東京で一度は食べるべきカレー10皿+おまけの1皿 | ヒトサラ Bグルマン部
“B級グルメ美食家”たちが集い、愛するお店を熱く語る「ヒトサラ Bグルマン部」。今回のテーマは、東京で一度は食べるべき「カレー」10皿です! ヒトサラ編集部カレー担当が、東京に数あるカレー店の中から10店舗を厳選してみました!
Bグルマン部 今回のテーマ
「東京で一度は食べるべきカレー10皿」
どうも、チャリで都内のカレー屋巡りをするのが日課の「ヒトサラ Bグルマン部」カレー担当の関口です。
東京には星の数ほどカレーの名店が存在します。今回のテーマは非情にもその中から10軒を選ぶというもの。泣く泣く削ってしまったお店もありますが、厳選してみましたので、あなたが今「外さない絶品のカレーを食べたい!」と思っているのなら、ぜひ参考にしてみてください!
1.魯珈(ロカ)/大久保
『魯珈プレート』950円(税込) ※組み合わせるカレーによって値段変動あり
3時間ほど並ぶこともある大久保の行列店(記帳制)。女性店主がたったひとりでテキパキと、調理場、ホール、店外の行列のケアまでしている姿に毎回驚かされます。カレーは定番3種と、日によって変わる限定カレーの計4種。定番の中でも人気の『ラムカレー(ビンダル風)』は、ジューシーな羊肉の旨味がスパイスとともに口の中に広がり、クセになります!
看板メニューである『魯珈プレート』は、お好きなカレー1種と、台湾料理の豚ばら煮込みかけご飯「魯肉飯(ルーローハン)」がセットになったメニュー。シナモンと八角が香り、旨味が広がる魯肉飯は、必食! 初めて訪れるなら、まずは絶対に『魯珈プレート』を頼んでください!
2.コチンニヴァース/西新宿五丁目
『エメラルド フィッシュカリー』1,450円(税込)、『レモンライス』880円(税込)
店構えは、一見すると住宅街の民家。最寄り駅は「新宿五丁目」というマイナーな駅ですが、インド人シェフがつくる本場の味を求め、人々が集まる名店です。あまりなじみのないインド料理のメニュー名の数々に最初は戸惑いますが、食べてみると、どれも初めて出会う味でありながら日本人ウケする味なのが不思議。どのメニューも本当においしいです!
おすすめのカレーは、フィッシュカレーにほうれん草ソースとチーズをかけた『エメラルドフィッシュカリー』。魚の旨味を何倍にも膨らませるスパイスと、その旨味が染み出たカレーは絶品です。ライスは『レモンライス』がおすすめ。口に入れると爽やかなレモンの酸味がターメリックと絡んで、凝縮された旨味に変わります!
【コチンニヴァース (COCHIN NIVAS)】
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電話:03-5388-4150
住所:東京都新宿区西新宿5-9-17 1F
アクセス:都営地下鉄[大江戸線] 西新宿五丁目駅店舗詳細はこちら >
3.トマト/荻窪
『仔牛のミルクカレー』1,950円
昔ながらの「欧風カレー」を極め続けて約40年。オーブンでこまめに焼きながら、何度もこしながら、じっくりと何日も手間暇をかけてつくるカレーはここでしか食べれない一級品。提供できる数に限りがあり、オープン前に並んでいる人たちまでで売り切れてしまうので、確実に食べたい場合はかなり早めに行きましょう。
是非食べて欲しいのは、とっても濃厚でマイルドな『仔牛のミルクカレー』。口に入れれば、舌がとろけてなくなってしまうんじゃないかと思うぐらい打ち砕かれ、笑顔が止まりません。ほかにも、牛タンがトロトロになるまで6時間も煮込んだ『ビーフタンカレー』や、海老の旨味がギャンギャンに出た『海老カレー』など、どのカレーも本当においしいです。
4.吉田カレー/荻窪
『甘口&辛口MIX、豚+チーズ+中華アチャール』1,750円(税込)
半分しかシャッターが開いていない入口、店内にベタベタと貼ってある「鋼鉄のおきて」なる注意書き、そしておきてを守らないとカレーを出してもらえないという、なんともハードコアなお店。それでも、ここでしか食べられない味を求めて人々が行列をなす名店です。
カレーは野菜と果物をベースにつくられているので、辛い中にも甘味がしっかりと感じられ、後から爽やかな香りが広がります。そこにトッピングで味を足していくのが【吉田カレー】のスタイル。大きいのにスプーンでほぐせるほど柔らかい『豚』や、フルーティーな香りのカレーと意外にも共鳴する『納豆』などがおすすめ。以前、詳しい記事も書いたので気になった方は読んでみてください。
5.ムルギー/渋谷
『玉子入りムルギーカリー』1,050円(税込)
渋谷・道玄坂のディープなエリアにある、昭和26年創業の老舗。重厚感ある扉を開けると、純喫茶のような内観が広がります。……しかしながら、ここで食べられるのは店の雰囲気に似合わないポップな見た目のカレー。
おすすめの『玉子入りムルギーカリー』は、その笑える見た目と、なぜかふと食べたくなる中毒性があります。味は欧風で程よくスパイシー。後味にほのかに酸味と苦みが感じられ、スプーンが進みます。辛くなってきたら、お好みでついてくるチャツネでブレイク。甘酸っぱく渋みがあるその味で口の中をリセットしたら、またカレーを口に運ぶという無限ループが生まれます!
