ヒトサラマガジンとは RSS

更新日:2026.03.18食トレンド

『ゴ・エ・ミヨ 2026』発表、授賞式&ガラパーティーの様子も|全国581軒のレストラン・料理店をセレクション

フランスの本格レストランガイド2大勢力のひとつである「ゴ・エ・ミヨ(Gault & Millau)」。その10刊目となる『ゴ・エ・ミヨ 2026』が2026年3月17日に発刊されました。1972年にフランスで創刊し、日本はアジア地域唯一の展開国となり、今年は記念すべき10刊目の発行。昨年より18軒多い581軒の店舗が掲載されています。

ゴ・エ・ミヨ2026受賞発表

▽「動画」でも当日の様子をご紹介中!ページ一番下をご覧ください▽

「ゴ・エ・ミヨ」とは

    ゴ・エ・ミヨ

    3月17日(火)に発刊した『ゴ・エ・ミヨ 2026』

2人のフランス人ジャーナリスト、アンリ・ゴ(Gault)とクリスチャン・ミヨ(Millau)が1972年に刊行した、パリ生まれのレストランガイドブックです。フランスの本格レストランガイド「ミシュラン」と並ぶ2大勢力のひとつとされており、世界15カ国共通の定められた基準のもと、「予約の電話から見送りまで」を評価。レストランという舞台全体を支えるプロフェッショナルに注目した、「食べる喜びと感動を伝えることを使命」としているガイドブックです。

『ゴ・エ・ミヨ 2026』授賞式、受賞者

    ゴ・エ・ミヨ2026

    「ゴ・エ・ミヨ 2026」授賞式の様子

『ゴ・エ・ミヨ 2026』の発刊に先立って行われた授賞式では、毎年注目を集める「今年のシェフ賞」の他、「明日のグランシェフ賞」、「期待の若手シェフ賞」など10の賞が、将来のさらなる活躍が期待されるシェフやソムリエ、パティシエ、生産者など、13組に贈られました。

『今年のシェフ賞』

小林 寛司氏
ガーデンガストロノミー【ヴィラ アイーダ】和歌山

「今年のシェフ賞」は、持てる才能を縦横に発揮して、最も斬新で完成度の高いインパクトのある料理を提供している料理人へ贈られます。

    ゴ・エ・ミヨ 2026 受賞 ガーデンガストロノミー【ヴィラ アイーダ】和歌山

    「現状維持は衰退であると思っていて、恐れず変化をしてきました。去年から完全野菜の内容にしています。……地方に居る私を「今年のシェフ賞」に選んでもらい大きな励みになりました。自分の励みになると同時に、地方や都会、年齢の枠にとらわれず、挑戦し続けるシェフたちの新しいモチベーションになれたら嬉しいです。また、そういう思いが日本から世界へ羽ばたくといいなと願っています。」
    2025年7月には、コースのすべてを「完全野菜」とすることを宣言。自身で生育のすべての過程に関わる野菜を用いて多彩な料理を展開し、改めて、その高い技術と料理哲学が注目を浴びています。

『明日のグランシェフ賞』

葛原 将季氏
フランス料理【レストラン レミニセンス】愛知

砂山 利治氏
流域料理【SÉN】奈良

「明日のグランシェフ賞」は、確固たる基本技術の上に、独自の料理世界を築き、優れた才能として日本の料理界を牽引することが期待される料理人へ贈られる賞です。

    ゴ・エ・ミヨ 2026 受賞 【レストラン レミニセンス】葛原 将季氏、【SÉN】砂山 利治氏

    写真左から順に、葛原 将季氏、砂山 利治氏
    【レストラン レミニセンス】葛原 将季氏:「7年前、「期待の若手シェフ賞」を頂きました。まだ伸びしろがあるよと言われているように感じていました。……そして今回、「明日のグランシェフ賞」を頂くことができました。これからも日本のために精進していきます。」
    目標は、「愛知県を日本屈指の観光都市にすること」。そのためには、自らのレストランが日本の最高峰であることが必須であるとし、料理・サービス・空間を磨き上げ、「美・食・遊」の総合体としてのレストラン作りを行っていることが評価されました。

    【SÉN】砂山 利治氏:「住んでいるのは天川村、熊野川の最上流。流域の中の食材を使っているので流域料理と呼んでもらっています。……つくる料理が、その流域の環境にも関わっているといつも思っています。」
    県域を越えて流れる河川を文化の流通経路と捉える新たな視点と、フランス料理を基にした高い技術で、ローカルガストロノミーに独自の料理世界を展開しています。


