更新日:2020.08.01旅グルメ
料理人が選ぶ、北海道の名店|札幌の“シェフ推し”レストラン
ヒトサラでは、全国の料理人によるレビューサイト「シェフがオススメするお店」を展開。今回は、札幌市内のお店をオススメしている投稿をピックアップしてみました。道内随一のグルメタウンで、シェフたちの注目を集めるお店とは。
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【LE GENTILHOMME】フランス料理
【Restaurant MiYa-Vie】フランス料理
【lien】フランス料理
【さんか亭】焼肉
【TXOKO】バスク料理
【LE GENTILHOMME】
北海道の食材を大切にした27年間愛されるグランメゾン
重めの赤ワインがぴったり『蝦夷鹿のロースト 赤ワインソース』
札幌で27年続くグランメゾン【ル・ジャンティオム】は、北海道に正統派のフランス料理という文化を根付かせた草分け的な老舗。店を率いる大川正人シェフの料理は、クラシカルな技法を大切に、北海道の恵みを取り入れ、今なお進化を続ける。【ギー・サボア】や【ヴィエイユ・フォンテーヌ】【トロワグロ】などフランスの名だたるレストランでの修業の後、伝統的なフランス料理を実直に表現したのが同店の魅力。
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店を彩るアートの鑑賞も楽しみのひとつ
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海の旨味を凝縮『北海道産 花ズッキーニのファルシに海の幸を添えて 生姜の香るホタテのコンソメと共に』
北海道の力強い食材は、トラディショナルな大川シェフの料理にすっとなじむ。さらに店の自慢の一つ、ファン垂ぜんのフランスワインと驚きのマリアージュでゲストを楽しませる。誰か大切な人を喜ばせたい。そんな時にぜひ訪れたい名店だ。
オススメしたシェフの声
山田 正博さん
【すし善 すすきの店】
北海道の恵みをふんだんに使ったシェフのスペシャリテを、コースで満喫することができます。とくにお気に入りなのが、クラシックな濃厚さが絶品なソース。豊富なフランスワインとのマリアージュを楽しんでください。
【Restaurant MiYa-Vie】
和の心と北海道食材が織り成す繊細で優雅なフレンチ
豊富な食材の味わいを堪能できるコースの一品
店名は、「雅(みやび)」と、フランス語で「人生」「生き様」を表す言葉である“Vie”から名付けられ、味わうことができる料理とともにシェフの思いが表現される。レストランの顔とも言うべきロゴマークは、愛する野菜をモチーフに、曲線の部分は葉野菜と根野菜、ふたつの楕円は実野菜を表すのだそう。すべてのコース料理は季節の葉野菜・根野菜・実野菜を用いた前菜からスタート。皿を通じて届くシェフの「思い」に、感銘を受ける同業シェフも少なくない。
【Restaurant MiYa-Vie】
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電話:050-5263-7444
住所:北海道札幌市中央区北3条西26丁目3-8
アクセス:西28丁目駅 徒歩3分店舗詳細はこちら >

佐藤 陽介さん
【SIO】
【ザ・ウィンザーホテル洞爺】のフレンチレストランで初代日本人料理長を務めた横須賀雅明シェフの店。北海道の食材、フレンチの伝統と技、日本人の心や感性が融合したフランス料理を楽しめます。
【lien】
クラシカルな調理法と創造性で旬食材を鮮やかに昇華
エゾ鹿の力強い旨味が広がる『当別町産 蝦夷鹿のロースト』
メイン通りから脇道にそれ、住宅街の中にあるフランス料理店。おもに、道内の農家の方から直接仕入れた食材や自家菜園の野菜を使いつつも、海外にまで視野を広げ新しい味も模索する。古典的な技法と現代的な手法を照らし合わせながら、シェフの感性でつくられたフランス料理はいずれも秀逸。フロアは、シェフの目が全体に行き届くようにしたいと、12席ほどのアットホームな空間。そうした細やかなもてなしが、ゲストを優雅で非日常な空間へと誘う。
オススメしたシェフの声
今村 康二さん
【鉄板焼 石狩】
十勝から羊を枝肉(半身)で仕入れ、各部位の魅力を最大限に引き出すレシピで調理。羊肉の新たな魅力に出合わせていただいたのが印象的でした。シェフみずからが菜園で育てた新鮮野菜も魅力で、メニューに豊富に取り入れています。
【さんか亭】
素材と味付けにこだわった極上の焼肉を!
ボリューム満点の人気メニュー『王カルビ』
まるで焼肉店を思わせないほど、いたるところに花や緑が配され、爽やかな印象の店内。しかし、提供するお肉はといえば本格かつ良質。肉質や鮮度、漬け込むタレにこだわった『王カルビ』や、数量限定の『上白タン塩』をはじめ、肉のいちばんおいしい瞬間をとらえ、提供される逸品ぞろいだ。また、ここの〆の定番が『盛岡冷麺』。さっぱりしつつ、コクのあるスープの中には自家製の手打ち麺。コシのある麺が、焼肉の後でもするする入るから不思議だ。
オススメしたシェフの声
石川原 栄次さん
【ふぐ・すっぽん・はも料理 文太郎】
焼肉店で焼肉の肉質と同じくらい重要なのが、『白米』ですよね。こちらの白米の炊き加減は格別で、このおいしい白米を食べるために何年も通ってしまいます。焼肉では、『コチョリ』『サガリ』が絶品だと思います。
【TXOKO】
ビルの地下で隠れるように営む、バスク料理の名店
クリーミーな白子の食感に根セロリの苦味がとけ合う『真だち(白子)と根セロリのムースとビーツのジュレ』
【TXOKO】とは、美食の街といわれるバスクの言葉で、人々がおのおの楽しむ美食クラブの総称。おいしいものが集う店でありたいと、シェフの按田宏之氏がこの名前を付けた。料理もまた按田氏が長年過ごしたバスクの料理を、北海道の力強い食材で楽しませてくれるのが特徴。冬であればタラやジビエなど、素材の味付けはシンプルにし、そこにバスクらしいエッセンスを忍ばせる。すすきのの雑居ビルの地下から、本場・バスクの心意気を伝えている。
オススメしたシェフの声
岡本 英樹さん
【Remerciements OKAMOTO】
南仏へ修業にきた按田くんを、フランスでいろいろお世話したこともありました(笑)。おとなしい性格のシェフですが、料理で語るタイプ。しっかりと学んだであろう料理のベースがあり、安心しておすすめできます。
この記事を作った人
ヒトサラ編集部
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