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更新日:2022.11.26デート・会食 グルメラボ

北海道の食材とフランスで培った技術を融合【Les KaneKIYOs】|北海道・札幌

“フレンチレストラン”と言えばハレの日にかしこまってフルコースを食べに行くものと、特別な日に訪れるような、ちょっと遠い存在だと感じている人も少なくないでしょう。北海道・札幌にある【Les KaneKIYOs(レ・カネキヨ)】は、“気軽なビストロ”と高級レストランを意味する“ガストロノミー”を合わせた「ビストロノミー」を提案するお店。肩ひじ張らないカジュアルな雰囲気で、本当においしいフレンチの真髄を楽しむことができます。

レ・カネキヨの料理

「気取らない上質」をテーマにした「ビストロノミー」を提案

JR函館本線琴似駅から徒歩4分のところにある【Les KaneKIYOs】。2017年にオープンしたこちらのお店は、上質なフレンチを提供しながらも“気取らない上質”をテーマにしたフランス料理店です。

    レ・カネキヨの外観

    来る人を選ばない店構え

お店は明るい雰囲気で、オープンキッチンで調理の様子を眺めることができたり、シェフと会話を交わしたりしながら食事ができるなど、カジュアルな雰囲気。家族や友人と訪れるのはもちろん、一人でも利用しやすいのが魅力です。

    レ・カネキヨの店内

    和やかな雰囲気が漂う店内

北海道出身のオーナーシェフ、藤本清さんは、調理師学校を卒業後、ホテルやフランス料理店で経験を積み、2003年にフランスへ。研鑽を重ねる中、料理長をつとめたパリのレストランで、ミシュランガイド1つ星を獲得した経歴を持つ実力派です。

北海道の魅力ある食材とフランスで培った技術を融合

「北海道でしかできないフレンチを実現したい」との思いから、同店では四季折々の野菜や肉類、魚介、エゾ鹿を代表とするジビエなど、北海道の魅力ある食材を使用。シェフが今まで培ってきた調理技法と知識を駆使し、同店でしか味わえない料理に手間を惜しまず仕上げています。

『鴨のサルミ』

鴨の骨に野菜とお酒を加えて丸一日煮込み、ミキサーにかけて濾し、仕上げにフォンドボーと豚の血を入れて濃度とコクのあるソースに。シンプルにオーブンで焼いた鴨肉とともに、こだわりのソースが味わえる一品。

    レ・カネキヨの料理

    鴨一羽分を丸ごと味わえる

『季節の食材でつくるパテ・アンクルート』

パイ生地に旬のお肉を入れてオーブンで焼き上げたフランスの伝統料理で、つくるのに3~4日かかるメニュー。ムネ肉、モモ肉、レバーなどをすべて混ぜ、ガラから煮だしたコンソメゼリーを入れています。

    レ・カネキヨの料理

    ワインとの相性が抜群

『北海道産牛ほほ肉のエビス黒ビール煮込み』

フランスの北部の伝統家庭料理です。水を一切使わずエビス黒ビールで4時間煮込んで、ほほ肉はお箸で食べられるほどとろとろに。煮込み汁は煮詰めてソースに使用。濃厚なコクと風味がたまらない逸品。

    レ・カネキヨの料理

    一年通しての人気メニュー

ハレの日も、普通の日も。自然体で楽しめる北海道フレンチ

ちなみに店名の「カネキヨ」は、かつてシェフの実家が営んでいた事業の屋号を継承。「祖父母と両親のように地域の人に親しまれ、身近な存在になる店づくりをしたい」との思いが込められています。

    レ・カネキヨの店主

    藤本シェフの人柄もお店の温かい雰囲気をつくる

仲の良い友人との食事、デートや記念日、小さなお子様を連れた家族の食事など、ハレの日も、普通の日も、食べたいときに自然体で楽しめる【Les KaneKIYOs】のビストロノミーを堪能しに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

料理人プロフィール:藤本清さん

    レ・カネキヨの店主

    1975年、北海道生まれ。実家が商店を営んでいた影響で食に興味を持つ。調理師学校を卒業後、ホテルやフランス料理店で経験を積み、2003年に渡仏。【ステラマリス・パリ】にて料理長をつとめ、2006年にフランス・ミシュランガイド1つ星獲得。2011年に帰国し【ジャルダン・ド・ボヌール】シェフ、2012年【ブランシュ・メゾン】総料理長に。2017年4月【Les KaneKIYOs】をオープン。

※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください。

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ヒトサラ編集部

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