予約カレンダー
カレンダーで他の日を見る

『期待の若手シェフ賞』

錦野 真弘氏
ヨーロッパ料理【ラームス】徳島

山本 結以氏
フランス料理【エスキス】東京

「期待の若手シェフ賞」は、才能と情熱、技術とが今後の活躍を大いに期待させる新進気鋭の料理人へ贈られる賞です。

    ゴ・エ・ミヨ 2026 期待の若手シェフ賞 【ラームス】錦野 真弘氏、【エスキス】山本 結以氏

    写真左から順に、錦野 真弘氏、山本 結以氏
    【ラームス】錦野 真弘氏:「地方にあるレストランへ、本当にありがとうございます。毎日家族、お客様、周りの方々本当に沢山の人に助けられています、心が引き締まる思いです。覚悟を持って1日1日を生きていきたいと思います。」
    将来は、イタリアで経験した、食を中心に豊かな時間を過ごせるオーベルジュにすることを目標としつつ、「まずは、目の前のゲストを大切にしながら、ゆっくり着実に『枝』を伸ばしていきたい」と語ります。

    【エスキス】山本 結以氏:「【エスキス】の料理長という立場でこの賞を頂けて、励みでもあり、身の締まる思いです。この輝かしい賞の裏には葛藤や地道な努力がありました。……若い女性シェフたちにも伝えていきたいと思います」
    【ナベノ-イズム】で渡辺氏から学んだ料理技術をベースに、【エスキス】のベカ氏が表現する「物語」を大切にした料理世界へと飛躍。「女性料理人が当たり前に現場にいる未来を創ること」を目標の一つとして掲げ、次世代を担う料理人の一人として期待が集まります。

【ラームス】
電話:088-679-3770
住所:徳島県名東郡佐那河内村下仕出55-1
アクセス:徳島駅 車で30分

『トランスミッション賞』

菊地 美升氏
フランス料理【ル・ブルギニオン】東京

「トランスミッション賞」は、培ってきた知識と技術を、時に国を超え、世代を超えてトランスミッションする(=伝える)ことに多大な貢献が認められた料理人に贈られます。

    ゴ・エ・ミヨ 2026 トランスミッション賞 菊地 美升氏【ル・ブルギニオン】

    「料理人になって40年目の節目の年にこのような賞をいただけてとても嬉しく、感謝の気持ちです。今年で60歳になります。もう少し頑張ります!宜しくお願い致します。」
    採用をする際には、慎重に面接や研修を重ね、入店すれば最後まで向き合うという菊地氏の一貫した姿勢があります。菊地氏自身は、毎年、休暇を利用してフランスへ研修に出かけ、厨房スタッフの一員に加わり、最新のフランス料理の動向を体感。その謙虚で、ひたむきな料理人としての生き方が、日本のフランス料理界を牽引し続けています。

『ベストパティシエ賞』

長屋 明花氏
フランス料理【ラグロワ】東京

「ベストパティシエ賞」は、デザートの独創性と個性を特に際立たせ、かつコース料理の締めくくりにふさわしいレストランデザートを提供しているパティシエに贈られます。

    ゴ・エ・ミヨ 2026 ベストパティシエ賞 【ラグロワ】長屋 明花氏

    「【ラグロワ】は2024年にできたお店です。様々な先輩方、尊敬できる方々の背中を見て今に至ります。……私も誰かに背中を見せられるパティシエになっていきます」
    長屋氏の華やかで味わいのあるデセールは、シェフのコース料理に寄り添いながら、日常にあるものを特別なものに変え、そこに印象深さ、新しさを感じさせるものです。「効率が重視される時代に、時間をかけて何かを為すことの喜びと尊さ、レストランパティシエの素晴らしさを伝えていきたい」と語ります。

『ベストソムリエ賞』

大越 基裕氏
モダンベトナミーズ【アンディ】東京

「ベストソムリエ賞」は、ワインの知識やワインリストの構成のみならず、卓越した接客術を持ち、常にお客様重視の姿勢でサービスを行うソムリエに贈られます。

    ベストソムリエ賞

    「日本は沢山の素晴らしい料理人の方々による料理にであえる国。ワインや日本酒、焼酎などを様々なシェフたちのお料理に合わせるために、ボーダレスに、幅広く取り入れていくようにしています。」
    モダンベトナム料理店【アンディ】【アンコム】のオーナーも務め、価値観が多様化する時代にあって、それぞれの国や地域の文化と個性を理解し、人の繋がりを生む「飲み物の力」を丁寧に伝え続けることを自らの使命と考えています。

『ベストサービス・ホスピタリティ賞』

フランス料理【シェ・イノ】東京

「ベストサービス・ホスピタリティ賞」は、レストランや料理店において、その店の世界観を的確に伝える最終的な接点として、お客様に寛ぎと深い感動の記憶を残すサービスを展開されている方に贈られます。

    フランス料理【シェ・イノ】

    「本当に嬉しく存じます、34年長きに渡って【シェ・イノ】にいらしてくださるお客様に感謝申し上げます。サービスというかたちは無形ですが、とにかく心に響くサービスを。天候にかかわらず足を運んで下さるお客様に感謝です。この賞は昨日までの自分たちのご褒美、そしてまた明日から0のスタートです」
    サービススタッフの所作には、「フランスのレストラン文化を体現した空間と一体となったサービスがあって、初めてレストランの完成形が見える」という井上氏の教えが生きています。スタッフ全員でレストランの理念を共有し、お客様に笑顔と幸福を届け、心と身体を豊かに、「お客様と社員の幸福から生まれる企業価値を高めたい」と、より良いサービスの提供を追求し続けています。

