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更新日:2017.06.09デート・会食 連載

【接待/会食】案内状・お礼状のテンプレート <できる大人の食事のマナーvol.2>

接待や会食、お食事会などのご案内の際、目上の方や重役をお誘いする際は気を使いますよね。今回は、コピーしてそのまま使える、案内文・お礼状のメール文例をご紹介。書き方が難しいと頭を悩ませるのは、今日までです。

【接待/会食】案内状・お礼状のテンプレート <できる大人の食事のマナーvol.2>

[vol.2 案内メール・お礼メール]

1.案内メールの書き方

 ビジネスの場において、誰かを食事に誘う機会は意外と多いものです。そこで、どういう案内メールやお礼メールを出せばいいのか、例文を紹介します。準備ができたら早めに以下のようなメールを送りましょう。

日程と場所が決まっていない場合

▼件名
【お食事会の日程の件】◯◯商事の◯◯と申します

▼本文
株式会社◯◯
◯◯様

拝啓 貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
◯◯商事の◯◯と申します。

弊社、事業部長の◯◯より言付かりまして、
お食事会のお誘いの連絡をさせていただきました。

つきましては、来週◯月◯日以降でご都合の良い日程を教えていただきたく存じます。
恐れ入りますが、2~3日ほど候補日をいただけますと幸いです。

ご多用のところ大変恐縮ではございますが、日程調整のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

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日程と場所が決まった会場に招待する場合

▼件名
【お食事会の日程の件】◯◯商事の○○と申します

▼本文
株式会社◯◯
◯◯様

拝啓 貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
◯◯商事の◯◯と申します。

この度、日頃の感謝を込めまして、
下記の日程にてお食事会へご招待したく存じます。

ご多用のところ大変恐縮ではございますが、
◯◯様に是非ご出席いただきたく、お待ち申し上げております。

何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

――――――――――記――――――――――

日時:平成◯◯年◯◯月◯◯日(◯)
   ◯◯時~◯◯時
場所:〒◯◯◯-◯◯◯◯
   東京都◯◯区◯◯◯◯◯
   (添付の地図をご参照ください)
連絡先:◯◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯(担当:◯◯)

―――――――――――――――――――――


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ワンポイントアドバイス

 メールには、会場の地図を添付するとよいでしょう。地図でもわかりづらい場合は、駅からのルート説明を入れるとより丁寧な印象を与えます。万が一の場合にも即座に対応できるよう、担当者の電話番号も記載しておきましょう。

2.お礼メールの書き方

 食事会の後は、お礼メールを送るのもビジネスマナーの1つ。当たり前のことなのですが、感謝の気持ちを相手に伝えることで自分の印象もよくなります。接待内容や心遣いに対して、礼儀正しく感謝を伝えましょう。

接待した側

▼件名
お食事会の御礼

▼本文
株式会社◯◯
◯◯様

平素より大変お世話になっております。
◯◯商事の◯◯でございます。

昨日はお忙しい中お付き合いくださいまして、誠にありがとうございました。
◯◯様と楽しい時間を過ごし、時が経つのも忘れるほどでした。
また、◯◯のお話など貴重なお話を伺うことができ、大変勉強になりました。
今後ともご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

取り急ぎお礼を申し上げたく、メールにて失礼致します。
またご一緒いただける日を楽しみしております。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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接待された側

▼件名
お食事会の御礼

▼本文
株式会社◯◯
◯◯様

平素より大変お世話になっております。
◯◯商事の◯◯でございます。

昨日はお招きいただきまして誠にありがとうございました。
とても雰囲気のいいお店で、美味しい料理を堪能させていただきました。
特にしめ鯖と日本酒は絶品でした。
思いがけずご馳走になってしまい、恐縮です。
機会がございましたら、ぜひお返しなどさせていただきたく存じます。

今後とも何卒よろしくお願い致します。
取り急ぎお礼まで。

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ワンポイントアドバイス

 相手側からお礼メールが届いたら、すみやかに返信を。いただいたメールに返信する際は「Re:」をつけましょう。返信のメールか新規のメールかがひと目でわかるからです。そしてシンプルかつわかりやすい内容を心がけることが大事です。

ここで差がつく! 案内メール、お礼メールのマナー

まとめ

 しっかり感謝を伝えることが、末永い関係性を築くポイントです。お礼メールは必ず送りましょう。そして大事なのは送るタイミングです。時間が経ってしまうと、受け取った相手の喜びも小さくなってしまいます。
 次回のvol.3は、座席の配置によって判断が難しい「上座・下座のマナー」について学んでいきましょう。

「できる大人の食事のマナー」

この記事を作った人

ヒトサラ編集部

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