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更新日:2018.11.22食トレンド グルメラボ

あふれる創作性で注目を集める神戸【パネ ホ マレッタ】のパンの魅力

2017年にブーランジュリー激戦区の神戸にオープンした【パネ ホ マレッタ】。ミニマムなスペースに、一日に120種を続々と焼き上げるパンが並ぶ様に圧倒されます。

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経験値を生かした多彩な食材使いに魅了される

JR元町駅から徒歩5分の山手側に佇む【パネ ホ マレッタ】。扉をくぐると、水色の壁を背景に、中央の平台とカウンターに積み重なるように陳列されたパンが目に飛び込みます。いわゆるベーシックなパンがメインではなく、どれも好奇心をかきたてられるようなパンと副素材の組み合わせばかり。

    好きな言葉「誉(ほまれ)」をアレンジして店名に

そんな発想豊かなパンを手掛けるのは、オーナーブーランジェリエの西脇健介さん。専門学校で調理を学び、フランス料理店での修業を経て20代からパンの道へ進み、大阪の複数のブーランジュリーで経験を積みました。独立前にシェフを任されたお店が神戸だった縁で、自身の店も神戸に構えることに。

「パンの激戦区で、おいしいパンが多いエリア。それなら、自分が食べたいと思える、おもしろいもので勝負しようと思いました」。

    食材の組み合わせが新鮮なサンドイッチ類。『ビーフパストラミ×カマンベール×シャインマスカットのサンド』340円、『かつサンド』350円(ともに税抜)

サンドイッチもあえて食パンを使わず、歯切れのいいパンに切り込みを入れて個性的な具材を挟んでいます。例えば取材日に並んでいた、『ビーフパストラミ×カマンベール×シャインマスカットのサンド』はフルーツ使いが絶妙。隣に並ぶ『かつサンド』は大葉としば漬けを合わせて和テイストにするなど、選ぶ時間も楽しむことができるラインナップです。

アレンジを効かせた天然酵母や製法に注目

「よく惣菜パン屋さんと思われるんですが、実は一番味わってもらいたいのは生地なんです」と西脇シェフ。

噛みしめるタイプのしっかりとしたハード系よりは、サクッと歯切れのいいセミハード生地を目指してこれまでも製法を試行錯誤してきたとのこと。長いときは30時間発酵させるのに加えて、いわゆるパン作りのセオリーとは異なるアレンジも施しているのが独特な食感の魅力につながっています。

    素材合わせ同様、生地にも個性が感じられる

また、パンづくりの要となる天然酵母は、イチゴ、ラズベリー、ブドウ、リンゴ、オレンジ、栗などの複数のブレンドを継ぎ足しているそう。ほお張ったときの香りのよさも、そんなオリジナルの工夫が生み出していました。

シェフが力を入れるこの3ジャンルをチェック

とくに人気で一日中焼き続けているというメニューをご紹介します。

    この日は『ダマンド宇治抹茶』230円(税抜)などが登場

まずは、クロワッサンダマンド。全10数種あるレシピから、取材時は抹茶やマロンが主役のものが並びました。中にクリームを入れたときに生地が水分を吸うことも考慮して、一般的なクロワッサンより層の数を減らしているのが特徴です。生地の空間が広がることで、ざっくりとした食感が楽しめる一品。

    定番はもちろん、フレンチのアメリケーヌソースを使ったクロックムッシュも魅力

2つ目はクロックムッシュです。ベシャメルソースがたっぷりサンドされたクロックムッシュにも、甲殻類のうま味が食欲をそそるアメリケーヌソースを使ったものや、バジルを使ったものがこちらならでは。

    ドッグ系は表面をバーナーで炙って、香ばしく仕上げます

そして、3つ目がホットドッグのスタイルをベースにアレンジを効かせたもの。この日はソーセージに空豆やきのこなどを合わせたタイプが登場。ボリュームはあるものの、歯切れがよく食べやすさも考えて焼かれたパンが魅力です。

これら3種のパンは、「一日焼き続けています」とのことなので、どんなメニューに出会えるかを楽しみに向かってみませんか。

【パネ ホ マレッタ】

電話:078-954-8255
住所:兵庫県神戸市中央区下山手通5-1-1 興栄ビル1-D
アクセス:JR「元町」駅より徒歩5分
営業:8:00~19:00(売切れ次第終了)
定休日:月曜

この記事を作った人

取材/シキタリエ(Pavlova)

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