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更新日:2017.02.27グルメラボ

風邪に負けるな! 風邪予防・引いてしまったあとに食べるといいもの

北風とともに風邪の季節がやってきました。風邪には早めの対策が肝心、ということで風邪を予防するのにオススメしたい食べ物、引いてしまったあとに食べるべきものをご紹介します。今年の冬は風邪に負けない体を目指しましょう。

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まずは敵を知る。意外と知らない風邪のしくみ

 風邪は鼻やのどなど上気道に微生物が感染して起こる急性炎症の総称で、正式名称は「風邪症候群」といいます。原因となる微生物のうち80~90%がウイルス。鼻、口、のどの内壁には、感染防御システムがあり、異物を運動によって外に出す繊毛、異物を付着させて守る粘液がウイルスを体外に排出しています。

 体がウイルスに感染すると、体は鼻水やたん、くしゃみで異物を排出し、炎症によってウイルスと戦うためにのどは腫れ、発熱します。これらが風邪の症状と呼ばれるものです。

体の免疫力を高めて風邪を予防する

 風邪は「引かない」ことがいちばん。ウイルスを攻撃する免疫力を低下させないことが大切です。そのためには、睡眠、栄養、適度な運動、ストレスを溜めず、規則正しい生活を心がける……のはわかっているけれど、なかなか難しいもの。そんなときは食べ物で効率よく免疫力をアップさせましょう。

 まずは免疫細胞の材料となる「たんぱく質」について。鶏肉は低カロリー低脂肪でたんぱく質を多く含みます。抗酸化作用の高いアミノ酸のカルノシンやアンセリンは鶏スープのなかに豊富に含まれます。水炊きや鶏鍋は野菜もたくさんとれて体もあたたまる、最強の免疫アップメニューです。

 整腸作用のあるヨーグルトもオススメ。免疫細胞の70%は腸に存在するといわれており、腸を元気にすることが免疫力向上につながります。冬は電子レンジで30~50秒ほどあたためて、シリアルやグラノーラにかけて朝食にどうぞ。野菜やくだものに含まれるファイトケミカルはすぐれた抗酸化作用を持ち、活性酸素から体を守り免疫を高めてくれます。

引いてしまったら、とにかく安静・保温・栄養が大切

 どんなに予防していても風邪を引いてしまうこともあります。引いたら早めの対策が吉。たっぷり睡眠をとり、あたたかくして安静にする、そして栄養のあるものを食べること、これに尽きます。

 定番のおかゆは消化もよく体をあたためてくれる、風邪の引き始めに最適なメニュー。トッピングには高い殺菌作用を持ち、のどの炎症も抑えてくれるショウガがオススメです。

 熱があるときは胃腸も弱りがちなので口にしやすい果物で水分とビタミンを補給しましょう。果物の中でもいちごはビタミンC含有量が抜群に多く、エネルギー産生に必要なビタミンB1や粘膜を強化するB2も豊富に含まれます。

 固形物を口にしたくない、なんてときには栄養ドリンクと同じ成分で構成される、江戸の知恵が生んだ「飲む点滴」甘酒をどうぞ。ビタミンB群やアミノ酸のほか、葉酸、オリゴ糖、食物繊維やブドウ糖などを豊富に含みます。

 風邪は身近な病気です。気をつけていても、疲労や寝不足で免疫力が低下し、風邪を引いてしまうこともあります。食事は日々の生活で手軽にできる風邪対策。風邪に効果のある食べ物を上手にとり入れ、冬を乗り越えましょう。

この記事を作った人

塩川千尋(フリーライター)

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