6.草枕/新宿御苑前
『なすトマトチキンカレー』1,000円(税込)
【草枕】のカレーにはすりおろした玉ねぎがたっぷり入っていて、これがクセになります。おすすめは『なすトマトチキン』。舌に絡みつく玉ねぎの旨味、そこに深みのあるスパイスがガツンと効いて、後味はキレがよくさっぱり。素揚げされたナスは香ばしく、プチトマトは口の中で潰すと「プチッ、ジュワー」と明るい酸味が口内に広がります。
新宿御苑の隣にあるので、晴れた日はカレーを食べた後に御苑でお散歩というのもおすすめです。詳しくは下記の記事で紹介しているので、気になった方は読んでみてください。
7.カッチャルバッチャル/新大塚
『バターチキンカレー』1,080円(税込)、『チーズクルチャ』600円(税込)
夜のみの営業で、お酒も飲める、新大塚のスパイス料理店。カレーはもちろん、サイドメニューもおいしく、はずれがありません! のびるチーズのナン『チーズクルチャ』や、香りよくスパイシーな『チャイ』など、女性ウケのいいメニューも多いので、女子だけでのカレー飲みや、カジュアルなデートにも使えます。
おすすめの『バターチキンカレー』は、濃厚な甘さの中に旨味と深いスパイスを感じるカレー。冬限定の『白い牡蠣のカレー』も、牡蠣の旨味がたっぷりと染み出た最高のカレーです! 人気店なので、予約をお忘れなく。
【カッチャル バッチャル】
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電話:03-5954-5551
住所:豊島区南大塚3-2-10 林ビル 2F
店舗詳細はこちら >
8.ロダン/八丁堀
『ロースカツカレー』1,000円
八丁堀のビル群にぽつんとあるお店。カシューナッツソースの模様が描かれた、おしゃれなカレーが名物で、スパイスの香りが深いが、辛くない欧風タイプのカレーです。
程よい厚さのカツはサックリ揚げてあり、オーブンで焼かれたじゃがいもは香ばしい。燻製玉子も素晴らしいアクセントになっていて、単品で食べてもおいしいのですが、カレーと一緒に食べると燻製の風味がプラスされたカレーになり、深みが増します。
9.and CURRY/新代田
カレーは日替わり。この日は『えだまめチキンカレー』と『みそキーマ』のあいがけ1,300円(税込)に、『たまごのアチャール』100円(税込)をトッピング
週2日しか営業しない幻のカレー屋。女性店主がつくる、優しい味の創作系カレーが食べられます。元々は「流しのカレー屋」として、イベントでの出店や、ほかの飲食店での間借り営業からスタートし、ついに実店舗を構えたのがここ【and CURRY】です。
カレーは日替わり3種を提供。枝豆や味噌、昆布、オクラなどが入っていたりと、意外な組み合わせが楽しめます。写真の『えだまめチキンカレー』は、枝豆の食感が楽しく、ヨーグルトで漬け込んだ鶏肉の酸味に、塩昆布がぎゅっと味を引き締めます。おすすめは、カレーを2種選べる『あいがけ』。トッピング『たまごのアチャール』はマストです!
10.Good Luck CURRY/恵比寿
カレーは週替わり。この日は『花山椒と豚肉のキーマカレー』と『サバとモッツァレラのトマトカレー』の、あいがけカレーW 1,300円(税込)
ここ【グッドラックカリー】は、代官山の人気ビストロ【Ata】の系列店。本格フレンチシェフが本気で作ったカレーが食べられます。ビルの2階にあるお店で、ランチのピークの時間帯は1階まで行列ができるほどの人気です。
写真の『サバとモッツァレラのトマトカレー』は、サバの旨味がたっぷり感じられるカレー。トマトの酸味がスプーンを進め、サバの臭みも消してくれます。そこに、大き目に切られたやわらかなモッツアレラチーズが味をまとめる。付け合わせのじゃがいものピュレや、にんじんのマリネ、ココナッツのサンボルなど、一皿でいろんな味が楽しめるのも魅力です。カレー2種が食べられる『あいがけカレーW』がおすすめです!
(おまけ) ほそ島や/千駄ヶ谷
『カレー南蛮』850円(税込)
最後におまけの1店舗。将棋めしでも有名になった【ほそ島や】です。カレー屋ではなく蕎麦屋ですが、ここの出汁が効いた『カレー南蛮』は中毒性「強」。
ここの『カレー南蛮』は出汁の甘味だけでなく、ほんのりスパイシーさも併せもっているので、南蛮の濃厚な旨味と甘味が続いても飽きがこない! そして、とろみのあるカレーが麺にとても絡み、最後まで温かく食べられます。ちなみに、透き通ったスープの『中華そば』や、出汁が深い『親子丼』など、何を食べてもおいしいお店です。
バックナンバー
関口 潤(ヒトサラ編集部)
ママチャリで都内のカレー屋巡りをするのが日課の「ヒトサラ Bグルマン部」カレー担当。愛用のスマホケースからは染みついたカレーの匂いがほんのり香る。カレーを愛しカレーに愛され、カレーを中心とした生活を送る男。
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