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その日の“旬”を「おまかせ」で味わう。江戸前握りの醍醐味ここにあり【神田 宇廼丸】東京・神田

神田駅から徒歩7分。ビルが立ち並ぶ繁華街にあって、どっしりとした店構えを見せる江戸前寿司の【神田 宇廼丸】。モットーは「季節感を大切に」。そのため、同じ素材でも仕入れ時期や産地などを考慮し、下処理から味付けを変えて提供するこだわりぶり。全国各地の旬真っ盛りの新鮮な魚介類を駆使し、今日ならではの美味で食通たちを唸らせています。

神田 宇廼丸のまぐろ

おひとり様でも緊張しない、居心地のいいカウンター席

    神田 宇廼丸のカウンター

    熟練の技を目の前で堪能できる特等席。永田氏との会話も楽しい限り

暖簾をくぐり、店内に一歩入ると迎えてくれるのがL字型のカウンター。ケースの中にズラリと並ぶネタの種類に思わず心が躍ります。落ち着いた雰囲気は、オープン30年にしてすでに老舗の風格。それなのに、なぜか緊張を強いられない心地よさは、目の前で熟練の技を見せる大将の永田氏の人柄ゆえかもしれません。

    神田 宇廼丸の座敷

    他のゲストと顔を合わせることのないプライベート空間で、コースを満喫

グループでゆったりと会話や食事を楽しみたいなら、8名まで対応OKの完全個室の座敷がオススメ。足元は掘りごたつ式なので、心から寛いだひとときが過ごせるはず。気のおけない仲間との集まりに、大切な会食や接待に、シーンに合わせた使い分けが可能です。(※8名以上を希望の場合は要相談)

その季節の、一番おいしい“旬”の美味を全国から仕入れ

    神田 宇廼丸のまぐろ

    カツオ節と酒、醤油に12時間漬け込んだ『赤身 漬け』

素材の魅力がストレートに伝わる江戸前寿司。だから、魚介類は昔馴染みの業者や石川県、九州などの漁港からその時期一番のものを直送、野菜は豊洲市場より新鮮なものを厳選。場所によって旬が変わる各産地その時々の極上のネタを仕入れて、「季節感を大切」にした握りを提供しています。

それでは、ぜひとも食べてほしい寿司ネタ3つをご紹介します。

四季ごとに楽しみ方が変わる、看板メニューの『穴子』

    神田 宇廼丸の穴子

    そのひと手間で、季節に応じた味わいを引き出します

創業以来の看板メニュー『穴子』。長年愛されている理由のひとつは、季節に合わせて味つけを変えるというこだわりにあり。たとえば夏なら、柔らかく煮た後、仕上げに輪島の天然塩をふりかけて。また、冬には甘みのある特製タレをつけていただきます。

季節により仕入れ先を変更。その“旬”の最高を味わう『ウニ』

    神田 宇廼丸のウニ

    佐賀県産に北海道産。いま一番おいしいウニに出合えます

全国に産地があるウニは、シーズンごとの旬を切り取って仕入れています。5~9月までは、濃厚さと、程よい苦みと旨みが特徴の佐賀県産「赤ウニ」を、それ以外は、甘みの中にもあっさりとした味わいを醸す北海道産「ウニ」を使用しています。

鹿島灘で水揚げされた、ふっくら柔らかな『鹿島灘ハマグリ』

    神田 宇廼丸のハマグリ

    大玉の鹿島灘ハマグリ。こだわり食材の逸品をぜひ

国産ハマグリのブランドのひとつ「鹿島灘ハマグリ」を、豊洲に店舗を構える昔馴染みの業者や産地直送で仕入れ。ふっくらと柔らかい食感と、たっぷりの旨みは春から初夏にかけての味覚の代表格です。

ゲストの状況に応じて出される「おまかせ」の妙を堪能

    神田 宇廼丸の手元イメージ

    握りたてを頬張るカウンターの悦楽。江戸前の技を存分に

名店【宇廼丸本店】の味と技を受け継ぐ永田氏。ゲストに寄り添う真摯な姿勢と誠実な仕事ぶりは、常連客を惹きつけてやみません。全国各地から仕入れた、その時に一番おいしい旬のネタを「おまかせ」でいただくのが醍醐味。豊富な日本酒を傾けながら、極上の江戸前握りをじっくりと味わいたいものです。

料理人プロフィール:永田 浩二(ナガタ コウジ)氏

    神田 宇廼丸の料理人

    1955年、山梨県出身。上京後【宇廼丸本店】に就職して本格的な修業をスタートさせるが、一時期、料理の世界から離れることに。しかし、料理人の楽しさが忘れられず、5年後に再び【宇廼丸本店】の門をたたく。独立を夢みて研鑽を積み重ねるなか師匠に認められ、暖簾分けに至る。1992年に【神田 宇廼丸】をオープン。

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ヒトサラ編集部

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