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更新日:2023.07.12デート・会食

雲丹ラバー刮目! 驚異の雲丹尽くし鮨が期間限定で誕生│白金高輪【鮨 無何有】

自然のままで無作為に喉が唸るような鮨を提供したい、そんな思いから誕生した白金高輪【鮨 無何有(すし むかう)】。上海・香港・アメリカを渡り歩きセレブたちを虜にしてきた、大山武雄大将の広い経験は世界基準。そんな海外でも高い評価を集めた大将が人気の雲丹インスタグラマー・なり雲丹(@nariuni222)とタッグを組んで『雲丹尽くし』のコースをつくったという情報をキャッチ。早速お伺いしてきました。

雲丹ラバー刮目! 驚異の雲丹尽くし鮨が期間限定で誕生│白金高輪【鮨 無何有】

「鮨 無何有×なり雲丹」特別企画。雲丹ラバーに捧げる季節限定『無可ウニコース』

「ウニの豊かな味わいを引き出す本格的な鮨コースを提供する」をコンセプトにウニをはじめ、使用する食材すべてにこだわり、上海・香港・アメリカなど舌の肥えたゲストをうならせてきた高い技術と知見を誇る【鮨 無何有】大山大将。

そして唯一ウニを求め、ウニ愛溢れる投稿でSNS界隈の雲丹ラバーたちから圧倒的な支持を受ける雲丹スタグラマーなり雲丹氏。双方の情熱と愛情が注ぎ込まれた『無何ウニ』コースが誕生しました。

    バフンウニ、ムラサキウニ、赤ウニ等、北海道や青森、岩手など日本全国から厳選された5種類の雲丹を贅沢に

    バフンウニ、ムラサキウニ、赤ウニ等、北海道や青森、岩手など日本全国から厳選された5種類の雲丹を贅沢に

採算度外視、原価上等。取材中にそんな言葉が聞こえてきたコースは、「雲丹ラバーに楽しんでもらいたい」その一心で試行錯誤を重ねた“唯一ウニ”の特別企画。あまりに特別が故に開催日も座席数も限定のプレミアムコースとなっています。

気になる予約方法は記事の最後で公開しますので、本記事でしっかり予習をして誰も見たこともないウニの狂宴に備えてください。

    上海・香港・アメリカと世界中のセレブに鮨を握ってきた【鮨 無何有】大山武雄大将

    上海・香港・アメリカと世界中のセレブに鮨を握ってきた【鮨 無何有】大山武雄大将

そんな『無何ウニ』コースについて【鮨 無何有】大山大将と、雲丹スタグラマー・なり雲丹氏に意気込みを伺いました。

大山大将

大山大将

今回、雲丹を最高の状態にする為に、旨みを引き出す「風干し」、甘味を最大限に持ってくる「塩漬け熟成」、鰹と昆布のだしが効いた冷製パスタや天ぷら、蕎麦などあらゆる調理法を用いて、それぞれの雲丹の特性を活かし、引き立てることを重要視しました。他にはない渾身の『無何ウニ』コース、是非楽しんでいただけたらと思います!

なり雲丹氏

なり雲丹氏

雲丹は7・8月が一番豊富でおいしい旬のシーズン。そんな時期は雲丹好きとして思う存分雲丹を味わえる店に出合いたいもの。しかし、希少価値の高い雲丹はどこの店でも仕入れられる訳ではなく、高級なネタでもあるため、中価格帯で色々な雲丹を楽しめる鮨屋は多くありません。

そんな中、「こんな雲丹推しコースがこんな価格であったらいいな」という想いで【鮨 無何有】さんとコラボ企画を進め、願いが実現。ネタの内容や流れなど、検討と試食を重ね構想から約3か月かけ完成。多彩な経験を持つ大山大将の独創的なアイデアも活かされており、雲丹ラバー歓喜の仕上がりになりました。

この貴重な機会に「映えて美味い“唯一ウニ”のコース」是非お楽しみあれ。

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雲丹に始まり、雲丹に終わる。驚愕コースの全貌とは?

雲丹ラバー歓喜の『無何ウニ』コースの全貌、気になりますよね? 期間限定だからこそ実現した採算度外視、唯一ウニにまみれるの悶絶コースの全貌をご紹介します。

まずは、挨拶代わりの一品目『和のだしで茹でた雲丹パスタ』。冷製のカッペリーニ仕立てのこちらは素麺のような喉ごしに濃厚な「バフンウニ」をたっぷりとライドオン。

    『和のだしで茹でた雲丹パスタ』

    『和のだしで茹でた雲丹パスタ』

北海道を代表するウニ卸、小川商店の生バフンウニを贅沢に握りで。大将から手渡される握りは繊細なバランス、一口で頬張りたい。

  • しゃりとウニの比率がほぼ一緒

    しゃりとウニの比率がほぼ一緒

  • 北海道・利尻産の「小川の生うに」使用

    北海道・利尻産の「小川の生うに」使用

岩手県広野町・北三陸ファクトリー「ウニ牧場」から。たっぷりの昆布を食べさせることでパンパンに身が詰まるほどに飼育された「殻付きウニ」にはしゃり玉を入れてウニ丼仕様に。