『トラディション賞』

飯尾 彰浩氏
「飯尾醸造」京都

「トラディション賞」は、土地が育んできた伝統文を守り、時に挑戦を試み、次世代へつなぐ知識と技をたゆまぬ努力で磨き続ける職人または料理人に贈られます。

    トラディション賞、飯尾 彰浩氏、飯尾醸造

    「私の祖父である3代目が、農薬を使わないお米からお酢をつくることを始めました。今は契約農家さんと一緒になって米酢と赤酢をつくっています。料理の中で黒子ではありますが、その黒子に光をあてて頂いたゴ・エ・ミヨの皆さまへ感謝。ぜひみなさん、丹後へお越し頂けたらと思います」
    日本の食文化の一つである麹づくりに基づく、酢の古式製法の認知と価値の向上を図りつつ、経営理念に「モテるお酢屋」を掲げ、顧客はもちろん契約農家や地域からも必要とされる経営を実践しています。

『イノベーション賞』

「伊達前鮨プロジェクト」宮城

「イノベーション賞」は、⾃身のキャリア、料理哲学、コンセプトなどにおいて挑戦することを選び、新たな切り口で取り組む料理人・職人・生産者に贈られます。

    伊達前鮨プロジェクト

    「3/11、我々は法人登録をしました。決意の現れです。……漁師、仲卸、料理人全ての力を合わせて、この地でしかできない最高の一貫を僕たちはつくります。」
    これまで東京の市場に送り出していた最良の鮨種を地元で握り、東京の人に、宮城へ来てもらう。宮城の海と生産者が積み上げてきた食材や技術をアップデートし、鮨を通して地域のストーリーを作り上げています。

『テロワール賞』

萩原 貴幸氏
日本料理【日本料理 柚木元】長野

松尾 直幹氏
フランス料理【ラルブル】東京

「テロワール賞」は、土地の風土や食材、育まれてきた文化を尊重しつつ、食材または料理を通じて独自の挑戦を試みている生産者または料理人に贈られます。

    テロワール賞

    写真左から順に、萩原 貴幸氏、松尾 直幹氏
    【日本料理 柚木元】萩原 貴幸氏:「父の代からお店をやっております。私も実家に戻り、15年ほど前から食事を目的に来てもらいたいという思いで取り組んで参りました。この賞を励みに、(足を運ぶ)距離に負けず頑張っていきたいです」
    南信州の食材や文化を大切に、「ここでしか味わえない時間を届ける」ことに力を注ぎ、全国から食通が駆けつける名店に育て上げています。萩原氏は、食事だけでなく、地域の魅力や人の繋がりも含めて体験してもらうことが自身の役割であると考え、南信州のテロワールを発信し続けています。

    【ラルブル】松尾 直幹氏:「同じ志で歩んでくれているスタッフ、家族、生産者の皆さまへ感謝です。……今後100年200年と続く料理を作っていけたらと思います」
    奥多摩から太平洋の小笠原諸島まで、東京都の変化に富んだ風土から生み出される食材を活かし、「東京ガストロノミー」を提唱しています。松尾氏は、現代の東京ではなく、古くから伝わるモノ作りや食文化を【ラルブル】のフィルターを通して伝え、「レストランを通して、感動と学びを提供し、この地域、そして東京から必要とされる存在になること」を目指しています。

~授賞式&ガラパーティーの様子を一部ご紹介~

    ゴ・エ・ミヨ

▽「動画」でも当日の様子をご紹介中!ページ一番下をご覧ください▽

『ゴ・エ・ミヨ 2025』評価「5トック」レストラン

『ゴ・エ・ミヨ 2026』において、最高評価となる「5トック」を獲得したお店は581店舗中、3店舗でした。

『ゴ・エ・ミヨ 2024』評価「4トック」レストラン

高評価となる「4トック」を獲得したお店は46軒。2025年版と比べて1軒増えました。

東京エリア

【鮨 一幸】

住所:東京都中央区銀座5-11-12 日総第26ビル 3F
アクセス:銀座駅 A1出口より徒歩4分、東銀座駅 A1出口より徒歩2分

予約カレンダー
カレンダーで他の日を見る

関西エリア

【飯田】

電話:075-231-6355
住所:京都府京都市中京区姉小路富小路西入ル南側

【浜作 新本店】

電話:075-561-0330
住所:京都市中京区新町通六角下ル六角町360


その他のエリア

【ツシミ】

住所:山梨県韮崎市
アクセス:JR韮崎駅から車で10分

予約カレンダー
  • 今日
  • 4/1
    (水)
  • 4/2
    (木)
  • 4/3
    (金)
  • 4/4
    (土)
  • 4/5
    (日)
  • 4/6
    (月)
カレンダーで他の日を見る
View this post on Instagram

この記事を作った人

ヒトサラ編集部

この記事に関連するエリア・タグ

編集部ピックアップ

週間ランキング(3/24~3/30)

エリアから探す