富なラインナップは、全国各地の味に触れられる楽しさがあります。自分の気分で選んだり、合わせる酒の肴で変化させたり、数多くあるお酒のラベルに目移りしながら、次に飲むお酒について考える、なんて面白さもあります。

お店は、19時から21時は混み合うことが多いので、「充実したつまみも一緒に食べたい」という方は、平日の早い時間をおすすめします。土日は12時から営業しているので、昼飲みをしてみてはいかがでしょうか。

【日本酒スタンド 酛】

  • 電話:03-6457-3288
    住所:東京都新宿区5-17-11白鳳ビルB1F
    アクセス:JR山手線 新宿駅 徒歩9分
    定休日:不定休
    営業時間:[月~金]15:00~23:00、[土・日・祝]12:00~21:00

この記事を作った人

撮影・取材・文/丸山剛史(阿佐ヶ谷LAND)

都内を中心にカメラマンとして活動。撮影の帰りに「軽く飲みたい!」という気持ちを満たしてくれるスタンディングBARにハマりハマってお店を紹介をできるほどに。最近はお酒好きが高じて、自身のBAR兼イベントスペース【阿佐ヶ谷LAND】を共同経営している。

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