    パンパンに身の詰まった殻付きウニ+一口大のしゃり玉=『殻付きウニ丼』

    パンパンに身の詰まった殻付きウニ+一口大のしゃり玉=『殻付きウニ丼』

長崎県五島列島の剣先イカに、青森産のムラサキウニをのせた握りは食感の違いとムラサキウニの香りを楽しむ計算され尽くした逸品。

    剣先イカの歯ごたえととろけるムラサキウニのマリアージュ

    剣先イカの歯ごたえととろけるムラサキウニのマリアージュ

中トロとムラサキウニの巻物は【鮨 無何有】のスペシャリテともいえる逸品。そのスペシャリテがコースの中盤にさらっと出てくる『無何ウニ』コース恐るべし。

    【鮨 無何有】のスペシャリテ、中トロとムラサキウニの巻物

    【鮨 無何有】のスペシャリテ、中トロとムラサキウニの巻物

ここまでで、ようやく中盤戦に差し掛かったところといった充実の『無何ウニ』コース。大山大将曰く「ウニだけでコースを構成することも考えたがやはり、バランスがあってこそウニがより引き立っておいしく食べて貰えるのではないか」とのこと。実はウニ以外にも最高のメニュー達が共演しているのです。

  • 三重県産の鰹は肉厚でねっとりとした食感が特徴

    三重県産の鰹は肉厚でねっとりとした食感が特徴

  • お口直し?の薬膳スープは福岡県宗像産のスッポンの身とエキスがたっぷりと

    お口直し?の薬膳スープは福岡県宗像産のスッポンの身とエキスがたっぷりと

  • ねっとりとした食感が特徴のすじこ軍艦

    ねっとりとした食感が特徴のすじこ軍艦

  • 山口県萩産の鯵は軽やかな握りで。なぜか安心します(笑)

    山口県萩産の鯵は軽やかな握りで。なぜか安心します(笑)

    「中休みのツマミにどうぞ」と添えられたのはウニ(笑)

    「中休みのツマミにどうぞ」と添えられたのはウニ(笑)

ご覧のとおり、このコース本当にとんでもない量のウニが出てきます。筆者は2か月分くらいのプリン体を摂取したのではないかと思われます。ただ、これだけで終わらないのが『無何ウニ』コース。驚愕の後半戦へ続きます。

そろそろ後半戦と思った矢先に、何やら大量のウニをのせて不敵な笑みを浮かべた職人さんが、ドヤ顔で迫ってきます。これ、この後使うんですよね。。。

    不敵な笑みを浮かべて大量のウニの写真を撮れと迫ってきます。

    不敵な笑みを浮かべて大量のウニの写真を撮れと迫ってきます。

    「太刀魚の天ぷらをどうぞ、違いを楽しんでください」と言って供された逸品がこのビジュアル。片方に何かのってます(笑)

    「太刀魚の天ぷらをどうぞ、違いを楽しんでください」と言って供された逸品がこのビジュアル。片方に何かのってます(笑)

  • ここにきて、ようやく登場した鮪の赤身になぜか安心感を覚えます

    ここにきて、ようやく登場した鮪の赤身になぜか安心感を覚えます

  • ここ鮨屋だったと思いださせてくれる小肌

    ここ鮨屋だったと思いださせてくれる小肌

  • 鮮やかな色合い、流線形が美しいフォルムの車海老

    鮮やかな色合い、流線形が美しいフォルムの車海老

  • 梅の代わりに鮪の血合い節の酸味を効かせたかっぱ巻。キュウリの芯の甘い部分だけを使用した逸品

    梅の代わりに鮪の血合い節の酸味を効かせたかっぱ巻。キュウリの芯の甘い部分だけを使用した逸品

ここまでご覧いただいた読者のみなさまはお気付きだろうか……、ウニコースなのに、軍艦が一度も出てきてないことを。ラスボスは超弩級のウニ軍艦。北海道美国町のムラサキウニとバフンウニを1日半かけて水抜きした色合いは鮮やか。先ほどドヤ顔で見せられたウニがここで登場。

    この大きさと重量感を伝えたいがために縦型写真を採用しました。

    この大きさと重量感を伝えたいがために縦型写真を採用しました。

これでもかと、盛り付けた軍艦の最初の感想は「重っ」でした。軍艦でここまで重みを感じたことを生涯忘れることはないでしょう。そしてこれまた見たことがない2色のフォルムも見逃せません。いわゆるウニを一番オーソドックスに食べる手段である軍艦を、ここまで未体験の逸品に仕上げてきた大山大将となり雲丹氏。本気で怖いんですけど。

怒涛のウニコースも、このラスボス級の軍艦でフィニッシュかと思いきや。これで終わらせてくれません。最後の〆は『ウニ蕎麦』です、ちなみにこちらも2色のウニが軍艦同様大量に盛り付けられています。麺に始まり麺に終わる、これが『無何ウニ』コースの全貌です。

雲丹ラバー歓喜、痛風不可避の特別企画、早くも予約殺到中とのことなので、気になる人は急いで予約することをオススメします。

    最後は『ウニ蕎麦』で粋に〆る<br />

    最後は『ウニ蕎麦』で粋に〆る

開催日と予約方法

気になる【鮨 無何有×なり雲丹】特別企画の『無何ウニ』は、採算度外視という背景からさすがに開催日も人数も限定されたスペシャル仕様です。

<開催日時>
7月13日(木)、7月14日(金)、7月27日(木)、7月28日(金)
8月10日(木)、8月11日(金)、8月12日(土)、8月24日(木)、8月25日(金)、8月26日(土)
18時30分一斉スタート
おひとり様22,000円(税込)ドリンク別

<予約>
予約方法はヒトサラのネット予約もしくは電話にて受付
※ヒトサラからの予約限定コースとなります。

この記事を作った人

取材・文/寺見 将吾(ヒトサラ編集部)

B級グルメをこよなく愛し100%外食で過ごす生活を続ける。人生残り何回食事できるかをカウントダウンしながら生きています。大分県出身・42歳(独身)

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